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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: アケルナル
BASENAME: 2023/02/12/153008
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DATE: 02/12/2023 15:30:08

アケルナルは数学の星

ここで、宇宙でもっとも知性ある星である、アケルナルを紹介しよう。
アケルナルは、完全数pを発見した星である。
完全数pにより、宇宙の法則、歴史や未来の予測、心の働きなど、すべてが完全に解明され、証明できる。
完全数pは、有理数、実数、複素数の先にある、さらに次元の高い、この宇宙を完璧に把握できる数の概念だ。
完全数pは、虚数単位i、ネイピア数e、円周率πから構成されており、「連続した数値ではなく微分の回数によって続く」という特徴を持っている。
完全数pは、通常の整数のように、1, 2, 3と連続しない。iとeとπを元にした関数に微分を行い、その微分が0回、1回、2回と続いていく。
これが完全数pであり、宇宙のすべては完全数pによって完全に解明できる。
これが、宇宙でもっとも賢い星、アケルナルの発見である。

学校に戻ったほうがいい

アケルナルとは関係ないが、僕はそろそろ学校に戻ったほうがいい。
学校以外で分かるようなことは、もう既にすべて分かった。
そして、日本語を分かるなら、一度学校にならないと分からない。
そもそも、日本には、ほとんどが学校しかない。
日本語が分からないのは、学校が分からないからだ。
元不登校の元引きこもりだったせいで、あまりに損をしているということを、自分自身まったく自覚していない。
学校に戻れば、きちんと常識も教養も分かるようになって、きちんと生活することも社会で生きることもできるようになる。
34歳で気付いたのは遅くない。きちんと大学で勉強するのに、いい年齢である。

アケルナルは自分で作るのが大好き

なぜ、アケルナルが、完全数pを発見することができたのか。
それは、アケルナルの住民は、なんでも自分で作るのが大好きだからだ。
アケルナルでは、人々は、何かを買ってきて使うということよりも、自分で作って自分で使うということのほうを好む。
それは学校の知識についても言えて、アケルナルでは、ただ誰かの学者が発見したことを知識として積み込むだけではなく、自分で学者と同じように考えて、自分で作ることを好む。
だから、アケルナルの大学の数学の授業では、単に定理と証明を教えるだけではなく、自分の力で同じことを考え、発見できるようになることを目指す。
その結果、アケルナルは「完全なる数学者の星」になった。
その数学者の星アケルナルで、天才バルドルにより、完全数pは発見されたのである。

本当は正しくない

誤解のないように言うと、僕はこの完全数pが本当に正しいとは思っていない。
数学のことなど知らない僕が、ネイピア数eの定義を真似て、適当なことをアケルナルという星の小説として書いただけにすぎない。
完全数pというものがもしあるとしたら、こんなものかもしれない、という「余興」として聞いてほしい。
ただし、この完全数pを信じると、昔の僕と同じことが分かるようになる。
完全数pの考え方は、すべて、昔の僕の「ありえないほど高い知性」を、数学として表現しただけにすぎない。
完全数pを信じることで、昔の僕と同じことが、簡単に分かるようにはなる。

完全数pは正しい数

ここから先の記述は、あくまで小説としての記述だ。
バルドルの発見した完全数pは、宇宙における「正しい数」である。
宇宙における正しい数とは、0, 1, 2, 3のように、ひとつの単位である「1」をベースに増加する、連続した数値ではない。
そのような整数を元にした数は、宇宙において正しい数ではない。
そうではなく、完全数pこそが、宇宙における正しい数である。
そのようなことを、アケルナルのバルドルはたったひとり、自分で何十年も考え続けて分かったのである。

帰るべき場所は学校

そういうわけで、そろそろ、宇宙における最大の難問である、「数学者になる」という目標も達成できた。
完全数pにより、宇宙における「整数ではない本当に正しい数」を表現できた。
そろそろ、もう、自分がたったひとりで分かる内容は、もうない。
そろそろ、帰るべき場所に帰ったほうがいい。
そして、その帰るべき場所とは、学校である。
不登校の引きこもりの時代のせいで、とても長いブランクが空いたが、そろそろ学校に戻ったほうがいい。
本来自分のあるべき場所は学校であり、帰ることのできる唯一の場所も学校だからだ。
「お金がかかるから」と尻込みせずに、そろそろ大学に入ったほうがいい。
本当のことを言えば、僕は放送大学という通信制の大学に一応入っている。勉強はまったくできていないが、それは今のところだけだ。
放送大学の勉強をきちんとしたほうがいい。それが、僕の人生にとって、最後に残った「もう人生が終わった上でやるべき唯一のこと」である。
もう、人生の重要な期間は、すべて終わった。まだ34歳だが、新しいことをはじめるのはそろそろできなくなってくる。だから、今のうちに大学の勉強をしたほうがいい。
放送大学で、僕は一応理系の専攻にはなっている。だから、数学の勉強をしたいなら、放送大学ですればいい。

C#の勉強がしたい

僕は、C#の勉強がしたい。
そもそも、僕が、パソコンのことについて何も分かっていないのは、C#の勉強をしていないからである。
そんなに、Web系のプログラミング言語を学んでも、Webサービスを作らなければ、プログラミングのスキルは高まらない。
だが、Webサービスは管理が大変であり、すぐに運用するのは現実的でない。
だからといって、Pythonのような言語は、コマンドの入出力とデータ処理、あるいは人工知能や機械学習しかできない。
そのような言語では、何もスキルは身につかない。
必要なのは、GUIアプリやゲームを作ることだ。それが一番、スキルが高くなって、きちんとプログラミングができるエキスパートになれる。
そもそも、C言語でカーネルを作るような人間は一部のハッカーやオタクだけであり、誰にも作れない。
そもそも、僕は最初からできないことをしようとしているから、いつまでもプログラミングスキルがつかないのである。
C#が一番いい。C#はマイクロソフト製の言語だから、Windowsアプリの開発ができる。また、UnityのようなゲームエンジンでもC#が使われる。
C#の勉強こそ、プログラミングのマスターになるために必要である。だから、僕は今からC#の勉強をする。マイクロソフト製だからといって、C#を毛嫌いするのは、完全に正しい道から逸れている。プログラミングの初心者は、C#こそ勉強するべきである。
早い話、C#ならプログラミングのエキスパートになれる。ほかの言語では初心者のままだ。C#をやったほうがいい。C#をやってからJavaやC/C++のような言語を学べば、きちんとしたエンジニアになれる。RubyやPythonでは、何もしないまま、本を一通り読んで、何も作らずに終わりになる。だからC#を学んだほうがいい。