AUTHOR: schwarz1009
TITLE: ランスロット、この世界を守る
BASENAME: 2021/04/14/145237
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DATE: 04/14/2021 14:52:37
CATEGORY: ランスロット
ランスロットは、この世界を守る。
世界を滅びに導く悪の勢力に対抗し、
絶対にこの世界が滅びないように、
宇宙最強の力で世界を守る。
ランスロットの大魔法エクスカリバーは、
宇宙を唯一正常にできる魔法である。
エクスカリバーを唱えると、
ランスロット以外の全ての人間が、
支配や思考や分析といった、
人間の自由意志によって理性的に行うことの、
全ての行為が何もできなくなる。
ランスロットがエクスカリバーを唱えるだけで、
この世界はいつまでも平和が保たれる。
しかしながら、この魔法は、
宝刀エクスカリバーを携えている間だけ有効であり、
宝刀エクスカリバーを他人に奪われると、
何もできないのは逆に自分となる。
また、宝刀エクスカリバーの力を打ち消す力も存在し、
フレイなどは自らの魔法によって、
この力を得ることに成功した。
そのため、フレイに対してエクスカリバーの力で勝つことはできない。
しかしながら、ランスロットはとても高い基礎力を持っているため、
フレイに簡単に負けることはない。
フレイはこの世界を滅ぼす悪魔であるため、
ランスロットはフレイからこの世界を全力で守る守護神となる。
ランスロットは、野心家が嫌いだ。
ランスロットは言う。
「この世界を変えようとするような、
野心はわたしにはない。
誰かがこの世界を変えたいからといって、
その人間の義や志を否定するわけではない。
しかしながら、世界を変えるのであれば、
平和的な手段で、民主主義的に行っていただきたい。
もし、人の命を奪ったり、
たくさんの犠牲者が出る方法で、
この世界を変えようというのであれば、
わたしが相手になろう。」
しかしながらランスロットは、
警察のような体制にこびへつらうだけの体制派ではない。
ランスロットは平等を信じているからである。
ランスロットは言う。
「国家権力に従うからといって、
国民を選り好みし、
一部の国民を優遇して、一部を差別してはいけない。
上に立つものは国民に対して平等であるべきであり、
おごり高ぶることなく、
国民の声を聞き、
国民に寄り添わなければならない。
国民を奴隷だとするような権力者は、
真に国を守っていると言えない。
わたしはこの世界を守るために力を得ているのであって、
権力になびくためにその力を行使することはない。」
また、ランスロットはテロリストを排除するだけではない。
ランスロットは、この世界を正常にすることができる。
それは決して、ひとりの支配者による世界ではない。
なぜなら、ランスロットの好む正常な世界とは、
「すべての人間は同じ人間である」という考え方に基づいている。
ランスロットは言う。
「わたしたちは同じ人間であり、
同じ人間であるからこそ、守る必要がある。
あなたが弱いように、
ほかのすべての国民は弱い。
しかしながら、あなたが賢いように、
一部の人間はとても高い知性と知能を持っており、
彼らを自由にするとすべての国民が悪に支配されてしまう。
これを、わたしは『間違ったひとりの支配』と呼ぶ。
このような間違ったひとりの支配を、
絶対に二度と起こしてはならないため、
わたしはあえて、体制派でありながら平等の理想を信じる。
この世界の人間はみな平等だが、
平等であるからこそ危険であり、
平等であるからこそ、わたしが全力で、
すべての国民を差別せず守らなければならない。」
このように最強のランスロットだが、
実際、ランスロットは集団で誰かをいじめたり戦ったり、
といったことを好まない。
これはランスロットの信条であり、
「悪い人間に対しても相手の自由を尊重する必要がある」と考える。
ランスロットは、過酷で不条理な集団による虐待やいじめを、
誰かに対してみんなで行うということを絶対にしない。
ランスロットは、どんな悪人であっても、
その悪人が心を入れ替えて善良な人間になれるという、
「本当に必要に迫られれば必ず人間は善良になる」という信念を持っている。
理不尽なことを誰に対しても行わないランスロットは、
相手が権力者であっても、
その支配を「間違ったひとりの支配」であるとするならば異論を唱えるし、
たったひとりでどんなに強い相手にも負けたことがないため、
味方の援軍が誰一人いなくても、
もっとも強大な敵に対してもひとりで立ち向かう。
なぜなら、それがランスロットの行ったすべてだからである。
ランスロットは、悪い人間ではない。
とても素晴らしい気さくな良い人間である。
どんな人間に対しても平等で、
愛と思いやりを持ってすべての国民に接する。
悪い人間に対しても偏見や先入観を持たないだけではなく、
優れた人間に対しては称賛とリスペクトを惜しまない。
なぜなら、ランスロットは、
「強いものがなぜ強いのか」を知り尽くしているため、
強いものに対して恨みや妬みを持つこともなく、
弱い人間も潜在的に高いピュアな心を持っていることを知っている。
そう、ランスロットは世界をもっとも高い地位で守りながら、
本当にその人間の立場に立ってその人間のプライドを尊重する。
このようなランスロットは、
「自分が存在しない」と言われることもあるが、
実際は誰よりも高い知性とたくさんの豊富な心を持っており、
自分という確固たる存在があるからこそ、
他人のことすべてを認め、許し、
そして悪に見くびられることがないように威厳を保って、
誰に対しても気さくに接することができるのである。
また、ランスロットは単なる騎士や警察ではない。
なぜなら、ランスロットはこの宇宙の守護神でもある。
