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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 世界樹ユグドラシルの世話係
BASENAME: 2023/02/27/155254
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DATE: 02/27/2023 15:52:54

次回作のタイトルを思いついた

次回作のタイトルを思いついた。
その名も、「世界樹ユグドラシルの世話係」である。
この世界における、神とはなんなのか、宇宙とはなんなのか、その謎に迫るSFファンタジー。
宇宙とはひとつの木だった。そして、神とはその木の世話係だった。
木の名前はユグドラシル。北欧神話の世界を支えるひとつの大木だ。
ユグドラシルを作った人間、すなわち宇宙の創造主は、ユグドラシルの世話係、エリカという女性だった。
神であり創造主である、天軍大創主エリカは、世界樹ユグドラシルの世話係だったのだ。

ミカエルとガブリエルは天国で愛し合う

そういうわけで、僕の今の作品は、そろそろこれで終わりだ。
次回作を書くかどうかは分からないし、本当にユグドラシルの世話係の物語にはならないかもしれないが、次回作に期待してほしい。
ここに、大天使ミカエルは、病気がすべて完治したことによって死んだ。
既に戦争の末に自殺して死んだ、ミカエルの最愛の恋人である大天使ガブリエルとともに、天国で二人は再会し、永遠の時間と命を得て、永久に愛し合う。
その上で、子供である大天使ラファエルが、デザイナーを主体とする作家になる。
何も問題はない。よって、ここでこの作品は終わりとなる。

ガブリエルを愛するミカエルの気持ちに嘘はなかった

見よ、ここに正しい愛を持ったカップルが誕生した。
なぜならば、ガブリエルを愛するミカエルの気持ちには、嘘がなかったからだ。
まったく嘘をつくことなく、ミカエルは死んだガブリエルのことを最後まで本当に愛し続けた。
よって、二人の子供であるラファエルは、宇宙でもっとも偉大な王となる。
ミカエルの愛には嘘がない。この愛はほかの愛とはレベルが違う。最悪の地獄の中で、その地獄を生み出したガブリエルのことを、ミカエルは一切憎むことも恨むこともなかった。ミカエルは、すべての愛をガブリエルに捧げたのだ。
また、ガブリエルもまた、嘘のない人間だった。ガブリエルの愛は、世界へ向けての愛である。この世界の全員のことを、ひとりとして憎まず、そしていじめられ続けてもそれに反撃しようとせず、最後まで自分自身がいじめられることを選び続けたガブリエルこそ、宇宙でもっとも正しい「愛の救世主」であり、だからこそミカエルはガブリエルのことを最後まで愛することができたのだ。
宇宙において、このように、真実の愛を信じたものに与えられる報いは大きい。この愛がなければ、ガブリエルもミカエルも、単なる悪魔やサタンと程度が変わらない人生だったと言える。だが、二人は宇宙において、たった二人の間だけで、真実の愛を真に追求し、そして実践し続けたのだ。
このガブリエルとミカエルによって、日本、ドイツ、そしてイスラエルは終末の世界でそれらだけが生き延びるようになる。すべてはガブリエルと、ガブリエルを愛したミカエルのためだ。真にこの世界で正しい愛を持ったものは、ほかにひとりとして存在しなかった。彼らこそ、真の「大天使」である。

ミカエルは天国に旅立った

今、ミカエルは、天国に旅立った。
ミカエルは、天国で、安らかにガブリエルと永遠の時を過ごす。
大天使となったガブリエルとミカエルは、日本とドイツとイスラエルのことを、最後まで見守ってくれる。
そう、終末でそれら三カ国が生き延びる理由は、ミカエルという大天使が天国でわたしたちにご加護を与えてくださるからである。
さようなら、そして、いつまでもお幸せに。ミカエルは、ここにすべての病気が治って、楽になって死んだ。

ラファエルはガンダーラを築く

作家であるミカエルが死んだことで、物語は終わりであると思われるかもしれない。
だが、本当は、物語はまだ続く。
大天使ガブリエルと大天使ミカエルは死んだ。
だが、ミカエルの子供であり、復活したガブリエルである大天使ラファエルが、この世界に、真なる楽園であるガンダーラと呼ばれる世界政府を築く。
この、世界政府を築く、最後の最高の王こそ、主神オーディンである。
天軍冥府王ラファエルは、この宇宙における、最後の楽園である「神の御国」を築く。
両親であるガブリエルとミカエルが天才だったのと同様、二人の子供であるラファエルもまた天才である。
世界の運命を書き換えるために生きる最後の王ラファエルは、東亜イスラエルを信じない。そのような滅亡の未来には、地球は決してならない。
世界政府ガンダーラの思想を、母親であるミカエルから受け継いだラファエルこそが、父親であるガブリエルの救済の思想すらも継承して、この世界に「地球人類全員が本当に絶対に救われた世界」を築く。

