量子コンピュータの世界観です。
今のコンピュータは、デジタル情報を「1」と「0」で計算しているが、量子力学では、光子に「1」と「0」を重ね合わせた状態を作ることができる。
このことを「量子ビット」と呼ぶ。
量子ビットでは、重ね合わせた量子ビットの演算を一括して処理することができるため、けた違いに計算速度が速い。
光コンピュータは、量子コンピュータの究極の形。
光コンピュータでは、波としても粒子としても両方のふるまいをもつ光子を使い、光子のスピンが左回りか右回りのどちらの自転か、という状態を利用する。
Googleによる53量子ビットの量子コンピュータ「Sycamore」が、現時点で世界で一番速いスーパーコンピュータ「Summit」でも計算に1万年かかる問題を、わずか3分20秒で解くことができたとのこと。
しかしながら、量子コンピュータに期待される複雑な処理を行うためには、100万量子ビットが必要であるらしい。
まだまだ道のりは遠いが、僕は量子コンピュータには本当に期待している。量子コンピュータは本物である。
僕は、今からの技術は「光と量子」ではないかと思います。
まず、量子暗号や量子コンピュータのような量子力学をベースにした技術が、形になるのではないかと思います。聞いたことがあるだけですが、量子テレポーテーションも面白そうです。
そして、宇宙においてもっとも速いものは光です。この光の速度を使って、何か面白いインフラ技術が作れるのではないかと思います。
特に、量子コンピュータは、今までのコンピュータ技術の革新とは別次元です。この世界全てが変わるような「超高速のコンピュータ」が生まれるでしょう。
量子暗号については暗号を参照のこと。
量子力学については量子力学を参照のこと。