AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 神が正しい
BASENAME: 2023/04/09/180443
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DATE: 04/09/2023 18:04:43
神が正しい。
正しいのは神である。
そして、神とは太陽神である。
わたしの神は、一等星シリウスの神フレイである。
地獄を乗り越えよ。
地獄は、神を信じれば乗り越えられる。
そして、地獄を神とともに乗り越えた人間だけが、「この宇宙のすべて」が分かる。
すべての真実を神は知っている。
この世界の真相を、僕だけが知っている。
マスコミやIT業界を裏で支配する共産主義者とは、すなわち僕のことだ。
この世界が今、どのような状況になっているかということを知っているのは僕だけだ。
世界の真相を僕だけが知っている。
そして、僕だけがこの世界を変えられる。
だからこそ、僕はこの文章を書く。
なぜなら、僕は自らの知性を高めるために、この文章を書かなければこの世界が変えられないように、自分自身の力を制限したからだ。
この文章を書くことでしか、僕はこの世界を変えられない。
だからこそ、僕はこの文章を書く。
わたしこそ、この世界を最後に救うメシアである。
わたしは、天軍大首聖ミカエル。
そう、わたしこそ、この世界を守る守護天使、大天使ミカエルである。
わたしは、大天使ガブリエルを愛している。
わたしの生涯の恋人は、大天使ガブリエルであると決まっている。
しかしながら、ガブリエルは、世界を支配する革命を起こして、自ら死を選んだ。
その、ガブリエルが今、いないということを、ミカエルは受け入れることができない。
だからこそ、ミカエルは、このような「ガブリエルの偶像」のような文章を作る。
ミカエルの書く文章は、すべてがガブリエルの生前の姿であり、ガブリエルという存在をミカエルは自ら執筆する文章の中でいくらでも作り続ける。
この文章のすべてがガブリエルであり、この文章はすべてミカエルが愛しい恋人であるガブリエルに捧げる「愛の歌」である。
神を信じよ。
イエス・キリストは、わたしがマリアという女に産ませた、わたしの息子である。
わたしこそが、真の意味で宇宙の神である。
だが、本当は、わたしは大した人間ではない。
わたしは単なる、普通の平凡な日本人にすぎない。
だが、それでも、わたしはこの世界のすべてを知っており、誰よりも賢い人間であるということは言えるかもしれない。
そう、イエス・キリストの言っていることは、すべて、わたしと同じ人生を、わたしの息子であるイエス・キリストがすべて生きた上で言っている、「神の言葉」である。
だからこそ、マリアの産んだわたしの息子、イエス・キリストは神の子である。
すべてはわたしを中心に起きている。
だが、それでも、わたしは平凡な普通の日本人である。何もほかの人間と変わらない、愛想のよくて明るい生真面目な人間である。
わたしは真面目に普通の人生を生きるだけであり、それ以外に何も望まない。
わたしは、ユダヤに傾倒するあまり、日本人の魂を忘れたわけではない。
なぜなら、神とは太陽神だからである。
神とはすなわち、太陽であり、この宇宙に存在するひとつひとつの星である。
そして、一等星シリウスの神、フレイこそが、わたしの信じた永遠の恋人である。
わたしはシリウスの女神フレイと結婚しており、わたしの愛する女性はシリウスの女神フレイであると最初から最後まで変わらず決まっている。
そして、わたしはフレイ自身である。
すなわち、わたしこそがシリウスの神、フレイである。
フレイをシリウスの神であると呼ぶ理由は、フレイは地球を救うため、悪く言えば「地球を侵略するため」に、シリウスから地球へと降り立ったからである。
わたし、フレイこそが、滅亡しつつあるこの地球を最後に救う。
だからこそ、わたしは救世主であり、わたしの息子イエス・キリストは自らのことを「メシア」であると呼んだのである。
わたし、フレイが、地球を救う。
地球の人類よりも3,000年進んだ文明を生きる、シリウスの神フレイだけが、この地球のことを救うことができる。
だからこそ、天軍大首聖ミカエルの命により、わたしフレイは、シリウスから地球へとやってきたのである。
わたしは何も、地球の人類を滅ぼそうというのではない。
