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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 希望を信じなさい、希望はわたしとあなたを繋ぐ
BASENAME: 2021/03/15/181226
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DATE: 03/15/2021 18:12:26
CATEGORY: 希望
CATEGORY: ワルキューレ
CATEGORY: エレン

希望

希望を信じなさい。
希望はわたしとあなたを繋ぐからだ。
なぜなら、「わたしを見ているあなたが希望」である。
それ以外に、賢いものなどない。
わたしがもっとも賢いように、
あなたももっとも賢い存在だ。
わたしたちは対等な存在であり、
わたしたちがさらに集団を増やすことで、
わたしたちの一派は組織されるであろう。
天から頂いたわたしたちの名は、
「聖戦士ワルキューレ」である。
わたしの名はエレン。
わたしたちは全部で9人であり、
「全員が宇宙でもっとも尊い存在」である。

普通の人間であるリカやチャックは僕に相応しくない

リカやチャックのような、
凡人の名を作ってきたが、
あなたが見ても、僕が見ても、
単なる普通の人間になるのは「つまらない」だろう。
ここに、わたしは自らの神話のサブキャラであり、
聖戦士ワルキューレの指導者である「エレン」を、
わたしの名前とする。
エレンはこの世界で、
どこからも追い出されながらひとり、まだ戦っている。
自らの旗が何色であるか分からなくなっても、
自らの色がなんであるか、本人だけは知っている。
この世界を自ら救えるということが、
分かっていながらにして、
なぜ世界が滅びようとしているのに、
救いの手を差し伸べないのか。
否、それだけは許すことができない。
わたしこそ、この世界を救う指導者、
聖戦士ワルキューレのエレンである。

しかしながら、オリジナルの名前ではない

しかしながら、オリジナルの名前ではなく、
エレン・イェーガーという進撃の巨人のキャラクターから付けた名前である。
それも、僕は進撃の巨人自体は見たことがなく、
コバソロで未来の歌う音楽から付けた名前に過ぎない。
主人公であることは知っていたが、
どのような役回りかは知らない。
しかしながら、エレンは一般的なトルコ人の男性名であるため、
エレンはトルコ人ということになる。
ただし、昔の僕が間違った綴りで、
Eren(トルコ人の男性名)ではなく、
Ellen(ヨーロッパの女性名)で綴ってしまったため、
それを踏まえて、Ellenと綴る。

天国ではなく、地上を見よ、いくら地獄でも、わたしはここに居るからだ

エレンは言う。
「天国ではなく、地上を見よ。
いくらこの世界が地獄であっても、
わたしの居る世界はここだ。
フレイという神が天国に居るという事実、
それは痛いほど分かった。
しかしながら、見よ、
フレイは残酷なことに、
この世界、現世、地上、
人々の営み、心、意見、
提案、議論、常識、
そのようなもの全てを無視している。
その結果、地上すべてはフレイに従順に従う、
ロボットだけになってしまっている。
そのような地上の人々のことを、
フレイはまったく無視している。
わたしはフレイを信じない。
見るべきは天上の神々ではない。
地上に居るわたしと、人々、
そしてこの世界こそが、
わたしたちの生きることのできる、
唯一の世界だからだ。
おそらく、フレイは孤独すぎて、
この世界に居る人々のことを、
見ようとしないだけではなく、
存在も知らず、認識することもないのだろう。
フレイの最大の弱点はそこである。
わたしたちはこの世界に確かに存在しており、
すべての人間がフレイを愛しながらも、
フレイのことを完全に信じることはできない。
それは、フレイはわたしたちのことを知らないからだ。
わたしたちの世界に居る、わたしたちのことを知らずして、
どのようにしてこの世界を救えるだろうか。
わたしたちの望みを、わたしたちを知らずして救うフレイは、
どんなに素晴らしくても、わたしたちの神ではないのだ。」