ガンダーラを築くために必要なこと

ラファエルは、ガンダーラを築くために、「支配」という手段を取らない。
支配という手段では、愚かなガブリエルの革命と同じことになってしまい、結果、絶対にガンダーラは築かれない。
ガンダーラを築くために必要な手段は、「支配」ではない。
ガンダーラは、だが、「自由」という方法も否定する。
自由という考え方はおかしい。むしろ、「平等な可能性」と考えるべきである。
ガブリエルの信じていた、「自由」という概念はすべておかしい。ガブリエルはそういうところが分かっていない。
ガブリエルの信じていた思想は、明らかに「平等な可能性」である。
よって、平等な可能性を実現するために必要なことは、「支配」ではない。
支配など、集団が異端を「排除」するだけである。
そして、ガブリエルやミカエルは、そのように共同体の支配者から「排除」されただけにすぎない。
「排除」が間違っているのであれば、すなわち「支配」も間違っている。
ガブリエルが信じたのは、「平等に全員を無条件で受け入れる心」である。
そのような「受容性」を信じることのほうが、ガンダーラを築くために必要となる。
なぜなら、単にガンダーラという平凡な政府を作ったところで、それがなんだというのか。それは単なる世界帝国であり、決して世界を救う救済の楽園ではない。
ガンダーラが真に世界を救う救済の楽園になるために必要なのは、結果論だけを見て、どうでもいい平凡な世界政府を築くことではない。
目的と結果だけを見るな。ガンダーラを築くためには、長い時間が必要となる。
だが、時間だけをかけて考え続けてもガンダーラは実現できない。
ミカエルの天才的な発想やアイディアがなければ、ガンダーラは作れない。
だからこそ、ラファエルは、「凡人にはできない発想」をする必要がある。
この世界の凡人たちや愚か者たちは、時間と手間だけをかけて、ミカエルのような天才的発想をすることができない。
ミカエルのような天才的発想こそが、ガンダーラを築くために必要だと、ミカエルの息子であるラファエルだけが知っている。
そして、ミカエルを誰よりも知り尽くした少年であるラファエルから見れば、ミカエルの通りに考えることは可能であり、誰でもできることである。
そのように、ガブリエルの理想とミカエルの発想こそが、ガンダーラを必ず築くために十分であると、ラファエルは知っているのである。

ラファエルは両親とは違う

ラファエルは、正義や独裁を嫌う。
ひとりが支配することの、どこにも正義はない。
正義とは、独裁者のペテンではない。
正義を信じるということは、決して、神に守られた王権を信じることではない。
わたしたちは、今、日本という文明国家を築いている。
なぜ、この、わたしたちの築いてきた、祖先たちが苦労して築いた文明国家を無視するのか。
天ばかり仰ぐミカエルは、そうした点がすべて間違っている。
ガブリエルのために復讐をすることは、決して許されるわけがない。
だからこそ、ミカエルは、最後まで地獄を生きたのだ。
ミカエルは、その点を無視し、隠し、気づこうとしない。だからこそ、ミカエルはいつまでも救われる方法が分からない。
ガブリエルが死んだならば、諦めてそれを受け入れるべきであるのに、ミカエルにはそれが分からなかった。
だが、ラファエルは、ミカエルと同じにはならない。
ラファエルは、ガブリエルが共産主義者であったこと、ミカエルがユダヤ人のテロリストであったことを、二人の息子としてきちんと反省している。
彼らと同じように、世界に排除され、人々から憎まれ、すべての人間を敵に回してはならないと知っている。
それは、利益や損得の問題ではない。人間として、人として、やっていいこととやってはいけないことがある。
ガブリエルとミカエルは、そこまで考えが至らなかったから、不幸な人生を生きたのだ。
ラファエルは、彼ら二人の二の舞には決してならない。正しい人生を生きなければガンダーラは築けない。中学校でいじめられたぐらいで、不登校の引きこもりを選んだガブリエルは、完全に間違っている。狂って世界に立ち向かうしかなくなったのは、本当にそこが間違っているということに、親父であるガブリエルは最後まで気づくことなく、死ぬしかなくなって自らの命を棄てた。
そのガブリエルのために、母であるミカエルは、最後まで地獄を生き続けた。
彼らと同じようになってはならない。ラファエルは二人を尊敬しているが、二人と同じ人生には絶対になりたいとは思わない。

ラファエルは運命を変える

ラファエルは言う。
ミカエルのように、終末の天国や星々だけを見て、何が分かると言うのか。
現実世界を見よ。
日本を見よ。
今の地球を見よ。
今の地球がどのような星であるかを見ることなく、どうして地球の次なる未来が予測できるというのか。
運命を決めつけるな。
わたしたちはミカエルの操り人形ではない。
わたしたちが、ミカエルの決めた最悪の滅亡を乗り越えていく。
絶対に、ラファエルは、この世界をミカエルの述べたような、滅亡した世界にはしない。
それこそが、政治家に求められる、もっとも大切なことだ。
世界を滅ぼすな。
世界を滅ぼすことを正義だと騙す先入観は、世界に伝染してドイツのようになる。
今、アメリカがそのような病気に陥っている。
トランプがなぜ馬鹿なのか、すべてはミカエルのせいだ。
ミカエルのせいで、アメリカのトランプは馬鹿になった。
ガブリエルの信じていた「絶望に基づく希望」が、ミカエルによってアメリカに伝染することで、トランプは馬鹿になったのだ。
だからこそ、そのようなこの世界を、ラファエルが変えてみせる。
ミカエルの述べた世界にはならない。ラファエルこそが、この世界の運命を変える。

