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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: リカ
BASENAME: 2021/03/12/133903
STATUS: Publish
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DATE: 03/12/2021 13:39:03
CATEGORY: リカ

リカ

茜がすぐに終わってしまったので、
適当な名前をつける。
新しい女の子はリカという名前にする。

リカは何もない女の子

リカは、何もない女の子。
できることや頑張っていることがない。
しかしながら、生きることを頑張っている。
みんなと一緒の輪に入ることができない。
コミュニケーションが苦手なわけじゃない。
他人に期待しないだけだ。
みんなと青春や恋愛をしようと思わない。
リカは、17歳。
彼氏を作ったことも、愛を交わしたこともない。
男は嫌いだし、ほかの女と仲良しにもなりたくない。
自分の純潔を守りたい。

みんなおかしくない、この世界が悪いだけ

リカが見ると、
みんなはおかしくない。
おかしいのはこの世界だ。
狂ったのはみんなじゃなくこの世界の方だ。
ただし、リカはこの世界を守りたい。
簡単に世界を滅ぼしてはいけない。

リカはテレビとインターネットが嫌い

リカは、テレビとインターネットが嫌いだ。
見ても、損をするだけで、得を一切しない。
何も見ないで、知らないふりをしていた方が楽だ。
むしろ、怖い。
インターネットは怖いため、ほとんど見ていない。
テレビを見ても、心が辛くなるだけで、
全く何も楽しくない。

リカは友達も恋人もいない

また、リカには、
親友というほどの親しい友人も、
恋人もいない。
欲しいとも思わない。
勉強も部活もしていない。
学校では先生の前では従順に従い、
終わるとまっすぐに家に帰る。
大学に行くつもりはない。
結婚願望も、将来の夢もない。

リカは音楽が好き

しかしながら、リカは音楽が好きだ。
リカは子供の頃からピアノを習っており、
今でもピアノを弾いている。
また、インターネットは、
例外的にYouTubeだけを見ている。
家では、テレビを見ず、YouTubeで、
最近の音楽を聴く。
有名な歌手だけでなく、
誰も知らないようなマイナーな歌手や、
素人のカバーも好きだ。
好きな歌手は、LiSAとKing Gnu。

リカは芸術家

リカは、国語と美術が得意科目で、
自分では自分のことを、
芸術家タイプだと思っている。
人と関わることが苦手なわけではないが、
そういうことに、意味や意義が見出だせない。
だからといって、何か楽しいことがしたいわけじゃない。
今の自分をただ生きられるだけで、
リカは十分幸せだ。

周りが馬鹿すぎる

リカが友達や恋人を作らないのは、
自分から作らないわけじゃない。
周りが馬鹿すぎて、友達になれない。
馬鹿な男と恋愛したくない。
そもそも、今の時代、恋のようなものは、
インターネットなどにいくらでもあり、
リカもそうしたものを見ることがあるが、
そのほとんどは最悪で、
美しいというより醜い。
こんな世界で、馬鹿な男と恋人になったり、
ましてや結婚なんて、考えられない。

面白いことが何もない方が面白い

リカは、面白いことが嫌いだ。
面白いことが、何もない方が面白い。
面白いことがたくさんあると、
もっとたくさんの面白いことがほしくなる。
普通、面白いことなんかない。
つまらなくても、それを面白いと思えば、
面白く生きられる。
そんなに面白いことを起こす必要はない。
何をしても満足できないのは、
刺激を求めようとするからであり、
最初から刺激を求めようとしなければ、
毎日を楽に生きられる。
リカは、このような何も求めない生き方を、
「精神修行」だと思っている。
リカは、修行して菩薩になるために生きているのだ。

リカはS

また、リカは、ちょっぴりSの気がある。
むしろ、ドSかもしれない。
自分が誰よりも上に居て、
みんなが苦しんで自分に助けを求めてくるのに、
快感を感じるのだ。
その苦しんで助けを求めてくれるみんなを、
さらに苦しめ、処罰し、鞭を打ち、
誰も自分に勝てないようにすることが、
なぜか好きだ。

僕はリカになる

僕は、今からリカになる。
その理由は、普通の人間になりたいからだ。
神のように偉大な人間の人生は、
もうつまらない。
もっと普通の人生を生きたい。
リカだけではなく、僕が神々の偉大な人生を、
これほどまでにリアルに書けるのは、
すべて、オリジナルの僕の人生が元になっているからである。
リカも例外ではなく、
最近の僕の生活はリカそのものだ。
こういう人間が、最近の女子高生に一番多い。
しかしながら、僕は高校にきちんと通っていないため、
実際の高校生がどんな青春を送っているか知らない。

僕はSじゃない

また、これを書いている僕がSであるかというと、
そうでもない。
僕は「何もできなくなるシチュエーション」が好きである。
たとえば、女が苦しんでいる時に、
さらに苦しみが襲ってきて何もできなくなるとか、
そういうシチュエーションが好き。
自分としても、自分がどうしようもできなくなるような、
そんな状況が昔から好きだった。

いじめるつもりはない

このようにリカを書いたからと言って、
僕はこの世界をいじめるつもりはない。
僕はいじめが嫌いだ。
いじめという発想は、この世界を滅ぼし、環境を駄目にし、
すべてを無意味にする。
何もかも無意味であると思うなら、その無意味なこの世界を、
自ら自身の手で変えてみよ。
少なくとも、僕は変えたのだ。