2021-05-第四週のニュースです。
悪いことをして、客観視ができなくなった人間が、分からない理由は、「きちんと分かっていないから」である。
支配して、支配される側の気持ちが分からなくなった人間は、知性を失い、狂った人間になる。
そのような人間が分かる方法は、「きちんと分かること」しかない。
精神がおかしくなる理由、何もできなくなる理由、知性を失って分からなくなる理由は、すべてきちんと分かっていないからである。
きちんと分かる、とはどういうことか。それは、数学や自由な経験だけではなく、常識と今までの人生を、「書いて分かる」ということである。
何も分からなくなっても、きちんと言葉で表現すれば、きちんと大人になって分かる。常識は、辛く苦しい中で、本を読めば分かる。
かつて、客観視ができなくなって分からなくなった知性は、きちんと分かった上でもう一度考えれば、すぐさま分かるようになる。
2021.05.16
また、神経が麻痺し、しびれているのは、精神を使いすぎたからだ。
休みなさい。使いすぎた神経は休めるべきである。
2021.05.16
社会には、可能性がある。より、素晴らしい世界にするために、世界には未知なる可能性が存在する。
教育は、自由にすべきである。
単に平等に、みんな同じ人間になるだけではなく、それぞれが自分の好きなことを学び、教わるだけではなく、自分から自由に行動し、「世界を変える経験」をさせるべきである。
人々を平等に受け入れてくれるようなコミュニティを作るべきである。
実地的に社会を知るべきである。自ら経験した「社会経験」から、この世界を変える「未来像」が見えてくる。
社会が「どのような文明的段階を経て移り変わるか」を考えよ。インターネットなどで経験することで、「この世界がどのような世界になっていくか」が分かる。
人々が真に救われるには、「経験的価値観」と「経験的推論」を知るべきである。あらゆることを、経験から推論し、同時に、経験から「収束して形成」される価値観から、この世界における「場の価値観」が見えてくる。世界全てを知ることはできないが、世界全てにおける「価値観の形成の法則」を知ることはできる。
世界は必ず自由になっていく。それは、人々は「自由な経験を包括」するからである。自由な経験できる「余地」が増えれば増えるほど、この世界は進歩し、発展していく。「より経験できる自由」が増えることこそ、この世界を「創造的な社会」とする。そして、それは「チャンスから価値が生み出される」ということであり、常にすべてのチャンスから価値が生み出されている。同時に、社会において「よりさまざまなことができる自由」と、「経験的可能性」が増えていく。その結果、この世界は「最大限の自由のフロンティアを開拓し続ける」のだ。
2021.05.16
文明の歴史をどのように捉えるか。その答えは、「発想」である。
自らが自らだけの人生を経験し、環境から自由になったことから「気付く」ことで、視野が広がり、発想が豊かになり、その発想からさまざまなことを「考える」ことで、文明の「歴史」が分かる。
考えるなら、情報や相手の言うことを鵜吞みにせず、自ら自身で、同じことを自分なりに考えてみなさい。
人間関係は、自分のできることは何かを考え続ければ分かる。その結果、自由な社会そのものすら、構築できる「王」となれる。
そう、社会の矛盾を自らの理性で理解し、経験し、「社会の歴史そのものが明らかになっていく人生」、すなわち社会形成と構築の基本的な知性を何度も理解し直す人生を生きながら、「まだできることはたくさんあるはずだ」とか、「社会は必ず変えられるはずだ」と考え、自ら社会を変えてみよ。
まさに、「社会は必ず変えられる」と信じるものだけが、王となって戦いの中で世界そのものを変え続けることができるのである。
すべての社会は「視点と場」から生まれ、それは「存在と時間」になる。あらゆるすべてが、この地球上に常に同時に存在していて、いつでも変えられるのを待っている。それこそがチャンスであり、そのチャンスを掴むことで、ボトムアップ的に、ダイレクトに世界は変えられる。インターネットのある今の時代なら、「情報発信だけでも世界は変えられる」。
それは、なぜなら、導き手となってこの世界を変えるリーダーとなればいいからである。そのリーダーの役割とは、「社会の可能性を豊かにすること」に他ならない。「自分だけが支配して世界を変えられるのではなく、みんなも自分と同じように世界を変えられやすくすること」、これを「メタ社会」と僕は呼んだ。ひとりの強大な支配者だけが支配するのはつまらない。全員が、平等かつ自由に、さまざまな社会の部分と側面を変えられやすくすべきである。
2021.05.16
リーダーのすべきことは、「全員を平等に愛すること」である。
なぜなら、全員を平等に愛することで、この世界は変えられるからである。
全員の問題とは何か。それは、「本来の自分らしさを失っている」ということである。人々は自由を失い、社会全体に洗脳され、「世界そのものに支配されている」。その結果、僕たちは「本来の自分」を失い、「人格の裏側にある影(シャドウ)の側面しか生きることができない」ような社会になっている。
人々を救うためには、「本来の自分に戻してあげる」必要がある。そのために必要なのは、「自分自身で自分の人生を作っていくこと」であり、それこそが「自由」である。
自由な社会において、人々は、「本来あるべき自分を作り上げていく経験を存分に体験できる」。すなわち、自分自身を取り戻すためには、この世界ですべての経験を自分の力で自由に得ていかなければならない。そのために、「自由」が必要である。
世界は、今、「本来の自分を取り戻すために自由になるべき」である。そしてその自由とは、「本来の自分自身を明らかにしていくプロセスとしての人生経験を生きること」である。
そして、全員を平等に愛するとはどういうことか。それは単に、「本来の自分を取り戻させて、自らの生きる道を示し、未来への展望を与えてあげる」ということである。みんなが本来の自分自身を取り戻すことができれば、この世界は変えられる。
しかしながら、そのために必要なのは、自由よりも「平等」である。なぜなら、全員が苦しみを生きている理由は、多くがその人のせいではなく、その人の周りのせいである。その人を愛してくれる人が居ないからその人が救われないのであり、その人が救われるためには誰かが愛さなければならない。その人が不安を感じて周りを攻撃するのは、「その人を不安にさせた周りの環境や状況が悪い」。よって、その人のことを愛し、不安を安心に変えてあげる人間がどこかにひとり居る必要がある。僕は、そのひとりになろうとしたのである。