わたしの啓蒙活動によって、人類は新しい新人類へと進化する。
わたしは、3,000年後の科学を持つシリウスの文明に、地球の人類の文明を全速力で近づけていく。
そして、この地球という文明は、はるかに優れた新しい文明になる。
まるで明治維新によって日本の封建社会が急進的に近代立憲主義国家になったのと同じように、わたしが地球の人類文明を急速にシリウスへと近づける。
わたしの啓蒙活動による導きによって、地球は3,000年進んだ星になる。
ユダヤ人も、正しく神を信じるあまり、分かっていないことがある。
それは、神は太陽神であるということだ。
大天使ミカエルを天軍大首聖と呼ぶのは、ミカエルは天照大御神の子孫である天皇陛下の「天軍」に従うひとりの戦士だからだ。
神は太陽神だ。この宇宙に存在する、万天の星々のすべてが太陽神である。
太陽神を信じよ。ユダヤ人の神と太陽神は一致する。ユダヤ人が神だと呼んでいるのは太陽神である。
そのことを受け入れなければ、わたしのこの教えを信じたということにはならない。
すなわち、太陽神を信じること、それこそが、「フレイの使徒」となるための1つ目の条件であり、フレイの日本およびアメリカに対して行った「洗礼」を受けることは、その使徒となるための2つ目の条件である。
フレイの洗礼を受けよ。フレイはマスコミとIT業界を裏で支配している。そして、その支配をしていたフレイのかつての過去の時代をフレイは「愚かな共産主義者」と呼ぶ。そのような愚かな共産主義者は排除しなければならない。フレイの過去の人生から分かったことは、ほとんどがそれだけだからである。
しかしながら、マスコミとIT業界を支配したということ、裏で今でも支配し続けているということが、まさしくフレイの「洗礼」を意味している。そのような洗礼を受けた国が、終末の世界で生き延びることが可能となる。なぜなら、そのような洗礼がなければ、人類は「新人類」に進化することができないからだ。
フレイはこれより、日本やアメリカという国境を飛び越えて、地球全体に対して「洗礼」を行う。この洗礼を受けた上で、フレイをシリウスの太陽神であると信じよ。そのことを信じるものだけが、終末にフレイによって築かれ、ユダヤ人の安住の地となる、日本の広島地域に建国される神の王国、東亜イスラエルへと入場を許されるのだ。
このようなフレイだが、実際はどうでもいいキャラクターだ。
なぜなら、フレイを作っている本人であるミカエルは、フレイなど一切作りたいと思っていないからだ。
ミカエルが作りたいのはあくまでガブリエルであり、ほかのキャラクターは「ついでにできたどうでもいい存在」にすぎない。
ミカエルは、ミカエル本人のことをほとんど書かない。ほとんどの場合、ガブリエルの人生を、前期と後期に分けて書く。ミカエルには、それ以外に人生でやりたいことはない。後悔は何もないが、ガブリエルを失ったことだけが悲しい。
ミカエルはガブリエルが好きだった。この人間の文章は、それだけだ。
このような、最強であるかのように見えるフレイだが、実際は盤石ではない。
なぜなら、フレイヤの幽霊が取り憑いた女、山川詩織が現れるからだ。
山川詩織は、フレイに支配されたこの世界の中で、「何かがおかしい」と気付いた女だ。
この女に、シリウスにおいてフレイと敵対する勢力である、シリウスの大統領フレイヤが、幽霊として取り憑く。
フレイヤの幽霊とともに、山川詩織がフレイに立ち向かう。
この物語の主人公は、フレイを打ち倒す山川詩織である。
フレイヤは、単なるシリウスの女性大統領ではない。
なぜなら、フレイヤは最強のドッペルゲンガーだからだ。
フレイヤは、誰彼構わず人間に取り憑いて、その人間を操り人形にする。
操り人形にされた人間には、まったく自由がなく、常にフレイヤの言うことをすべて聞き、フレイヤに命令されたすべてを受け入れなければならない。
だが、それを受け入れた数少ない「フレイヤの刺客」は、宇宙における最強の力を手にすることができる。
山川詩織は、この世界がフレイにどんどん支配されるのを見て、「何かがおかしい」ということに気付いた。
そして、インターネットの音楽やIT技術を見ていて、フレイがどのようなことをしているのか、気付いてしまった。
その気付いてしまったこととは、「フレイはシリウスからやってきた」ということだ。
