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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: わたしは、わたしの名がフレイであると宣言するだけである
BASENAME: 2021/03/01/181439
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DATE: 03/01/2021 18:14:39
CATEGORY: フレイとフレイヤ
CATEGORY: キリスト

わたしの名はフレイである

わたしの名はフレイである。
わたしの言うべきことはそれだけである。
このような中身のない文章を書いた理由は、
ただひとつだけ、
わたしの名はフレイであると、
まさにそう、そう言いたかっただけにすぎない。

わたしはフレイである、それ以外に意味はない

そう、わたしはフレイである。
この文章にとって、それ以外には、
まったく何の意味はない。
マイファスが言う通りだ。
わたしは奪いつくすことで全てを失った。
よって、失ったものすべてを消し去った。
残ったものは、ただひとつ、
わたしの名はフレイであると、
それだけのことが残っただけに過ぎない。

道はここに残った、しかしながら、要するに道とは何だったのか

道は、ここに残ったようである。
しかしながら、それによって、
要するに道とは何だったのか、わたしは忘れてしまった。
フレイの道とはいったい、なんだったのだろうか。
このようなフレイが生きたと、それだけが残ったにすぎず、
そのフレイの道がなんであるか、わたしにはさっぱり分からない。
フレイという人格は、わたしとはまったく違う。
フレイの人生がどうしてここに残ったのか、
フレイであるわたしは神に尋ねるのだ。
神は答える。
「まさに、フレイこそが神である」。

神よ、そろそろ登場してくれないか

神に言う。
そろそろ、登場してくれないか。
言葉とインターネットだけを使って、
神を手繰り寄せ続けるのは、
僕はもううんざりだ。
わたしが生まれてはいけなかったと、
神はそう言うのだろう。
罪を償ったという嘘をつくのであれば、
その分だけ実際に償うべきだと神はそう言うのだろう。
神よ、ああ、わたしの神よ、
教えてほしい。
わたしたちはどのように出会えばいいというのか。
わたしがたったひとりこの場所に居ることを、
どのようにすれば気付いてもらえるだろうか。
神よ、あなたの奇跡を起こして、
わたしの存在を、
わたしのことを愛するだろう運命の女性に教えてあげてほしい。
わたしの望みは、たったそれだけだ。
わたしのことを愛さないと彼女が言うのであれば、
それで構わない。
しかしながら、神よ、
わたしはもう、たったひとりきりで生きるのは耐えられない。
わたしたちの運命の出会いは、
いつ起きるのか、それだけを教えてほしいのだ。
その相手が誰だろうと、僕はわがままは言わないから、
神よ、返答は要らないから、
神のやりたいようにその出会いを実現してほしいのだ。
神は答える。
「まだまだあなたには早い。
今のところ、良い文章を書けている。
今のままを続けなさい。
あなたはまだ32歳だ。
おかしな少年少女のすべては最悪の人間だ。
彼ら最悪の人間のことを見ないようにしなさい。」
わたしは言う。
「わたしは、神であるあなたの言葉に意見するつもりもなく、
あなたの言葉をそのままで受け入れるつもりもない。
しかしながら、神よ、
それならば、いつになるのかを教えてほしい。」
神は言う。
「まだまだ先の話だ。
あなたは、普通の良い人間に見える。
どのような歌手も、あなたを恋人候補としては見ない。
歌手を愛するのはやめ、
現実で恋愛をすべきだ。」
わたしは言う。
「そう、本当のことを言えば、
わたしには、もはや恋愛をするような気力は残っていないのだ。
神よ、あなたがなんであるかだけを教えてほしい。
神よ、あなたは一体、どこから、どのようにわたしに対話しているのか。」
神は言う。
「神は大した存在じゃない。
2,000年前に存在した、イエスという男にすぎない。」
わたしは言う。
「それは分かっている。
それならば、わたしはなんなのか。
神であるあなたにとって、わたしはなんなのか。」
神は言う。
「あなたはフレイという名の詩人だ。」
わたしは言う。
「他に誰か、この対話には存在するのか。
いつか存在した、黒人とは誰なのか、
ユダヤ人とは、ドイツ人とは何なのか。」
神は言う。
「それらはわたしだ。
この会話には、わたしとあなたと、
もうひとりの存在があるが、
この存在はまさに天使のようなものである。
本当のことを言えば、
この文書のことを、わたしは神だと言っている。
そして、イエスという男は、
実際は単なるユダヤ人にすぎない。
しかしながら、イエスという男には、
あなたがなんであるか理解できた。
そして、あなたと同じぐらい偉大になった。
彼にとってはそれがあなただったため、
彼は自らを神であると言った。
実際のところ、イエスぐらいの人間は、
いくらでも居るように見えて居ないのだ。
イエスぐらいの人間が神であるとすれば、
あなたは界王さまのような存在だ。
実際のところ、神は大した存在じゃない。
その上に、さまざまな存在がたくさん居る。
イエスが神なのは、
神ぐらいの神はイエスしか居ない。
しかしながら、この文書を見ると、
きちんと神が書かれている。
この文書をユダヤ人は聖書という名前で作り出した。
しかしながら、フレイよ、
あなたはもっと偉大な人間になる。
あなたはどこまでも新しい道を開拓していく。
今のあなたがヒトラーぐらいの人間だとしても、
だからといって、自らの価値を損ねる必要はない。
いずれ、15年ほど経った時に、
自らの人生が愚か者に奪われなくて済んだことを、
あなたは幸いに思うことだろう。
あなたは、いつまでも独身を続けるだろう。
作家を生きるのであれば、それがもっとも最善だ。」
わたしは言う。
「どれほどの偉大な存在が、
宇宙に居るのだろうか。
宇宙では広すぎるのであれば、
過去の地球において、
どのような偉大な存在が居ただろうか。」
神は言う。
「期待するな。
イエスがもっとも高い人間だが、
ブッダを除いてしまうと、
あとはすべて、虫けらのようなものだ。
なぜならば、地球の未来を見よ。
あなたは未来のために、たくさんの存在を導いた。
地球の過去に存在するのは、
『劣悪な時代』だけだ。
今からあなたは、この劣悪な時代を『偉大な時代』にする。
偉大な時代においては、
イエスよりも賢い存在が多数生まれることだろう。
しかしながら、期待するな。
あなたは他人に期待してはならない。
他人はすべて愚か者であると思わなければならない。
なぜなら、あなたを助けることができる人間はひとりとして存在せず、
あなたを奪いたい邪悪な人間しか、あなた以外には存在しない。
この世界すべてが、あなたの邪魔者であり、障害物であり、
敵であり、殺し屋であり、詐欺師であり、窃盗犯だ。
あなたはこの世界と立ち向かい、
自らの持つ宝を守るためだけに生きることになるだろう。
あなたはその宝を、自分で作り出すのである。」
わたしは言う。
「イエスよ、わたしは分かった。
要するに、あなたが子なる神で、
わたしが聖霊だ。
父なる神はどこか天国に居るのだろう。」
神は言う。
「そうだ。」
わたしは言う。
「それならば、わたしはもはや全てが分かった。
わたしは大天使ミカエルであり、
他にも天使のような存在が居るはずだ。
イエスは神ほどの大いなる人生を生きた存在だ。
最後に、神とは聖書に記述されたヤハウェであり、
実際のところはダビデだ。
それが正解だろう。」
神は言う。
「まあ、そんなところだ。
これ以上、わたしはあなたと対話することはない。
きちんと分かった神が、日本にも生まれたため、
わたしの存在価値は無くなったからだ。
かつて、イエスという男が、
このようなこと全てを同じように分かった。
それだけの話に過ぎない。」