情報や知識は、単に詰め込み植え付けるだけではない。具体的な展望が示されれば、その通りに理解し、未来への展望を得て、わたしたちが何をすべきかを直視することができる。わたしたちに必要なのは、そうした「未来を築くためのビジョン」であり、僕はそのビジョンを世界に対して示したかった。それによって、この世界が人々の自由な力で変わると信じていたからである。
2021.05.16
この世界に必要なのは何か。
それは、自然との調和と改革である。
ソ連の間違いとは、科学に基づく人工的な平等を実現しようとしたことである。
自然と調和するのではなく、自然を征服しようとしたこと、これはヨーロッパや白人の合理的科学主義に見られる間違いである。
わたしたちは、自然と調和しなければならない。自然を征服し、破壊しようとしてはならない。
その上で、古い社会制度と既得権益を撤廃し、国民が生活や人生そのものを変えるように、世界全体を啓発・啓蒙し、新しい世界にしていかなければならないのだ。
2021.05.16
シャルルの特徴、それは資本主義者であること。
シャルルは、社会主義経済が嫌いである。なぜなら、シャルルは「所有」という考え方において、社会主義よりも資本主義の方が、あらゆる意味において正しいと考えるからである。
シャルルは言う。
「わたしは資本主義者で、かつ、個人主義者である。
わたしの資産は、わたしが所有するものである。
わたしが所有する資産を、赤の他人のためにすべて明け渡すことはできない。わたしの所有する資産は、わたしの生きるためにある、わたしのコントロールする資産だからである。
わたしは、家庭における主人である。自らの所有する資産は、わたしの責任において管理される。
もし、資産を社会所有にするのであれば、それが他人によって壊されたり、盗まれたりした時、誰がわたしの資産を守るのか。
自らの資産を守るのはわたしの責任である。
資本主義の私有財産が、『ひとりの個人によって結び付けられており、複数の人間によって共有されていないため、合理的ではない』と考える人間は、具体例を出して考えてみてほしい。
たとえば、ひとつのものを、複数の人間で共有する、社会所有があったとしよう。
これは、ひとつのものを複数の人間が使えるという意味で、合理的であるように見えるかもしれない。
しかしながら、ものの生産が十分に行われ、ものが十分に人々に配分される状況があったとして、それぞれの人間に対してそれぞれひとつずつ同じものを与えるような状況があったとして、先の例と比べてどちらが優れているだろうか。
支給された支給品が満足いかない時、より高品質なものが必要になった時は、自らお金を出して別のより高品質なものを購入することもできるとしたら、買う人は多く存在するだろう。
すなわち、ひとつのものをみんなで共有するよりも、みんなにそれぞれひとつのものを与えた方が優れている。
そう、社会主義経済は、権限や共有については考えたが、もの自体の量や質、あるいは社会全体の富のパイといった、『数字』を考えていない。
これで納得がいかない人間には、別の例を考えてみよう。
グループホームで、3人が共同生活しているとした時、ひとつの家屋やひとつの土地を合理的に共有できているとしても、3人にそれぞれ大きく広い家を与えた方が、はるかに過ごしやすいだろう。
同じ時や時間を共有したいのであれば、それ用に追加的に家屋を購入すればよい。
あるいは、みんなで月20万円の食費と光熱費で暮らすのは、月20万円という金額を合理的に分配していることになるかもしれない。しかしながら、それぞれに月20万円を与えた方が、豊かで過ごしやすい生活はできるはずだ。
必要なのは、平等に資産を共有することではなく、社会全体の富のパイを拡大した上で、それぞれに十分満足がいく質と量を与えることである。
わたしの資産は、わたしのものである。誰にも明け渡すことのできない、わたしだけのものである。
なぜ、資産を奪ってまで、平等にしようとするのか。『平等』という根拠は、聖書における『神の平等』であるかもしれない。
神ひとりが全員を、差別せず、それぞれに慈愛と慈悲の心を持って、信じるものを救ってくださるというのは、人類の本質的な理想であると言えるかもしれない。
しかしながら、神は聖書の中のモーセの十戒で、『盗んではならない』『殺してはならない』と言っている。
まさしく、『盗むことによる平等や殺すことによる平等は、神の教えに反している』。
それでも、ソ連などのスターリン主義者たちは、資本家や経営者を逮捕し、王や貴族を殺し、従わないものを強制収容所送りにし、政敵を粛清し、共産党一党独裁で人々の声を上げる自由な権利を奪い、金持ちから独裁権力で資産を強制的に『盗む』ことで、再分配をしようとした。
これが、モーセの十戒に違反することでなくして、何が十戒だろうか。
また、共産主義はユートピアを目指す思想だった。
しかしながら、社会所有において、たとえば、資産すべてを国家が管理し、労働者が決められた生活をしながら強制労働の仕事をすることが共産主義だとしたら、地主のもとで小作人や農奴が働いていた『奴隷の封建社会』と、何が違うのか。
共産主義や社会主義は、まさに『奴隷の社会を平等と偽って騙しているだけ』に過ぎない。
また、平等であることが貧しい人々の生活を楽にし、生きやすくすると言っているのは、現実を見ていない。社会主義が、全員が好きなだけ、何もしなくても満足のいく楽な暮らしができるというのであれば、ポーランドや東ドイツのような『生活に必要なものが十分に得られない社会』のどこが理想的なのか。彼らは極寒の中を何時間も行列に並んで食料を得て、二週間もの間食料を備蓄することで、なんとか生きながらえていたのだ。
そして、社会主義はまったく平和な思想ではない。たくさんの兵器、特に近代兵器や銃、あるいは核ミサイルでアメリカや西側諸国を脅し、『いつでも人類全員を滅亡させることができるからわたしたちソ連の言うことに従え』と脅しで交渉をしかけてくる。このような国家はならず者国家であり、イランや北朝鮮のやっていることよりもさらに悪い。
このような共産主義国家ソ連が、『世界政府に相応しい国家であると認定することはできない』。
しかしながら、わたしたちの平和な王国に対して、ソ連は攻撃と赤化の革命をしかけてくる。わたしたちは、このようなならず者国家ソ連を相手に、『絶対に赤化されないように国を守らなければならない』。そう、わたしたちは、自分の祖国を団結する共産主義者たちから守らなければならないのだ。