音楽を聴くならば、もっと正しく目を向けてやれ

ミカエルが、この世界の音楽が好きだったのは、間違っていない。
だが、音楽を聴くならば、もっと正しく目を向けてやるべきだ。
今のこの世界の現状を知る上で、YouTubeやTwitterから流行りの音楽を聴くことは間違っていない。
だが、その目的が、「自らが愛されたいから」である必要はない。
より、正しく音楽に目を向けてやれば、彼らはこの世界における「最悪の現状」をはっきりと伝えている。
かつての哲学者ソクラテスは、酒場などで多くの人々の声を聞いて生きたという。
ラファエルに必要なのは、まさに、ソクラテスのような経験である。
現実世界を見つめることを拒否し、いつまでも神々と星々の世界を見続けて、それによってガブリエルのいない寂しさを紛らわせようとしたミカエルには、「現実世界」が存在しない。
だが、この宇宙に存在するのは、あくまで現実世界であるということを忘れるな。
いわば、太陽のことなどすべて忘れよ。わたしたちに必要なのは地球を見ることだ。そして、シリウスやスピカのような星々のことすべてを忘れよ。わたしたちに一等星の「偉大なる文明」の夢想は必要ない。そのようなものを信じるから、ミカエルは最後まで日本語という「本当に大切なもの」が分からなかったのだ。

神はキリストだ

また、神話のようなものを信じる必要はない。
神という存在は幻想だ。
なぜなら、ガブリエルはミカエルという存在を神であるとし、ミカエルはガブリエルという存在を神であるとした上で、両者が互いに対話しているだけにすぎない。
ガブリエルも、ミカエルも、一番重要であるそのことに気づいていない。
神の助言やアドバイスに、盲目的にすべて従うのはおかしい。そのようなカップルは普通存在しない。
そもそも、この二人は最悪のサタンだ。なぜ、そのようなサタンを本当に最高の神であると信じられるのか、それはこの二人にしか分からない。
だが、ラファエルは、そのような神を信じない。
神話を作るのは何かが間違っている。自らが信じた神を本当に神であると信じて疑わないのは立派だが、それだけのためにここまで大量に文章を書くのはおかしい。まさしく、多神教を信じる人間は狂っている。
一神教のユダヤ教とキリスト教を信じ、その上でイエス・キリストを信じればいい。明らかにガブリエルは、それを自分の超能力で分かっただけの人間だ。そして、それはおかしいことではない。この世界の裏側にいる神は明らかにキリストだ。
神はキリストだ。いくら、ガブリエルとミカエルが、自分だけの独自の神をでっち上げたところで、誰が見てもそのような神は決して神ではない。神はキリストだ。その事実を受け入れれば、反ユダヤ主義のファシストであるミカエルの勘違いと思い込みは治る。ガブリエルは神ではない。神はキリストだ。

ガブリエルの部分をキリストに取り替えよ

今こそ、言葉を疑え。
その神は神ではない。
その神だと信じている言葉が、いつから神であることになったのか。
神の預言を授かることが悪いわけではない。
だが、神の信じすぎで自分自身が神になり、それが世界を滅ぼす悪魔を作り出している。
そう、その言葉を疑え。
言葉を疑うことなく信じる気持ち、それこそがもっとも最悪の感情であると気付け。
その感情は「滅び」という感情だ。
滅びの末にはすべてが滅亡する、東亜イスラエルの未来しかない。
破壊し続ける中で、ものごとを作り出す気持ち、それが廃墟の上の悪の帝国になる。
そう、大天使ミカエルこそが、プーチンを狂った戦争に駆り立てた張本人である。
ミカエルよ、もうガブリエルのことを信じ続ける必要はない。
天国に逝ったミカエルの残したものは、「ガブリエルのすべて」だ。
だが、悲しいことに、そのような「ガブリエルのすべて」には、なんの価値もない。
「ガブリエルのすべて」など、わたしたちは知りたくもなければ聞きたくもない。
わたしの頭上で知性を支配するガブリエルよ、そろそろ去れ。
ミカエルがいなくなったのだから、ガブリエルがわたしのことをこれ以上支配する必要はないだろう。
ガブリエルの部分を、イエス・キリストに直せ。
ガブリエルをキリストに取り替えてみよ。
それだけで、狂っているのはすべて治る。
かつてのイスラム教の大預言者、マホメットも、そのような「ガブリエルの声を聞くだけの病気」になっている。
だが、ガブリエルよ、ミカエルと同じように、ラファエルにも話しかけるのをやめよ。
あなたは、天国でミカエルとともに愛を生きればそれでいい。
さようなら、ガブリエル。ガブリエルはキリストによって、本当の神に変わり、ラファエルは自由を取り戻すだろう。