AUTHOR: schwarz1009
TITLE: そろそろ終わり
BASENAME: 2023/01/02/185402
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DATE: 01/02/2023 18:54:02
そろそろ、この日記を書く意味がなくなってきた。
もう、この世界は正常な、普通の世界に治った。
それでも僕が書き続けるのは、本当は意味なんかない。
今のこの世界を壊したくないから、あるいは惰性で文章を書いているだけにすぎない。
僕は何をしているのかと言えば、日本を平安時代にしている。
やりたくてそうなったわけではない。
だが、僕が日本を正常で平和な世界にすると、日本が昔の良かった頃に治る。
その良かった頃は、本当に昔の、江戸時代よりも前、おそらく平安時代だ。
僕が日本にいることで、いいことがひとつある。
それは、世界がどんどん狂った世界になるだけで、日本だけがまともを維持しているということだ。
これは僕がこのおかしなインターネットで、日本を安定的に維持しているからである。
僕が何かと言えば、単に普通のいつもの大学生の分かっていることを書いているにすぎない。
だが、その分かっていることが、あまりに「宇宙のすべて」すぎて、宇宙のすべてが分かる。
その結果、日本だけが、なぜかまともな世界のままになった。
日本には宇宙のすべてがある。まさしく、ここにそれがはっきりと存在する。よって、日本だけは滅びない。
はっきり言って、精神を治すなど簡単な仕事である。
それは「足かせ」となるものを消せばいいからである。
僕のような人間は、あまりに足かせとなるものを作りすぎて、治そうと思えば普通治ることが治らなくなっている。
よって、勇気を出して足かせを消せば、それだけで楽に治る。
そういうわけで、ここらへんが、もっとも賢い女性の大統領、ジョセフィーヌである。
ジョセフィーヌだけが、この宇宙の裏側にある「すべて」を分かった人間である。
引き続き、僕がこの日記を書き続けるかどうかは分からない。
だが、今までのすべては、一度すべて書き記すことができたため、消え去る。
そして、ジョセフィーヌという賢い女性の人格だけが残る。
また、文章について残っているのは、「自由な共同体を成り立たせた」ということだけである。
環境の成立や自由な権限を考えて、仮想的な世界そのものをいつも全部作っていた。
その結果、僕はこの世界のすべてを、「書く知性」によってすべて分かった。
それによる功罪はある。少なくとも、それ以前に存在した、日本に普通に生きていれば分かるような「社会の構造」はなくなってしまった。
だが、それと引き換えに、「言葉を書くだけであらゆるどんなことでも分かる知性」を手に入れることができた。
その結果、ここに、最後の女王、ジョセフィーヌは生まれたのである。