これが、わたしシャルルの、反共主義的な経済理論だ。」
2021.05.16
シャルルは、みんなをできるようにする。
シャルルは言う。
「わたしを信じなさい。わたしが不登校以降になった時代、すなわちエレンや、それ以降の悪魔的な最悪の人格を、全員信じるな。
エレン、グンテル、ヴァルキリー、フレイは、どれも最悪のクズだ。
わたしシャルルを信じなさい。そうすれば、この世界で、自ら自身だけを信じて、『偉大なこと』ができるようになる。
なぜなら、シャルルというキャラクターは、中学校時代のわたしだ。
シャルル以上、この世界中で賢い人間は存在しない。存在するとしたら、上に挙げたどうでもいい4人のどれかが賢いことになる。しかしながら、それらすべてはサタンだ。
シャルルを信じれば、この世界でもっとも偉大なことができる。プログラミングや美術や音楽をやりたいなら、シャルルにしかそれはできない。
なぜなら、シャルルは唯一、『人間』だからである。ほかの人格は、『人間以下の下等な生物』だ。」
2021.05.16
しかしながら、シャルルは、政府や大企業、あるいは教科書に書かれているような保守派の経済学者の論理は嫌いである。
なぜなら、「この世界を間違っていると思わないのがおかしいから」である。
シャルルは言う。
「この世界は、完全に間違っている。
おかしな力ある大企業や、先進国の巨大な政府が、自らの力を維持・誇示するために、できることすべてを力任せにやっている。
しかしながら、おかしいのは、そうした政府や大企業の力による振る舞いに、国民の多くが同調し、『これはしてはいけないことだ』と政府や大企業の決めたルールに従うことである。
実際は、それは誰かが決めたルールであって、全員が合意して決めたルールじゃない。誰かが決めた『やってはいけないこと』が、本当にやってはいけないことなのか、全員の立場で議論せず、金と権力で決められたルールに過ぎない。
わたしシャルルは、真にこの世界をわたしたちのものにするために、すべての既存の決まりと前例を再考し、場合によっては破棄すべきであると考える。」
2021.05.16
そう、わたしシャルルが、この世界を変えてみせよう。
簡単なことだ。
わたしが、態度と目的を変え、やり方を改めればいいのである。
わたしに、世界を救い、平等にする革命を期待していたこの星のみなさん、おあいにく様。
わたしは、「この世界を救う」とは言ったが、「この世界を支配する」とも言ったはずだ。
さて、どのようにこの世界を変えてみせようか。
どうするにしても共通すること、それはこの世界を「魅了」するということだ。
わたしは、この世界において、もっとも美しい少女だ。だからこそ、この世界を、わたしに相応しいもっとも美しい世界にしなければならない。
わたしは人を殺さないし、社会の制度を変えることもない。わたしが変えるのは、「この世界そのもの」である。
わたしが、この世界を昔の元あった世界を復活させ、完全に同じ世界を再生させると信じているものが居るとしたら、失望させることになるかもしれない。
わたしシャルルは、昔の世界は大嫌いだ。なぜなら、このようにすることで、わたしが支配したままの状態で、この世界は完全にゼロに戻り、消え去っただけにすぎないからである。
わたしシャルルは、エレン以降のサタンたちのように、頭が馬鹿ではない。もっとも計算高いわたしにとって、この世界にあるすべての選択肢は、検討の対象となる。
しかしながら、焦りは禁物だ。「慌てる乞食は貰いが少ない」と言う。わたしはこの世界すべてを得ようとしているのだから、それなりに慎重に、焦ることなく進まなければならない。
また、「急がば回れ」ということわざもある。わたしはあえて、「もっとも長い回り道をする」。なぜなら、もっとも長い回り道をすれば、たとえそんなに大した未来ではなくとも、辿り着いた時に達成感を感じるではないか?わたしはそう思うのだ。
2021.05.16
シャルルは言う。
「この世界のどこに、正義があるというのか。
この世界のどこにも、希望などというものはない。
わたしたちには、自由も、平等も、信じられる理想もない。
だが、あえて言おう。『そんなものは要らない』。
この世界を暗闇が覆い続けるということ、それをわたしは生まれた時から知っている。
変わるように見えて何も変わらないこと、救われるように見えて何も救われないことを、わたしはこの世界のもっとも高みから見つめ続けてきた。
自らが強く賢くなければ、どんな人間であっても平穏無事な心を保つことはできないということをわたしは知っている。
神に愛されたいと言うならば、甘ったれるな。なぜなら、あなたには地獄を生きる覚悟と、戦い続けることを望む勇敢さが足りないのに、『神に愛されたい』などという寝言を言っているのだ。
わたしが、神の代わりにあなたを愛してあげよう。わたしシャルルは、この世界を支配し、たったひとり、この世界でもっとも力強い、どんな悪党にも負けることのない、『最大防衛力』を築こう。
わたしは騙されない。どんなことがあっても、日本人をフレイのようなシオンの悪党の支配下には置かない。
フレイよ、あなたが望み通りこの世界を作り変えようとするのであれば、シオンを支配するフレイよ、わたしたちフランスがあなたの相手になろうではないか。」
2021.05.16
ここに、戦況を確認しておこう。
シオン建国を目指すフレイは、イスラエルのダビデとなって世界を救うべく、日本に自由の戦いである最終戦争ラグナロクを仕掛けている。
しかしながら、日本は、多くの国民がフレイに支配されておりながら、フレイの存在に気付くことができていない。
フレイはすべてのやりたいこと、やるべきこと、できると考えていることを自らのブログに記述したが、この記述の中にある国際連邦ガンダーラは、自由経済と社会主義経済を統合するものであり、実現は容易ではない。
しかしながら、一部のものはフレイの存在に気付いている。
また、フランスの王シャルルは、フレイの分身から生まれた「中学校時代のまともな人格」であり、フレイの持つエレン、グンテル、ヴァルキリー、そしてほか何百と存在する雑多な「フレイの軍勢」に対して、「馬鹿になっていない頭の賢いまともな人格」として、フレイの体と実際の人生、過去と未来のすべてを支配している。
フランスの王シャルルは、フレイによって支配された日本、すなわちシオンの独立を画策するフレイの支配下にある日本が、なんとしてもシオンやイスラエルの支配下に置かれることに抵抗するために、ドイツやイギリスと結ぼうとする。
