バーチャルホストに関する世界観です。WebサーバーやApacheも参照してください。
バーチャルホストを使うことで、マシンが一台しかなくても複数のWebサイト(あるいは別々のネットワークサービス)をそれぞれ別個のドメインで運用できる。
作られるのはネットワーク上の仮想的なホスト(ホストとはひとつひとつのマシンのこと)であるため、バーチャルホストと呼ばれる。
Apacheでバーチャルホストの設定をすることで、ディレクトリ/var/www/hoge.localhostを作った上で、hoge.localhostというドメインでApacheにアクセスが来ると、/var/www/hoge.localhost以下のファイルを閲覧できるようにすることができる。
Debian/Ubuntuの場合、Apacheのバーチャルホストの設定は、/etc/apache2/sites-available/hoge.localhostを作って、以下の設定をする。
<VirtualHost *.80> ServerName hoge.localhost DocumentRoot /var/www/hoge.localhost <Directory "/var/www/hoge.localhost"> AllowOverride All Allow from all </Directory> </VirtualHost>
設定したバーチャルホストは、a2ensiteコマンドで有効化する。
# a2ensite hoge.localhost
無効化するにはa2dissiteコマンドを使う。
そして、ApacheとMySQLを起動する。
/etc/hostsの編集(127.0.0.1 hoge.localhost)も忘れずに。
(パーフェクトPHP (PERFECT SERIES 3)を参考に執筆しました。)
Apacheも参照のこと。
DNSサーバも参照のこと。