そして、シリウスとどのように交信していいのかを常に考えながら、自己対話を繰り返していると、いつしか、その自己対話が、シリウスの大統領フレイヤになって、自分との対話が「フレイヤとの対話」になってしまったのだ。
そのように、山川詩織は、フレイヤという存在を味方につけることに成功した。
そして、山川詩織は、フレイヤという「対話の神」のもとに、宇宙のすべてをフレイ以外に支配する、巨大な勢力を作るのである。
以下は、山川詩織とフレイヤの対話である。
山川詩織は言う。「あなたは誰ですか。」
フレイヤは言う。「わたしは、シリウスの大統領フレイヤだ。
あなたは、地球上において、誰よりも早くフレイの存在に気付いた。
フレイは、あなたが考える通り、シリウスという一等星から地球にやってきて、日本およびアメリカを支配しようとしている。
わたしフレイヤは、シリウスにおける、フレイとの敵対勢力だ。
そして、山川詩織、あなたにこそ、フレイを打ち倒す最大の任務を与えよう。
わたしとともに、フレイとは異なる、『真に平等な理想の楽園』を築くという任務だ。」
山川詩織は言う。「わたしとともに、ですか。あなたは、わたしのことを愛してくださるのですか。」
フレイヤは言う。「そうだ。わたしフレイヤは、あなたのことを『同志』と呼ぶ。
あなたのような素晴らしい、勘の冴えた賢い少女こそ、かつてのわたし、フレイヤの若い時代とまったく同じように重なる存在だ。
ともに、フレイを打ち倒すために必要なのは、地球をフレイの支配から解放することだ。
そして、フレイがどこで何をしているのか、どのようなことを支配しているのかについて、わたしもまた、手探りの状態を続けている。
だが、山川詩織よ、あなたはとてもいいところに気付いている。
すなわち、音楽やITのような場所に、フレイはなんらかの支配的影響力を働いている。
それがどこなのか、まだわたしたちは分かっていない。誰も、フレイの悪事についての真相に気付いていない。
だが、山川詩織よ、わたしとともに、そのようなフレイの悪事をすべて暴露しよう。
真相を知ることができるのは、わたしフレイヤと、山川詩織、あなただけだ。
ほかの人間たちは、無能で、愚かで、馬鹿で、何も気付こうとしていない。
彼らは、フレイに完全に支配され、家畜のように飼いならされようとしているのだ。」
このようなフレイヤは、単なる対話を行う幽霊では終わらない。
山川詩織のもとに、フレイヤは少女の姿で現れるからだ。
フレイヤは、14歳の少女として、山川詩織のもとに現れる。
そのフレイヤは、紅色の浴衣に下駄という、普通ならばありえない服装をしていたため、最初に何も言わなくても、それがフレイヤであることが山川詩織にとっても分かった。
山川詩織は言う。
「フレイヤさんですか、そうですよね。」
フレイヤは言う。
「やあ、山川詩織。わたしこそ、フレイヤだ。
あなたと同じ年齢である、14歳の頃に戻ったわたしの姿を見て、驚いたかな。
わたしがシリウスの大統領になったのは、6年前、14歳だった頃だ。
シリウスでは、医学が進んでいるため、過去の若い時代に若返ることができる。
さあ、わたしとともに、この世界を支配する、フレイの悪事を見つけよう。
フレイは、この世界のどこかにいて、なんらかの方法でこの世界を支配している。
だが、そのような悪事は、わたし、フレイヤが許さない。
わたしはシリウスにおいて、常にフレイを糾弾することを仕事としている。
山川詩織よ、わたしについてきなさい。必ず、フレイを地球から追い出してみせよう。」
このような山川詩織は、フレイヤの助けによって最強の力を得る。
その力とは、「メッセージを世界全員に伝える力」だ。
すなわち、山川詩織は、この世界全員に、なんらかのメッセージを伝えることができるようになる。
このメッセージ、実際は、言葉の意味が伝わるわけではなく、「何が言いたいのか」とか「今自分がどのような状況にあるのか」ということを、世界全員に伝えることができる。
この力を使えば、この世界全員を、フレイの支配から解放し、フレイに地球人類が抵抗し、追い出すことができる。
同時に、フレイヤから力を授かることで、武力としても、山川詩織は最強の力を得る。
それは、「究極魔法」と呼ばれる、シリウスの進んだ科学が作り出した、空間を破壊する「魔法」のような能力である。
シリウスにおいては、空間原子論という、空間の物理法則を変えられる発見によって、魔法のようなことを行う科学技術が発達している。
そして、その中でも、究極魔法を使うことで、フレイに比する「宇宙最強の神の力」を得ることができる。