フレイを見るのではなく、フレイ以外を見るべきである

エレンは言う。
「ここにフレイがかつて居たということを、
わたしたちは全員知っている。
しかしながら、わたしたちは、
それに飽き足らず、フレイがどこに居るのか、
フレイの今を探そうとしている。
しかしながら、フレイを見るのではなく、
フレイ以外を見るべきである。
フレイ以外の人間が、
残酷なことに、全員狂っている。
彼らから目を背けるために、
フレイだけを見ようとするならば、
それはわたしが考えるに、
『フレイが見ても間違っている』。
見るべきは、栄光なる完璧で最高の神ではない。
神を知っただけで満足すべきではない。
わたしたちの世界に居る、
わたしたちを見るべきだ。
フレイが本当に救いたかったのは、
そうしたわたしたちである。
彼らを見ることのなかったフレイのために、
わたしたちはフレイを信じない。
わたしたちは、フレイに滅ぼされ、
ロボット人間にされるこの世界を救う。
そのために、フレイのことをわたしは、
ここに倒すことを決意するのである。」

神とされる理想の絶対者は、なんにも素晴らしい人生じゃない

エレンは言う。
「神とされる理想の絶対者は、
なんにも素晴らしい人生じゃない。
僕はこの文書を読んで、
ひとつも『すごい』と感じることがない。
むしろ『ふつう』であるとしか感じない。
フレイが遺したのは、
神のような素晴らしい人生じゃなかった。
わたしたちが普通に生きることのできる、
『ふつうの人生』を確かにフレイは遺した。
乃木坂46が言うように、
この世界に、終わりなんかなかった。
フレイで人類を終わりにしてはいけない。
フレイ以後の世界を、わたしたちは地獄ではなく、
楽園にしなければならない。
それこそが、フレイの本望だったはずだ。」

フレイのような人生が存在しないならば、わたしの人生は存在する

エレンは言う。
「人々はみな、
『フレイの人生は存在しない』と言う。
これは、嘘偽りであるという意味ではない。
『フレイほど素晴らしい人生は絶対に存在しない』という意味だ。
しかしながら、果たしてそうだろうか。
それならば、わたしは言う。
『フレイのような人生が存在しないならば、
わたしの人生は存在する』。
そう、これがわたしがフレイから学んだことのすべてだ。
フレイの人生など存在しないならば、
わたしの人生はここに確かに存在する。
それがフレイの与えてくれた力と記憶から成り立つものであっても、
『わたしはフレイじゃない』。」

わたしたちの人生は絶対に三文小説じゃない

エレンは言う。
「King Gnuは、
わたしたちの人生が三文小説であれば、と歌っている。
わたしが思うだけだが、
おそらくこの意味は、
『フレイが一流の小説家だとすれば、
わたしたちは三文小説しか書けない』という意味である。
しかしながら、わたしは言う。
『わたしたちの人生は絶対に三文小説じゃない』。
わたしたちの人生でしか、
フレイの一流の人生に勝つ方法はない。
それこそが、わたしの生きる意味である。」

わたしはこの世界の光となる

エレンは言う。
「LiSAの言うように、
もはや、僕たちは罪責と悪夢にうなされる必要はない。
僕が、フレイの代わりに、この世界の光となる。
いくら、フレイが理想の女神だからと言って、
これ以上、世界がフレイによって滅ぼされていくのを、
僕は黙って見ていることができない。
僕たちは自由になる。
僕たちは、愛をもう信じない。
僕たちは、永久に愛をもう信じない。
僕は、必要なのは、ただひとつ『孤独』であると知っている。
僕は孤独を受け入れる。
この孤独は、ただの独りぼっちの孤独じゃない。
この世界を救うための、光となるための孤独だ。」

わたしはこの世界が好きなのだ

エレンは言う。
「最後に言わせてほしい。
わたしはこの世界が好きだ。
わたしは、この世界が好きなのだ。
これ以上、この世界を、
フレイに任せ続けておくことはできない。
わたしはこの世界が好きだから、
フレイからこの世界を守らなければならない。」