RIA(リッチインターネットアプリケーション)に関する世界観です。
RIAは、リッチインターネットアプリケーションの略で、HTMLだけでは実現できないようなリッチなインターフェースを持った、Webとインターネットを使った高度なアプリケーションのこと。
たとえば、Adobe Flexなどを使うことで、HTMLだけでは実現困難な「リッチなWebサービス」を作ることができる。
利用事例としては、たとえば動画や音声、テレビ配信やラジオ配信などにおいて、プラグインを用いて簡単に配信システムが作れたりする。
だが、HTML5により、HTMLの標準タグで動画や音声の配信ができるようになったため、今ではあまり流行していないところがある。
一部では、Flex/JavaFX/Silverlightを用いた動画や音声の配信サービスが今でも残っている。
HTML以上のインタラクティブな動画やアニメーションの作成をしようと思った時は、AdobeによるFlashが昔から良く使われる。
ファイル形式は.swfで、Adobe Flashプラグインがインストールされた環境で動作する。ブラウザの中で動作し、とても綺麗で豪華なWebサイトを作ることができる。
だが、最近は使用をあまり推奨しないようだ。Flexという、.swf形式によるリッチインターネットアプリケーションのフレームワークを使うこともできる。
FLASHを参照のこと。
Flashと同等の技術で、Java VMがインストールされた環境で、ブラウザ上で動作するJavaの実行環境。豪華なWebサイトというよりは、簡単なプログラミングによるグラフィックスを表示・実行させたい時に使われる。
JavaFXを参照のこと。
AdobeのFlashと同じ.swf形式で動作するリッチインターネットアプリケーション。HTMLだけでは実現のできない高度なインターネットアプリケーションを開発できる。
動作にはFlashが必要。
FLASHを参照のこと。
Javaによるリッチインターネットアプリケーション。動作にはJavaVMが必要。
最近のJava界では、今までPure Javaで長らく標準だったSwingをJavaFXが置き換えることが決まった。
JavaFXを参照のこと。
Microsoftによるリッチインターネットアプリケーション用のWebプラグイン。
WPFを参照のこと。