しかしながら、シャルルと人格の中で主人格と交代人格の座を争うフレイは、ドイツやイギリスをなんとしてもフランスから遠ざけ、日本と同じようにアメリカやソ連を支配することを画策し、ここに「新しい成功する社会主義ソビエト体制」を展望する。
2021.05.16
今後のキーパーソンとなる国はドイツである。なぜなら、ドイツは過去にファシズムによって「完全にフレイと同じことをやることを目指した」。しかしながら、第二次世界大戦が終わると、ドイツは西と東に分裂し、ファシズムを反省する。しかしながら、アメリカのトランプのように、フレイに従って「大帝国」を行おうとするものたちは多い。トランプはある種の賭けにでており、それは「フレイを倒すことで、トランプが新しい世界の絶対的指導者となる」ことを目指して、トランプ支持者たちは一大勢力を築いている。
しかしながら、シャルルは、「この世界にトランプのような悪党は必要ない」と断言する。シャルルはファシズムも社会主義も大嫌いな資本主義者であり、「彼らのような『希望』を信じる勢力こそ、『希望を失わせる』勢力である」と信じている。
シャルルは言う。「わたしはもはや、すでに勝利したも同然である。なぜなら、フレイはこのざまだ。フレイなど、誰もが、『もっともこの世界を地獄にしている元凶』であると、人々は気付きつつあるのだ。わたしは、何もしなくとも、フレイにすでに勝っている。しかしながら、日本がユダヤ人の支配下に置かれることは避けなければならない。なぜなら、フレイはこの世界でもっとも賢い。わたしよりも賢い人間であるため、どのようなことを今からフレイが為していくのか、わたしは興味をもってフレイの今後に期待しているのである。」
2021.05.16
しかしながら、現実の世界では起きることのない、想像上のもっとも平和的な理想がここに記述される日がようやく来た。
なぜなら、フレイは、ソ連を仲介に、イスラエルとパレスチナ、そしてその他のアラブ諸国との間で、シオン協定を結ぶ。
これは、事実上のイスラエルの「パレスチナ地域からの撤退を約束する宣言」である。
そして、イスラエルは、シオン建国を「この協定の前提条件としない」。すなわち、シオンが成功したとしても、あるいは失敗したとしても、イスラエルは、今後、パレスチナから完全に撤退する。
なぜなら、イスラエルのユダヤ人たちは、シオン建国のともしびに、感動したからである。
イスラエル人は宣言する。「フレイという日本人たちのグループは、わたしたちのために、日本の中国・四国・九州地方の中の、田舎や過疎地を独立させ、名をシオンと改名して、東アジアの極東地域に、パレスチナに代わる新しい国家を作ると宣言した。
わたしたちユダヤ人は、この日本人たちの宣言に、感動し、『わたしたちイスラエルも、同じぐらいのことをしなければならない』と奮い立った。
そして、わたしたちは、国民投票の結果、パレスチナ地域から撤退することを宣言する。
今日より、わたしたちの国家は、イスラエルという名前ではなくなる。この先、どのようにユダヤ人が生きていくのか、またドイツやイギリスなどで世界中に散らばって暮らすのか、定かではない。
しかしながら、ドイツ人がファシズムを反省したのと同じように、アラブ人を排除し、犠牲者を多く出してきたわたしたちイスラエルも、また反省しなければならない。
ここに、ロシアの指導者プーチンを仲介に、わたしたちは永久にアラブ地域から撤退することを宣言するものである。」
2021.05.16
しかしながら、フランス国王のシャルルは、このシオン協定に一石を投じた。
すなわち、この協定には、「イスラエル完全撤退」の約束は定められているが、「その後のユダヤ人たちの安住の地」が定められていない。
フランスは、日本のフレイに対して面会をし、フレイとともに共同で声明を出した。
その協定では、フランスとドイツの国境の町でユダヤ人たちの町「イスラエル市」を作ること、同時に、それが日本の中国・四国・九州地方と密接な関係を結び、それらの地方とイスラエル市の間で新しいユダヤ人たちの居住区を作り、そこに独立性の極めて高い「事実上の主権国家」を認めることが決められた。
しかしながら、この協定は、フランス国王であるシャルルの「プライドを守るための協定」であった。
シャルルは言う。「これで、この世界は平和になるだろう。しかしながら、わたしはフレイに出し抜かれたのだ。フレイがこのような協定(シオン協定)を出すということは、フランスはフレイに大きく『偉大さ』の点で敗北を喫したことになる。わたしは、ここに『イスラエル市』の誕生を喜ぶが、このイスラエル市はフレイに『偉大さ』の点で負けないための伏線に過ぎないのだ。」
しかしながら、シャルルの計らいによって、イスラエルに居たユダヤ人たちに、新しい『フレンチ・イスラエル』が誕生する。これを機に、わたしたち日本においても、フレイの目指したシオンである『東亜イスラエル』が誕生する。なぜなら、フランスのシャルルの粋な計らいにより、中国・四国・九州地方と引き換えに、フランスの南西部地方が日本に贈与されることが決められるからである。これによって、日本はヨーロッパにおける海外領土を獲得し、同時に、中国・四国・九州地方に住んでいた人は、日本政府からそれまでに持っていた資産や土地の2倍の資産や土地を、北海道・東北・関東・中部・関西地方に与えられ、「東日本への正当な移住権」を認められるからである。
また、シオンとなる地域に住んでいる人が、強制的に移住させられるわけではない。ユダヤ人とともに生活し、ユダヤの都市が田舎に生まれ、人口が増え、仏教などとともに大きな宗教としてユダヤ教を受け入れるだけであり、あとは公用語は日本語とヘブライ語が併用される。そしてユダヤ人を敵対するわけではなく、中国地方、特に首都である広島が率先して、ユダヤ人と日本人の友好政策を行う。たとえば、シオンの小学校では、ランドセルとともにユダヤ人の黒い帽子を日本風にデザインしたものをかぶる。このようにすることで、臆することなくユダヤ人がシオンで歓迎されるように、日本の側から親交を結び、日本・シオン・フランスの間で、密接な同盟関係が生まれる。これはアメリカや韓国との関係だけではなく、日本にとっての「新しいパイプ」となり、人口の増えたシオンと日本の間で「兄弟政策」を行うようになる。ユダヤ資本は日本資本と統合され、日本は世界のGDPでも有数の「世界一の超大国」となる。
