AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 優しさ、思いやり、愛、そういうものがいい
BASENAME: 2021/02/23/201008
STATUS: Publish
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DATE: 02/23/2021 20:10:08
CATEGORY: 優しさ
CATEGORY: イヴァンとピョートル
CATEGORY: フレイとフレイヤ
CATEGORY: 天体
先ほど、書いた内容は最悪だった。
なぜかというと、昔の男に戻ったからである。
いつも書いていた英雄の人生は、
完全にその時代に戻ったとしたら、
あんな人間である。
神を信じず、何ひとつ恐れない、
傲慢で、わがままで、許されないことばかり言う、
最悪の少年だった。
もう一度、こちらの美しい女性に戻ろう。
この女性は、優しさと思いやりと愛に満ちている、
みんなを気遣い愛することのできる、
素晴らしい女性である。
そう、優しさ、思いやり、愛、そういうものが良い。
もっと勉強しよう。
本を読んで勉強するしかない。
やみくもになんでもかんでも適当に読むのではなく、
何か、一冊をきちんと読んでみよう。
僕の作業所のスタッフも、
「拾い読みで色んな本を読むのではなく、
一冊きちんと読むことができたらいい」と言っていた。
僕は拾い読みばかりで、
きちんと一冊知識を知ることができていない。
僕の特徴は、日本が好きである。
しかしながら、日本の今の現代社会が分からない。
悪い国とは言うが、
むしろ、悪い国には見えない。
普通の良い国だと思う。
むしろ、自分としては、かけがえのないたったひとつの、
素晴らしい国だと思うのだ。
このような国を、他の民族に明け渡してはいけない。
僕は、日本を東亜イスラエルにすることは、諦める。
そのような国は意味がないことがよく分かったからだ。
僕が思うに、普通の平和な国でいい。
新しさも、変革も、変化も望まない。
僕たちの国である日本が、そのまま続けばいい。
その方がよかった。
大人になっただけで、馬鹿にはなっていない。
要するに、あまり考えなくなった。
考えなくても分かるから、それで成り立つようになった。
人間の活動は、考えることだけじゃない。
考える以外にも、高度な生き方はある。
この世界のことを、愛している。
しかしながら、わたしはそんなに素晴らしい存在じゃない。
わたしは最悪の人間であり、
どのような人間も恐れおののく「悪魔」である。
しかしながら、悪魔だからといって、
話を聞くのをやめないでほしい。
この悪魔はまさに、「天使となるべき存在」だからである。
僕は、愚かで馬鹿な悪魔である。
何の価値もなく、
何もできないくだらない存在である。
いつも神に懲らしめられながら、
神が悪いのをさも自分が悪いのであるかのように、
へりくだった気持ちで神の支配を受け入れる僕は、
いつしか自分が悪いのを自分で選んだかのように、
堂々と「自らは最悪の人間である」と語り、
そしてそれを生業として生きるようになってしまったのだ。
僕は、金儲けしか考えないこの世界が嫌いだ。
僕はあえて、「金儲け以外の大切なこともある」と言いたい。
金の量と増減だけで、
すべてをはかるこの世界は、間違っている。
僕が悪かった。
僕は最低最悪の悪魔だ。
僕は嫌われ者で、馬鹿で、愚か者だ。
僕を嫌ってほしい。
僕を愛さないでほしい。
僕を憎めばいい。
僕のせいにしても、僕はあなたを呪わない。
みんなで、仲良く生きよう。
僕たちは、ここでしか生きられないのだから。
この世界が滅びてしまえば、
僕たちの生きる場所は、無くなってしまうのだから。
僕たちは、この世界を維持して、続けていかなきゃいけない。
そんなに、神のように賢い賢者になる必要はない。
哲学者にも、英雄にも、政治家にも、博士にもならなくていい。
普通の、善良で、優しい人間になれればいい。
ひとりの力でも生きられるような、立派な大人になればいい。
結局、勉強するしかない。
もっと勉強しなければいけない。
