CLIP STUDIO PAINT

CLIP STUDIO PAINTとは

デザイナーやイラストレーターが好んで使うソフトウェアのひとつに、お絵描きソフトである「CLIP STUDIO PAINT」（略称はクリスタ）があります。

僕の通っている作業所でも、イラストが得意な方は、クリスタを使って絵をよく描かれています。

僕自身は、あまりクリスタを使った経験はないのですが、それでも作業所のパソコンにはインストールされていて、本格的なイラストを描く際に必ず使用します。

クリスタは使いやすいと評判ですし、日本のほとんどのデザイナーやイラストレーターは、クリスタを使って絵を描いていると思います。

ほかのデザインソフトとの違い

Photoshopはフォトレタッチに特化したソフトであり、Illustratorはベクター系のデザインソフトです。

イラストを描く際にはこれらのAdobe製品を使うよりも、よりイラスト描画のために特化した機能が必要となります。

それを提供するのがクリスタです。

クリスタを使うことで、写真でもベクター系のデザインでもなく、特にお絵描きやイラスト制作に特化した、そして「使いやすく絵が描ける」という機能を使うことができます。

クリスタの機能

クリスタはペンタブレットと相性がいいです。ペンタブレットを使って、まるで紙に絵を描くのと同じように絵が描けます。基本的にベジェ曲線を使わなければならないIllustratorよりも使いやすいです。

ですが、実際には、紙にまず下絵を描いた上で、その上からレイヤーを分けてクリスタで描く、という方法が多いと思います。

クリスタにはたくさんの機能がありますが、もっとも重要なのはレイヤーだと思います。下絵としてスキャンした画像のレイヤーを作った上で、その上のレイヤーとして絵（白黒の線画）を描き、その上にさらに色を付けるためのレイヤーや目の中のハイライトを作るためのレイヤーなどを作って、今描いているレイヤーを切り替えたり、レイヤーの表示・非表示を切り替えたりして絵を描きます。

僕はクリスタを使ったことがまるでないため、それ以上のことは知りません。ですが、デジタルCG作品を作るためには、必須のソフトウェアだと思います。