vsftpdに関する世界観です。
FTPサーバー。FTPは、ホームページのHTMLファイルをサーバーにアップロードする時などに、ファイルの転送のために使われるプロトコル。自前で自分のホームページの自宅サーバーを運営したいと考えているなら、FTPサーバーの立て方とFTPクライアントの使い方を知っておきたい。
vsftpdの設定ファイルは/etc/vsftpd/vsftpd.confにある。
ログインを許可しないユーザーは/etc/vsftpd/ftpusersに書く。ログは初期設定のままの場合/var/log/xferlogに出力される。
/etc/hosts.denyと/etc/hosts.allowでアクセスの制限と許可を行う。
/etc/hosts.denyの例:
vsftpd: ALL
/etc/hosts.allowの例:
vsftpd: 192.168.0.11
このようにすると、192.168.0.11以外はFTPサーバにアクセスできなくなる。
自宅サーバなどの場合、FTPサーバにアクセスできるホストを192.168.0.11だけにしたいならば、これで良い。
iptablesも参照のこと。
(FTPサーバvsftpdの導入 - Qiitaを参考に執筆しました。)
詳しくはさくらVPSでCentOS7 6.FTP接続 - Qiitaを参照のこと。
基本的にvsftpd.confは以下のようにし、chroot_listとuser_listにユーザー名(たとえばhoge)を追加する。
ユーザのホームディレクトリをルートに設定する。ただし、chroot_listに記載されたユーザーは例外とし、/var/www/htmlをルートにしたい場合はchroot_listにユーザー名を記述する。
chroot_local_user=YES chroot_list_enable=YES allow_writeable_chroot=YES chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list local_root=/var/www/html
次に、user_listに記述したユーザのみFTP接続を許可する。
userlist_enable=YES userlist_deny=NO userlist_file=/etc/vsftpd/user_list
そのほかにもたくさんの設定があるため、詳しくはさくらVPSでCentOS7 6.FTP接続 - Qiitaを参照のこと。