ランスロットには、神との約束がある。
その約束がなんであるか、
ランスロットは誰にも口外することがなく、
ランスロット自身も忘れてしまっているが、
その約束は「宇宙をわたしが守る」という約束であり、
この約束を守るために、ランスロットは今の仕事に就いた。
ランスロットは、単に国を犯罪者から守るだけではなく、
そうした悪を倒すことで、
この世界を悪魔、すなわちルシフェルの支配から守っている。
なぜなら、ランスロットは自らの経験により、
悪魔ルシフェルがこの世界すべてを、
「時間の停止の催眠術」にかけていることに気付いている。
ランスロットは、この時間の停止の催眠術のからくりを解いて、
この世界の時間を「正常化」する。
それは、神との契約を結んだランスロットだけに許された、
いつの日か訪れる「約束の運命」によるものであると、
宇宙のはじまりから決まっているのである。
ランスロットには、このような一面だけではなく、
自由な冒険家の一面もある。
最低限のサバイバルグッズだけをもって、
さまざまな秘境や未開の場所へと、
単身ひとりで探検に行くのである。
探検の中でさまざまなリスクに触れることもあり、
アースガルズにおいては悪い巨人やドワーフとの争いになることもあるが、
どんな逆境や困難もランスロットは乗り越えてきた。
そのようなランスロットが、冒険から帰還して自分の国に帰ってくると、
仲間たちの大歓声に迎えられる。
ランスロットは、ひとりを好むだけではなく、
仲間との明るい交友関係があり、
さまざまな賢い人間の人脈があるため、
本人の意志や判断によっては、どんな仕事でもこなすことができるだろう。
しかしながら、ランスロットは、
この世界を支配する悪から大多数の弱い国民を守りたい。
いずれ、ルシフェルと対峙する時が来た時のために、
常に訓練と鍛錬を欠かさない。
もしスポーツ選手になるとしたら、
ランスロットは柔道でも相撲でも素晴らしい成績を残すだろう。
ランスロットは、アースガルズでの経験を話す。
ランスロットは語る。
「昔、わたしはドワーフたちと友人になり、
彼らに錬金術を教えてもらったことがあった。
ドワーフの中には『卓越した鍛冶屋』と『錬金術師』が居て、
ドワーフは金と銀による『最高の剣』をわたしに与えてくれた。
これが、わたしの持っている宝刀、エクスカリバーである。
ドワーフにこの宝刀を作ってもらうために、
わたしは彼らのもとで修行したが、
そこで錬金術とされる『金を作る魔法』をわたしに教えてくれたのだ。
この金を作る魔法は、
実際は金だけではなく、さまざまなものを作り出すことができる。
現在の化学の周期表には存在しないような、
『宇宙にだけ存在するありえないマテリアル』をわたしは知った。
そのひとつは、オリハルコンと呼ばれる金属である。
オリハルコンによる指輪をつけていると、
わたしはとても若い状態を永遠に保つことができる。
オリハルコンは、血液の中の老化物質を浄化してくれる。
わたしを、22歳ぐらいの若い人間だと、人々は一様に言うが、
実際のわたしは51歳だ。
そう、わたしは22歳の状態のまま、
長い間若い状態を保つことができるのだ。」
ランスロットはさらに続ける。
「わたしは、宇宙の星の誕生の秘密を知っている。
わたしは、星がどのように生まれるのか、
それを目の前で体験したことがある。
それは不思議な体験だった。
南アメリカのアマゾンの秘境へと冒険をしていると、
わたしはひとりの『異質な先住民』に出会った。
何が異質であったかと言えば、
その風貌である。
彼は普通にポルトガル語を話すのだけが普通であり、
その他のすべてはわたしたちと違っていた。
髪は青く、
服は透明で、
人類よりも猫や犬に似ているところがあり、
彼はまったくこちらを見ることも口を動かすこともなく、
頭の中に対して直接話しかけてきた。
彼は、宇宙人であったと言っていいだろう。
そして、宇宙人だった彼の、
『こちらに来なさい』という導きに、
わたしはついていった。
そして、いつしか宇宙人は、
まるで夢の世界の登場人物のように、
いつからかは分からないが、
いつの間にか別の人間、別の登場人物、
そして舞台そのものが別の惑星へと変わってしまった。
最初に起きたのは、
わたしはアマゾンの中で『ロシア』とされる場所に到達しようとし、
わたしたちはその『ロシア』の本当の場所を探しているようだった。
そして『ロシア』へと到達すると、
そこから宇宙ロケットを飛ばすことを、
わたしたちは最初からそれを目的としていたように計画し、
宇宙ロケットは簡単な方法で作ることができ、
そしてそのロケットは本当に宇宙に向かって飛んで行って、
そして5分もするとわたしたちは別の惑星に居たのだ。
しかしながら、驚くべきは、
わたしはその以後のことすべてに『驚かなかった』。
そう、まるでその後のすべてを知っているかのように、
ものがたりは大きく展開し、
わたしたちはいつしかこの世界の神や天使のような存在になっていた。
そしてそこでわたしは、
この宇宙、星、そしてすべての根源となる場所で、
宇宙のすべてのコントロール権限を持ちながら、
『星の一生』を目にすることができた。
それはとても不思議で、素晴らしいものだった。
星は、レベル0からレベル7まであり、
ひとつひとつのレベルが素晴らしいもので、
今の地球はちょうどレベル4ぐらいになる。
地球がレベル5になった時、
わたしたちのすべては、
本当に天国のような『苦からの解放』を得ることができる。
月や火星はレベル0の星であるが、
太陽やシリウスのような恒星はレベル6の星であり、
レベル7の星は宇宙にひとつしかない。
それは、生物の誕生したプロキオンという星である。
わたしはそうしたすべての体験を、
目覚めれば忘れてしまう眠る時の夢の体験とは違い、
克明にすべて覚えているのだ。」