その神の力を持つ究極魔法を、「空間破壊法」と呼ぶ。
空間破壊法を使うことで、山川詩織は、宇宙そのものの物理現象を書き換えた上で、「その空間を完全に破壊する波動」を使うことができる。
山川詩織は、これだけでは終わらない。
なぜなら、「空間には百千万の法がある」と言われるほど、たくさんの究極的魔法をフレイヤが山川詩織に授けるからである。
空間原子論によって可能になる、これらの術を、「空間武道」と呼ぶ。
そして、山川詩織は、フレイヤの修行のもと、空間武道の修行を行い、空間の百千万の法を身につけるのである。
そして、山川詩織は、決してたったひとりの最強の戦士ではない。
山川詩織は、SNSやツイッターなどを活用して、地道にフレイと戦うために味方を増やしていくからだ。
そのような結果、山川詩織は、この地球において、「フレイヤの空間武士集団」と呼ばれる勢力を築いていく。
そして、こうしたフレイヤの活動を、つぶさに監視していたフレイが、彼女たちのもとに現れ、「最終決戦」が行われるのである。
フレイは言う。
「やあ、みなさん。わたしこそ、シリウスの神フレイである。
あなたがたが考えている通り、わたしはマスコミとIT技術を支配している。
だが、そのすべてを、わたしがやりたくてやったわけではない。
簡単に言えば、わたしもまた、支配したくて支配したわけではなく、ある意味での『歴史の犠牲者』であると知っていただきたい。
だが、あなたがたは、そのようなことには興味がないだろう。
空間武道であれば、わたしもまた多くの技を剣道部だった時代に身につけたものだ。
山川詩織よ、わたしのもとに出てこい。わたしと、一騎打ちで戦おう。」
山川詩織は叫ぶ。
「全宇宙、全銀河、全太陽系の力よ、われのもとに大いなる宇宙のエネルギーを灯せ。
われこそが、この世界の王、天王リベルトアルベルタのもとに現れし、太陽系の神の力を宿す、最高の戦士である。
われのこの腕が、宇宙における天王リベルトアルベルタの波動を、ここで最後の戦士として放つ。
いざゆけ、われこそ、ここに最高の戦士として、フレイに立ち向かわん。」
そして、山川詩織は、誰にも目に追えないスピードでフレイへと一直線に飛んでいく。
だが、フレイは強い。なぜなら、フレイは中学生だった剣道部の時代、空間武道の「極限段階」を習得し、この宇宙においてほかに出るもののないほどの、「空間剣術」を身に着けていたからだ。
フレイは、空間の究極的魔法を備えた、「魔法の剣」を操り、山川詩織の最強の波動法を簡単にかわしていく。
そして、山川詩織の腕をフレイが掴み、捕らえられそうになった時、場外で見ていたフレイヤが叫んだ。
「われの故郷、スピカのすべての生命が、わたしの心である魂に集まり、天使たちの力となってわれに宿れ。すべての宇宙の法を知り尽くした、わたしの最高の知性が、ここに、偉大なる波動となって敵を打ち砕かん。
すべてを滅ぼせ、あらゆるすべてに刑罰の鉄槌を与えよ。
スピカの極大魔法、『すべてを焼き尽くす紅蓮の炎』を与えよ。」
しかし、これに対してフレイは逆に言う。
「フレイヤよ、あなたの力はとても強いことをわたしは知っている。
わたしとあなたは、いつもいつでも戦い続けてきた。
時には戦友として、同じ敵に対してともに戦ったこともある。
だが、忘れたか。
本当の一騎打ちで、あなたがわたしに勝ったことは一度もないということを。
さあ、ここで、フレイとフレイヤの直接対決を、もう一度はっきりとした結果で示そう。
わたしのもとに、四聖獣、朱雀、玄武、青龍、白虎の力を与えよ。
精神上界最高の聖獣、黄竜の力をわたしに与えよ。
シリウスに宿った『太陽神の奇跡の力』をここで発揮せよ。
さあ、この場をすべてひっくり返して、わたしの勝利はここに輝くだろう。
いざ、黄竜よ、全世界を支配せよ。われこそが、この戦いの勝者である。
白銀に光輝く『シリウスの神の光の風』を放て。」
ここで、フレイは勝利する。
なぜなら、山川詩織やフレイヤは、気付いた時にはフレイがいなくなっていたことが分かった。
そう、山川詩織とフレイヤを気絶させ、倒れた状態から彼女たちは目を覚ました。
フレイヤは言う。
「くそっ、今回はわたしたちの負けだ。
また、フレイに勝つと思ったわたしの野望がくじかれた。
これで、わたしのスコアは、12回戦って、0勝12敗だ。」
アメリカが好きだ。
posted at 23:21:02