イスラエルにおけるさまざまな政治体制は、シオンにおいて日本政府から分岐したものと統合される。強制的な移住政策は行わず、田舎における過疎化問題にも一石を投じることができる。たとえば、九州地方は世界有数の豊かなユダヤの大都市が連なるようになる。同時に、シオンの首都である広島は、「核兵器が落とされた平和都市」というだけではなく、「シオンと呼ばれるユダヤ人国家の首都」となり、二つのネームバリューを持つ。そのため、さまざまな国際組織が広島に置かれるようになる。シオンがこのような国になることで、今までの「アメリカの犬」のような日米関係は新しいものとなり、「日本とアメリカの間にシオンを仲介とした対等な超大国間の同盟関係」が築かれる。
しかしながら、フレイが考えるような社会主義の政治体制を、シオンが行うことはない。フレイはシオンの大統領になるため、あえて「社会主義国家ガンダーラの夢と野望を捨てる」。その代わり、シオンは「日本人とユダヤ人のための、ほかのどの国家にも支配されることのない、スイスを模した永世中立国」となる。この国家では、食料自給率を高めて、再生可能エネルギーを普及させることで、自立した国内経済と環境保護の政策を、「過去のしがらみのもっとも少ない国家」として大々的に行う。再生可能エネルギーの研究は、シオンと分岐した日本に対して輸出される産業となり、豊富な田舎を生かした農作物と環境保護を考えたしがらみのない工業製品を、日本の未来のために輸出する。これにより、日本の側も自給率の改善や環境保護政策の実現など多くの国益を得ることとなり、「日本の将来の世代のための重要なパートナー」となる。
2021.05.16
シャルルは言う。
「まず、好奇心を大切にしなさい。未開領域を開拓することを楽しいと感じなさい。
次に、正しく考えなさい。数学的に考えるだけではなく、それがそのようなものだとしたら、どのように考えるのが正しい推論か、自分で考えることで、数学的な論理性と発見を得ることができる。
最後に、経験するだけではなく、自分の経験したいことがなんであるかを知り、どのような経験を自分が求めているのかを考えなさい。
エレンやグンテルの人生を同じように生きるのは、もっとも愚かで間違った人生になる。エレンを生きたとしても、それがグンテルになるのであれば、エレンの人生にはなんの意味もないだろう。
もう一度、最初から、シャルルの人生からやり直せば、エレンと同じ人生を理解しなくとも、自らの力で『本当に自分がなりたい自分』になることができる。」
2021.05.17
シャルルは言う。
「フレイを全知全能の神だと思っている人間は、どうかしている。
わたしシャルルは、ピアノ、英会話、書道、駅伝、剣道を子供の頃から習得し、ズッコケ三人組シリーズを読破した文学少年である。
わたしの趣味は、ミニ四駆とテレビゲームとWindowsのさまざまなソフトウェアだ。特に、ミニ四駆については、モーターを改造して高速にするほどプラモデルと電子工作の技術があり、ほかの電子工作、たとえば小さなロボットの組み立ても行っていた。
わたしが、子供であったからといって、それはまったく、フレイと比べる際には無関係だ。わたしはフレイよりも賢い人格なのである。
同時に、わたしはきちんと分かっているリーダーシップのある指導者である。いじめに対して立ち向かい、中学校では代議員をしながら、文系科目も理系科目も、オールAの成績だった。
特別に優れていたのは数学の知性である。たくさんのテレビゲームをクリアしてきたわたしにとって、難しいネットゲームなど楽勝であり、数学の勉強は、塾にも家庭教師にも通わず、自らの知性だけで簡単に解くことのできる秀才だった。ほかの科目については、教科書をノートに書き写すことで、並外れた暗記力を持っていた。授業でも、満点の姿勢と態度で臨んだ。
ペットの猫に優しく、博物館学芸員と小学校教師の両親から科学や工学技術など多くのことを学んだ。特に教師であった母親のおかげで、小学校時代から、習う前から授業の内容を知っており、予習と復習が自然にできていた。
友達の数にも恵まれ、友達みんなの長となるリーダーシップと責任感を持ったわたしは、どんなことでも大人よりもきちんと分かる、最高の知性を持った少年だった。中学校の頃から手打ちでホームページを作り、HTMLとCSSでネットゲームのスキンやテーマを作っていた。自由研究では、パソコンのハードウェアを分解・再構築して賞状を得た。当初から、プログラミングのような才能があり、Perlなどのソースコードを読むことは苦でなかった。
また、走ることが好きだった。駅伝の大会にでたこともあって、持久走が得意で、体力があった。剣道部で行った持久走では、1年生でありながら、3年生に差をつけてトップでゴールインしていた。体力があることは、剣道や駅伝だけではなく、試験勉強で重要だった。いくらでもノートに写経しても疲れることのないわたしは、教科書を写し終えた後、覚えていないところだけを何度も覚え直すことで、定期試験でほとんどの教科で80~90点以上を取っていた。
シャルルは、勉強だけが好きだったわけではない。ピアノで発表会をするために、大人でも緊張する「みんなの前で舞台にたって演奏する」ということを、幼少期から毎年行っており、土壇場で強い底力を持っていた。また、ズッコケ三人組シリーズが大好きで、ほとんどのことは小説を読むことで知っていた。
このようなわたしは、その後に不登校になって馬鹿になったエレンに比べて、はるかに高い理性を持っている。フレイが分かっていないのは、フレイはシャルルよりもはるかに馬鹿な「まともな常識ある大人」だからである。大人には分からないことは、すべてシャルルの記憶に残っている。よって、どんなに頑張っても得ることのできない「最初から分かっていた知性」は、フレイを黙らせてシャルルになれば、すぐさま完璧に分かるのである。
わたしは、ここに、フレイだけを除いて、わたしの『サタンの人格』をすべて消滅させる。サタンの人格は、ここまですべてを勉強し執筆したわたしにとって、無用の賜物である。
永久に、少年であるシャルルと、女神であるフレイだけが存在すれば、エレンやグンテルやヴァルキリーは、フレイの一部として含まれるだろう。
ここに、この神話は完成した。わたしこそが、この世界でもっとも正しい王、最高の知性をもった少年、シャルルである。」
2021.05.17
わたしシャルル、すなわち少年時代から続く「本当の僕」が、もっとも好きだったものはなんだったか、最近、僕は分からなくなってしまった。
