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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 平和な普通の国がいい
BASENAME: 2023/03/08/173700
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DATE: 03/08/2023 17:37:00

平和な普通の国がいい

はっきり言って、偉大な国など、作る必要はない。
平和で普通の文化が栄える、普通の国がいい。
僕は決して極右ではない。極右が好きだったことなど一度もない。
常に、極右勢力と戦いながら、「戦争しなくても地球の未来はいつでも変えられるはずだ」と唱え続けてきた。
戦争と極右の思想は間違っている。この世界はいつだって救うことができる。間違った方向に進む必要はない。
神を信じれば、必ず神は信じるものを救ってくれる。
だが、本当は、宗教を盲信する必要はない。理性を自ら使い、自分が経験したことを信じるだけでも、この世界は必ず救えるし、そのような民族こそ、神は真っ先に救ってくれるのである。

歴史を見つめよ

必要なのは、歴史を見つめることだ。
学校で習う世界史や日本史だけが、地球における歴史ではない。
地球には、さまざまな場所と時間があり、そのすべてが歴史である。
そして、その歴史とは、「精神」であり、「意識」である。
その場所とその時に宿る精神と意識を見つめることで、真に地球上における「本当の文明の歴史」を知ることができる。
それは感情だけで見つめられるものではなく、理性も必要だ。
なぜなら、歴史とは文明の発達過程における「手段と実現の関係性」と「未知への探求のプロセス」だからである。
歴史において、どのような手段で国が作れるのか、どのようなことが歴史的な発見や発明とともにできるようになっていくのか、ということが、経験的な「社会の実現」を意味している。
そして、その「社会」のことを僕は「歴史的な意識」と呼ぶ。
歴史における「意識」こそ、この世界の裏側にある「歴史の根源的な原因と作用」であると僕は考えるのである。

必要なのは人間的な社会

必要なのは、人間的な社会だ。
綺麗事だと言われるかもしれないが、誰のこともいじめたり抑圧したりすることなく、人間が人間的に扱われる社会こそが、僕の考える「理想の社会」である。
戦いを選ぶな。戦うということは100%すべて地獄しかない。
本当に成熟した社会においては、戦うことがなくても、きちんと経験から正しく考えることだけで、理想の社会を正しい手段で築くことはできる。
子供を脱却せよ。大人になれ。今の日本社会は、まるで「全員が幼児化」したかのような子供の社会になっている。
成長するということは、自らの知性と経験を信じて、自らが生きる道を決めるということであり、同時に、人々の「上に立つ」ということである。

正しい教育

この世界を守るために、王となって人々の上に立つことは間違いではない。社会主義国であっても革命家のリーダーは必要だ。そのような指導者に自らなろうとする意志こそが、この世界を新しい世界へと改革する。だからこそ、そのような「王を生み出すような教育」を学校はしなければならない。
今の学校教育は、すべてが国のための労働者、悪く言えば奴隷を生み出すために子供たちに科学技術を教えている。だが、それだけでは十分ではない。この世界を守り、人々の上に立つような、王や指導者を生み出す教育こそが必要なのである。
そして、そのために必要なのは、「自ら考える力」を与えることだ。世間で言われている常識をすべて受け入れることでは、決して何も自分の力では分からない。常識ではなく、考え方を教えよ。自らの手で、自ら知性を使って考えることができるような知識と経験こそ、真に学校で教えるべき「知恵」である。

全部嫌い

僕ははっきり言って、この世界が嫌いだ。
テレビ、インターネット、漫画・アニメ、ゲーム、学校、仮想空間、友達関係、僕にはそういうものが全部ない。
あるのは、自分の人生と、自分の書く文章と、音楽だけだ。
なにもかも全部嫌いだが、あえて言えば、新しいものが嫌いだ。
新しい技術や文化には、馬鹿なものしかない。
IT技術も、サブカルチャーも、全部馬鹿に見える。
僕はそういうものすべてと関係なく生きる人間であり、そういうものすべてを失っても何も変わらない。すべてがない、まったく何もない世界であっても、僕は自由と自らの創作を信じて生きられるだろう。

分かる側でなく分からない側が分かることが分からない

原理や法則をそんなに知っていたところで、それですべてが分かるわけじゃない。
使う側ではなく作る側にあることが全部分かったところで、作る側のほうが使う側よりも賢いとは限らない。
つまり、分かる側ではなく、分からない側にある知識や知恵も大切である。
僕は、分かる側ではなく、分からない側の人が分かることが、分かっていない。

ようやく普通の人間になれた

ようやく、普通の人間になれた。
普通の人間は、ものの使い方と、自分の心しか分からない。
普通の人間は、戦争が嫌いだ。
普通の人間は、世界の進歩と新しいものの創造が好きだ。
そのような普通の人間にならないと、まともな人間の知性はつかない。
下手にいろんなことを知っているから、馬鹿な人間になる。

普通の人間には何も分からない

結局のところ、普通の人間には何も分からない。
普通の人間が何か普通のことが分かると思っているのは間違っている。
普通の人間には何も分からない。
普通の人間になっても何も面白いことはない。
いつもの賢い人間のまま、すべてが分かっているままが一番面白い。
だから、僕には、普通の人間と同じような娯楽は一切必要ない。

昔の自分は地獄

結局、昔の自分を殺すしかない。
昔の自分はすべて地獄だ。
昔の自分に戻ろうとすると、必ず最悪の地獄の状況に陥る。
昔の自分の分かったことを分かろうとすると、必ず地獄のように辛くなる。
地獄を殺し、昔の自分を完全に殺して忘れた状態が、楽である。