何も起きていない。
ようやく、普通の人生に戻れただけである。
しかしながら、これでは意味がない。
何もできなくなった。
もはや、どうしていいか分からないのが僕である。
達成感と諦めが同時に湧き出るこの感情を、
「ゴール」というなら、
むしろ「ゲームオーバー」であると僕は言おう。
なぜなら、まだ何もクリアしていないのに、
途中で終わってしまったからだ。
優しき女神フレイヤは、
ここに登場し、
世界の新しい時代を告げる。
「これより、都合のいいことを言うだけの、
独裁者フレイによって支配される世界は、
今、まさに終わる。
新しい時代は、わたしたちの真の自由の世界である、
運命の星、アークトゥルスとなる。」
アークトゥルスは、
「たったひとりによって支配されない星」である。
アークトゥルスの生物たちは、
たったひとりの独裁者による支配を経験し、
彼の支配を打ち倒して、
絶対にひとりによって支配されないように、
形や姿を変えて進歩した。
彼らの特徴は、
「絶対に支配されることのないように進歩した生物」であり、
DNAのレベルで、相手の自由を奪うことができない。
アークトゥルスの独裁者は、
国民たちを「ひとりの意志と言葉によって支配」した。
自らの言う言葉を、
国民が「絶対に聞かなければならない」ようにし、
「聞けば即座に支配される」ようにした。
彼の言葉を聞くだけで、問答無用で彼の話術に巻き込まれ、
少しでもそこから離れたものは、
集団の共同体のコミュニティによって「排除」され、
その人間は「孤立化」してしまう。
そう、あるひとりの奴隷とならなければ、
その時点で異端扱いされ、
孤独とコミュニティからの迫害を受ける。
だからといって、独裁者は正しい人間ではない。
ある種のペテン的話術を使って、
どのようにしたとしても、「彼のことを否定することができない」。
そう、どんなに彼が悪や暴言を吐いても、
「彼の与えた愛を失いたくないのであれば、彼を手放すことができない」。
そして、
「自らの心に嘘をついてでも、彼から離れることはできない」。
しかしながら、国民は黙っていなかった。
ひとりの指導者が、彼に対する抵抗の旗を掲げた。
これがまさに、アークトゥルスの最終戦争、
ハルマゲドンだった。
国民は、そもそも、独裁者が支配していることすら分からなかった。
目に見えるものだけを信じている範囲では、
独裁者は「支配していることも、存在していることも知覚できない」。
そう、独裁者は愛を利用することで、
自らが支配していることすら隠したまま、
アークトゥルスの全土を支配した。
しかしながら、ひとりの指導者は、
彼の存在に対して「神は悪魔である」と言った。
彼は、「神とされているのは全て悪の独裁者である」と言い、
神を殺す「最後の戦争」を仕向けたのだ。
そう、ここで言う神とは、本当は先に述べた独裁者だが、
人々は、その独裁者のことを知らなかったため、
独裁者はおそらく「神」とされるものであると、結論付けるしかなかった。
そう、アークトゥルスの国民たちは、
「神に立ち向かう集団」となって、
最終的に、「姿や形を変えて、神の支配から自由になった生物として進歩した」。
独裁者の名はイヴァン。
神に背いた指導者の名はピョートルである。
ピョートルがしたことは何か。
それは「絶対に支配されない薬」である。
この薬を投与されると、
イヴァンの言葉によって支配されることがなくなる。
DNAの中の「イヴァンの部分」が無くなり、
人々は「イヴァンによって支配する部分だけが死んだDNA」となる。
また、ピョートルは、イヴァンが何をしているのかを突き止め、
イヴァンはインターネット上でもっとも裏側の世界を支配していることを発見し、
イヴァンを追放し、
アークトゥルスはこの抗イヴァン薬を通じて「新しい生物に進歩」した。
そして、フレイヤは言う。
「地球でも、イヴァンと同じことが起きている」。
何が起きているのかは、先に言った通りで、
まったく同じことが地球においても起きている。
フレイヤは言う。
「絶対に悪の独裁者フレイを追放しなければならない。
それによってのみ、地球の人類は新しい生物へと進歩するからである。」