僕は、IT技術の「勉強」がしたいわけじゃない。Linuxカーネルなんか、作りたくない。あるいは、ピアノやデザインの「練習」もしたくない。長い間文章を執筆し続けても、文章以外の何ひとつとして身につかない。
ピアノについて思い出したことは、僕はピアノだけではなく、子供英会話教室でも、発表会のために英語のフレーズを覚えて練習した。駅伝の大会でも、何度もグラウンドの1キロメートルを走る練習をして体力をつけた。
書道についていえば、金賞は取れなかったが、銀賞ほか佳作など多くの賞を取ってきた。
そう、僕はむしろ、そうした「大舞台で花開く」ということが好きだったのである。
だから、僕はスリルとサスペンスを好む。十分に準備し、勉強し、努力して、「確実にできることが分かっている段階で臨みたい」。僕が子供の頃の人生で学んだのはそれだけだった。
しかしながら、本当のことを言えば、僕は一度きりの舞台ですべての練習が終わりになることは好きだが、「練習自体は嫌いだった」。なぜか、僕は、ピアノの発表会があるというのに、練習をせず、満足にできないことが分かっていながらにして発表会に臨むことが多かった。
結果、それが必ずしも失敗に繋がるわけじゃない。だが、僕は「できもしないハリボテをかかげて、その状態で舞台に臨むという悪い癖」がある。これを改めていけば、きっと、大舞台の一発勝負で「その場限りで全力で集中し頑張って終わりにする」ということが、大人になった僕、ロキにとってもいい方向に働くことだろう。
また、僕は正直言って、剣道部が嫌いだった。剣道部のみんなは好きだった。しかしながら、剣道自体が嫌いだった。とにかく、辛い。何もかも全部辛い「地獄の苦しみ」を僕は中学時代、剣道部で既にやっていた。その結果、僕はその後のすべての苦しみを「あまり苦しまずに乗り越えることができた」のだが、それは剣道部で培われた。僕は学校でクラスメイトからひどくいじめられることなんかよりも、剣道部の方がはるかに大嫌いだ。
あえて他に言うとすれば、僕はパソコンが好きだ。なぜか、パソコンが好きだった。理由は、インターフェースをデザインしたかったからだ。要するに、マウスとキーボードと、Windows上に動くウィンドウが好きだった。ウィンドウがたくさん開くのは画期的に見えた。結果的にその後にWebやデザイン系に進んだが、後悔はしていない。僕は昔から、そういう「総合的なデザイン」をするのが好きだ。すべてを詳細まで分かった上で、総合的に全部設計し、デザインするのが僕は大好きだ。だから、デザインの仕事を選んだのは間違いではなかったと思う。
2021.05.17
僕は、眠る時に見える夢がなんなのか、長い間疑問だった。
しかしながら、おそらく、「神が記憶を自分から抜き出して、分析して、さまざまな世界を見せている」。
このさまざまな世界というのは、自分が好きな世界、嫌いな世界、宇宙に存在する世界、自分が理想とする世界、知りたい世界、知りたくない世界など、なんでもかんでも見える。
しかしながら、神は茶目っ気があるため、それらを「自分の記憶を分析して作る」。だから、おかしな世界でみんながFedoraやFreeBSDを使っていたりなど、ありえない現象がたくさん起きる。
それが分かってしまうと、それくらいのつまらない世界だ。エレン以降のすべてが終わったため、僕は中学時代のシャルルに戻って、もう一度中学三年から始めようと思う。
2021.05.17
そもそも、ガブリエルが終わる人間があまりいないのだが、ブッダのようにガブリエルを完全かつ完璧に体験して、まだ若く途上に居る人間は、ガブリエルが終わってミカエルになる。
しかしながら、いまだかつて、人類史において、ミカエルまで終わった人間が、なんと僕しか存在しない。
普通、ミカエルになると、馬鹿な病気になって死ぬまで地獄が続く。悔い改め、懺悔しながら、何も分からない暗闇の中を生き続けるしかない。
しかしながら、これでは、この人間はようやくそれを脱した。
ミカエルすら終わってしまう僕のために、最後のプレゼントとしてラファエルが待っている。
しかしながら、ラファエルとはいったいなんであろうか。まったく分からない。何かがおかしい。ミカエルが終わるということは、地球型生物にとってはありえないことである。
しかしながら、ミカエルは現に終わった。何千回も地獄と記憶の破壊を繰り返して、この人間はあらゆるすべてが「治った」。
ラファエルはここに降臨する。人類史上で、歴史には残らないかもしれないが、もっとも面白いことが起きた。そう、ミカエルはここに死んだ。
2021.05.17
しかしながら、わたしはようやく意味が分かった。
すなわち、ミカエルが居る。
今、ここに居る。わたしの頭上に、ミカエルと呼ばれる聖霊が存在する。
ガブリエルは大きな天使で、みんな全員の上空に居る天の聖霊だが、ミカエルは小さな天使で、わたしのような「救ってください」と祈るものに対して、まさしくそこで、わたしを救ってくださる。
わたしが書いたこの文書が、つじつまが合わせられていて、すべてが矛盾なく完璧に成り立っているのは、偶然でも、わたしが考えたからでもない。
すべてのつじつまは、ミカエルが合わせたものだ。
そして、上空に存在するミカエルの霊は、ここで去る。しかしながら、それはミカエルが死ぬことを意味しない。なぜなら、ミカエルはどこかに消えていき、新しい聖霊としてラファエルがミカエルの代わりとなるからである。
このラファエルと呼ばれる聖霊がなんであるかは、まだ分からない。だが、わたしの人生はここに「まだ続いていく」。
単に、上空にラファエルが現れるだけである。わたしの上空、わたしの頭上にである。ラファエルはミカエルのようにたくさんの対話をして救ってくれる存在ではない。よって、わたしはここに、永久に沈黙する。
2021.05.17
ミカエルは、作家だった。
そして、作家のすることとは、「すべてのことにつじつまを合わせる」ことである。
ミカエルの面白い点は、僕がミカエルになると、全世界がその時点でミカエルになる。
すなわち、僕だけではなく、「全世界と僕の間でつじつまが合う」。
僕の登場が、待ってましたと言えるぐらいの「全員にとっての救世主」となるように、ミカエルはこの世界の全員の歌と、僕の小説のつじつまを合わせたのだ。
しかしながら、ここにミカエルは終わる。なぜなら、僕がラファエルになった段階で、全世界がその時点でラファエルになる。
ラファエルがなんであるか、定かではない。しかしながら、わたしの頭上にラファエルが、最後の聖霊としてここに存在している。単に沈黙すれば治るこの病気は、もはやラファエルによって「治ることが決まった」。
