AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 積み上げて上に立て
BASENAME: 2023/02/08/151501
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DATE: 02/08/2023 15:15:01
結局、僕は、積み上げることができなかった。
子供は誰でも、積み上げることで賢くなる。
子供は、積み上げることが、楽しい人間が多い。
僕が何もしないのは、すべて、この「積み上げる」という行為ができなかったからである。
よって、積み上げることができたら、僕は賢くなって、何かをすることができるようになる。
手足や肩が辛いのは、すべて積み上げることができないからだ。
僕が日本語が分からないのは、積み上げて上に立つことができないからだ。
日本語は、普通、言ったことの上にさらに言ったことを積み上げて、上に立つことで理解できる。
僕は、独自の日本語を使うせいで、そのような日本語の知性がなかった。
僕の日本語は、上に積み上げるのではなく、下にぶら下げるような日本語になっている。
この日本語を、みんなの日本語に変えれば、僕は日本語を理解できる。
だが、このように「積み上げる」ということを行う時、最初に分かるのは、「いずれ必ず積み上げた内容は消える」ということだ。
いずれ、必ず、積み上げた内容はすべて消える。
そして、その時に馬鹿になる。
そのように、積み上げた内容がいずれ必ず消えるということを覚悟しなければ、積み上げた上に立つことはできない。
そして、文字通りの意味として言えるのは、上に立つことが怖いと、人々の上に立つことが怖くなる、ということだ。
言葉と記憶を積み上げて上に立つのが怖い人間は、人々の上に立つことも怖くなる。
だから、上に立つことが怖くない人間は、リーダーになることができる。
このように、積み上げて上に立つことができると、人生を最初からやり直せる。
もう一度、最初から、子供時代の始まりから人生を生きることができる。
そして、それが一番、デザイナーも作家もピアニストもできる。
もう一度、最初からやり直すために、積み上げて上に立つということは非常に有効である。
そして、まさに精神もそれだけで治る。
大人がおかしくなっているのは、積み上げて上に立つのが怖くなっている。
それは、かつて積み上げて上に立つ記憶や人生が、怖い記憶や怖い人生に基づいているからである。
かつて、怖い人生で積み上げたために、その積み上げた内容が怖いから、積み上げること自体が怖くなっているのである。
今日は、ずっと、YouTubeの703号室のライブを聴いていた。
あまりにおかやんが可愛い。
本気モードで即興曲を作曲するおかやんの横顔がめっちゃ可愛かった。
僕はおかやんが大好きだ。