AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 経験的に世界は変えられる
BASENAME: 2021/04/25/120259
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DATE: 04/25/2021 12:02:59
CATEGORY: 革命
経験的に、世界は変えられる。
社会哲学とは、
変えることのできるはずのない世界において、
どのようにすれば世界は変えられるのか、
その場合における「理想的な世界の変え方とは何か」を、
考える哲学の試みであると言える。
学習と自由によってすべては分かる。
主体的かつ積極的に善を為すことで、
この世界の人々と「分かり合う」ことができる。
自らの分かったことを、
自らの分かったように人々に教え、伝えれば、
人々も同じように分かるはずである。
そのようにこの世界は変えられるという「確信」が、
やがて「直観」となってすべてを悟るに至る。
自らだけが、すべてを経験して分かるということ、
友人や家族とも離れながら、
自分だけがひとり経験して分かるということ、
それこそが「自由」であり、「哲学者の人生」である。
この世界全てが「経験から変えられる」ということを、
自分だけがきちんと具体的な経験から知っている。
そう、まさしくこれこそが、
世界を変える新しい「革命家」の人生である。
子供たちには、世界を築く方法を教えるべきであり、
そのために自由なコントロール権限と、
失敗の許される自由なコミュニティを与え、
真に平等に愛される経験を与えるべきである。
そこから、「自らの力で世界を生き抜く力」が得られるからである。
自ら生きられる「基礎の力」を持った子供に対して、
教えるべきことなど何もなく、
子供が自ら判断し、理性を使う中で、
「判断力の自由」を与えれば、
あとは子供たち自身を信頼すればよいのである。
また、哲学とは「知を疑う」ものである。
人間の知識は、経験的な主観と客観から生まれるが、
実際の「現実の様相」から考えるに、
主観と客観は自分の頭脳の中によって「再構築」されるため、
結局、「主観と客観の区別は存在しない」。
しかしながら、そこでは、
経験からすべての理性が形成されるため、
経験的な主観がそのまま客観となる。
そう、経験と主観・客観によって、
「知識は歴史ととともに生み出され続けている」。
これこそが正しい科学の歴史観である。
そしてこれこそ、正しい現象学の記述なのである。
先入観をなくしなさい。
厳密に、正しく経験を考えなさい。
執着心をなくしなさい。
人々を助け、善を為すためには、
正しい考え方をする必要がある。