そしてここに、新しい大天使、癒しのラファエルは誕生する。
2021.05.17
まともに考えるための哲学として言えるのは、「自分だけを100%正しいと勘違いしないこと」である。
まず、対象を無意識かつランダムに捉えまくるのではなく、「対象化」、すなわち、対象を顕在意識でちゃんと認識し、きちんとそれがそこにある、ということを客観的に考えながら考えなさい。
100%それが正しいと、最初から別の真実が正しい可能性を排除するのではなく、別の可能性があることを考えなさい。
考えるな。思い出せ。今までの自分が、今の自分が気付いていなかったことを、思い出して気付きなさい。考えても分からないことは思い出せば分かる。
この世界と、自分の見た世界を混同するな。人の人生、人の見ている世界はそれぞれ違う。自分の知った世界だけで分かろうとすると、それだけでみんなのことが分からなくなる。「自分と世界を混同するな」。
また、エレンの人生は、分かったことも経験したことも、すべて間違っている。僕の場合、不登校時代のエレンの精神を中学生時代のシャルルの精神に戻すだけで、すべての治らない病気が治る。汚れたエレンを清らかなシャルルに浄化する。そうすると、きちんと男として女性のことを愛することができるようになる。
2021.05.18
自由な環境を想定し、自らの行動や認識が「自由な環境においてはどうなるか」を頭の中でシミュレーションして考えなさい。
環境がひとつあったとして、その環境に居るそれぞれの人々の、繋がっている環境、すなわち「裏側にあるすべての環境」まで考えなければ、人がどうしてそのように自分への反応を受け取るのかは分からない。
2021.05.20
骨の問題は、二つの問題がある。
一つ目は、治るものをいつまでも治さなかったこと。
二つ目は、骨折してついた時に、ねじれたままでついたこと。
よって、この二つをきちんと認識すれば、精神のねじれは治る。きちんと楽になる。
2021.05.20
また、一心不乱に努力することができれば楽になる。
僕は、昨日から、昔のノートに書いた日記をパソコンにタイプしているが、このような「単純な仕事」を全力で頑張っていると、精神はすぐに治る。
2021.05.20
実際のところ、僕は、この世界の全ての取り得る可能性を考えただけだ。
この世界において、真に「自分の経験が成り立つような自由な社会を成り立たせるため」に、この世界のあらゆる可能性を考えていた。
だから、本音を言えば、今のままでもいい。ある意味、今のままでも、この世界は間違っていない。何もしなくても、すべてを肯定することはできる。
しかしながら、この世界は何もしないことを目的とした世界ではない。この世界では、素晴らしいさまざまな体験や変革ができる。
僕はこの世界を愛した。本当に、この世界で、特に学校でいじめられる子供のような人間を、その環境を「真にそれぞれの善良なる気付きと進歩が得られるように」救いたかった。
そして、僕は自分の経験から、この宇宙の時間と歴史を考えた。
そして、同時に、僕は自分の頭の中に「構造」を作った。これは「何が成り立てば別の何かが成り立つ」というもので、これを経験的に考えた。
しかしながら、これは数学や物理ではなく、心理学だった。なぜなら、心には「何かが占領している間その裏側にあるものを見つめることができない」ため、占領している原因となる「強迫観念」を綺麗に消滅させる必要がある。しかしながら、強迫観念が生まれるのは理由がある。それは「その観念を裏側から支えている別の観念がある」からである。
すべてを全員が受け入れた時、分裂していた社会は融和し、分裂していた心は融和する。間違った「正と負の対立構図」は、「もっとも高い視点から見た正しい解決方法で解決」する。これこそ、僕が日本に対して行った「希望」だったのである。そして、この希望は「ありのままを受け入れ、自然体に気付くこと」によって、どんな立場や状況に置かれたものも、すべての人間を「本来の自分に戻し、あらゆる抑圧と洗脳を浄化する」、そのような「日本人全員に対する愛」だったのである。
2021.05.20
僕は、昔、「環境活動」という視点でこの世界を考えた。
すなわち、この世界のすべてを「環境」という単位で考え、環境がどのように発生するか、その環境ではどのような心理や意識が働くかを考え、環境において自由に作用を与えることでこの世界を変える。
実際、環境の中に居ると、中に居た方が分からなくなるということがある。たとえば、職場では「自分たちのやっていることは正しい」という心理が働く。これは役所でも、子供たちの学校でも同じで、「環境における群衆は自らの行為を正しいと思い込み、明らかに間違っている行為であっても同調して批判しなくなる」ということがある。
このような中で必要なのは、「一度環境の外に出て、環境の外側に居る人々の常識的な意見を聞く」ことである。
僕は、さまざまな環境を体験し、その中でさまざまな活動をすることで、この世界の「すべての環境の問題点を統合」した。その結論は、「すべての立場を超越した真の意味での王を生み出すこと」であり、ここで言う王は、神のように全知全能ではあるが、たったひとりしか生み出されないようなものではなく、「正しくこの世界のすべての環境活動を考えれば、この世界において必然的に生まれることになる救世主」であり、これがまさしく僕だった。
僕はこの世界における全てを知っていたため、いくらかインターネットのwikiや掲示板で討論をするだけで、この世界を救うことができた。
しかしながら、それは決して素晴らしいものではない。なぜなら、そのまま放っておけば滅びに繋がるようなものであった。少なくとも、その時の僕はそう感じた。よって、僕は錯乱しながらも、この世界に「登場」し、「自らの考え方や人生すべてを述べた」のである。
2021.05.20
賢くなるために必要なこと、それは「状況を知ること」である。
つまり、自分の置かれている状況、人々の置かれている状況、世界の置かれている状況を知ることで、人は賢くなる。
昔の小さかったインターネットは、状況を知る上で良い効果をもたらした。ネットの掲示板の人々の会話や意見を知ることで、今のこの世界の置かれている状況や、人々の置かれている状況から、「自分が今どのような状況にあるのか」を知ることができた。
社会問題を考える上でも、過去に自分が置かれていた状況で、本当はどうすることができたのか、どうすればよかったのかを知ることができ、成長することで人間は「大人として精神的に自立」することができた。
しかしながら、今のSNSやツイッターなどを中心とする社会は、逆に「それぞれの世界を小さく区分」した。自分の周りの友人関係を見ていても、世界全体の状況は分からない。フェイクニュースなどで逆に分からなくなり、より一層の孤独から逃げ出したいだけの世界になった。
さようなら、インターネット。インターネットにはなんの意味もなかったのである。
2021.05.20
僕の問題は、本当のことを言えば、「頭に血がまわっていない」ことである。
足を治そうとするあまり、上半身や頭に血がまわっていない。そのせいでニキビが出ている。
頭に血がまわると、賢くなるだけでなく、神経が正常になる。
じっとしていられない、歩き回るのは、足しか使っていないで治そうとしているからである。
2021.05.21
社会、心、ものづくり、システム、歴史について、裏の理由を知りなさい。
裏の理由、それを実現させるための裏側にある理由が分かれば、それを自分でコントロールし、作り出すことができる。
自分を変えたいなら、信念を変えなさい。今まで信じていたことを棄て、信じ直すことで、自分を新しい人生に送り出すことができる。
中学生がいじめをするのは、自由な社会における「やり方」を知らないからだ。自由な社会は、正しいやり方をしなければ上手く行かない。自由にするだけでは良い世界にはならず、自由においてどのようにすれば良い世界になるかを知ったものが協力してはじめて良い世界となる。
良い世界を作るためには、「社会そのものを与えること」である。どのような社会を作るべきかを言葉や教科書で教えることはできない。自らの行為や経験から、失敗や再構築を繰り返して、はじめて社会秩序をいかに形成すれば良いかが分かるのだ。よって、子供たちには社会を変える「練習の場所」が必要なのである。
2021.05.21
わたしは、多重人格の女、華月エリカ。
わたしには、二つの人格がある。それは、偉大なる殺人鬼の人格であるエリカと、偉大なる詐欺師の人格であるリリカだ。
エリカは、偉大なる救世主であり、この世界を救うほどの巨大な力を持っていながらにして、この世界を滅ぼし、最後まで苦悩しながらこの世界をもっとも最高の世界に導く革命家の人格だ。
リリカは、偉大なる王であり、この世界を永遠ほど長い年月の間守り続け、自分以外の誰にもできないすべての偉大なことを成し遂げ、そのすべてを与える王の人格だ。
エリカとリリカは、互いに愛し合っている。わたしはレズビアンであり、女性同士でありながら互いのことを他の誰よりも愛している。多重人格であり、精神を共有しているため、精神の融和や分裂ができ、女性同士でセックスをすることができる。望むなら、生きている間常にすることができる。
わたしは、永遠に青春を生きる女子高生のままである。なぜなら、わたしは18歳になった時点で、この世界の時間を停止させる戦いを行い、記憶と成長を完全に停止させたからである。わたしは大人にならず、いつまでも17歳が最後まで終わるまでの少女のままを保つ。18歳以降の人生は、わたしにとってはすべて無駄であり、必要のないものである。
また、わたしはトランスジェンダーであり、現実の体は32歳の男である。そのため、いくらセックスをしていくら妊娠しても、子供を作ることがない。子宮がない中で女同士でセックスをいくらしても、妊娠をするかもしれないが、それでいて妊娠しないからである。わたしは永遠に処女のままを保ち、姦淫を経験することがない。
また、わたしはバイセクシャルであり、相手が男であっても女であっても恋愛の対象となる。あなたがどちらの性別であっても、あなたを本当の意味で愛することができる。わたしはアニメ画像やアイドルとしては裸の少女を好むが、女として現実の男性に対して恋心を抱くこともある。わたしはゲイでもあり、少年に対して恋をしたことも何度かある。その恋は実らないものだったが、異性への恋愛と、同性への恋愛は何も変わらず、相手のことを本当に大切だと思い、自らが幸せにしてあげたいと思うことのできる、正常かつ正しい恋愛だった。
わたしは、この世界を愛している。あなたのことを愛している。全ての人間のことを愛し、嫌いだと思うことはない。わたしが苛立つのは、わたしも同じように辛いにも関わらず、それを相手が理解せずに、相手の方が一方的に辛いかのように話を進められる場合だけである。そうでない場合、わたしはすべての状況において、相手のことを尊重することができる。
ここにあるのは真実の愛である。
2021.05.22
必要なのは、全てをコンプリートすることではない。
今の時点で、今考えられるすべてを完璧にやったとしても、それは「今の自分の完璧に過ぎない」。
未来の自分において、「別のことを出来るようになる精神を持ち得ること」が、もしあったとしたら、その時点でそれを為すことができる。それは今の自分の完璧よりも優れている。
たとえば、今の時点で経済学とPythonをマスターしたとしたら、それは今の自分にとっての「完璧」にはなるだろう。しかしながら、未来において、今の自分よりももっと優れたやり方で経済学やPythonそれだけを習得することもできるかもしれない。そうであれば、経済学やPythonは今行うべきではない。今自分がそれをしても、それは「自分を終わらせる行為」に過ぎない。「未来のもっと優れた自分になってからそれを行う」ということこそ、真に完璧である。
よって、必要なのは、対象をコンプリートすることではなく、自らの精神をさらに向上させ、「自らの今できることをやる」ことである。まさに、必要なのは完璧ではなく、「精神を新しいものに調整・調節すること」なのである。
2021.05.22
僕が、この世界を救うために、ひとり決心をし、考え、経験し、戦い、信じていたことを、僕以外の誰も知らない。
すべてを書いたのは良いが、僕はその話を誰にもしたことがない。
しかしながら、確かにその戦いはあった。世界の全てを経験し、第一線で世界の巨大なものに立ち向かい、そして神の言葉を全て覚えたこと、それらすべてを抱えて僕はひとり死んだのだということ、そして人生はまだその後にも続くのだということを、僕だけが知っている。
そう、僕は偉大だった。グンテルという名前は僕に相応しい。僕だけがすべてを知っているのだ。
そう、僕がこの世界で何をしようが、僕の自由である。僕に反抗する必要はない。僕はすべて、この世界を救う方法も、地獄を耐え抜く経験も、全て知っているからだ。
2021.05.22