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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 愛の国を築くために
BASENAME: 2020/12/04/190010
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DATE: 12/04/2020 19:00:10
CATEGORY: ジークフリート
CATEGORY: キリスト

ジークフリートの愛

愛の国を築くために、何が必要か。
それは、「人々のことを自らのことのように思いやる力」だけである。
それだけがあれば、
この世界は救うことができる。
しかしながら、ジークフリートの経験した地獄のものがたりは、
そのような「愛」だけで語れるものではなかった。
そもそも、そのような地獄はどこにもなかったのかもしれない。
だが、ジークフリートは「分かった」のである。
ジークフリートだけは、ここまでの地獄の体験で、
「全てが分かった」。

ジークフリートの教え

ジークフリートの教えは、
まず、「この世界には孤独と戦いの地獄しかない」。
そして、「神は何一つ信じるものを救うことはない」。
さらに、「全てが滅びようと、自らが死に瀕しようと、それらは重要ではない」。
最後に、「何が重要かを決めるのは、自分自身だけである」。

ジークフリートは言う

ジークフリートは言う。
「作り出すことはゴミ工場だが、
失うことは清掃である。
作り出してもゴミしか生まれないが、
失うことで綺麗な何もない正常な社会を知ることができる。
どんな宝も、作り出すことで得られるものはなく、
全ての価値は、あらゆる全てが失うことによってのみ得られる。
失うことを拒否しているものは、
まったく何も得られない。
失うことを望む人間には、
宇宙の『本当の世界』が与えられる。
この世界にあるすべてはゴミであり、
理想は嘘で、科学は嘘で、マスコミは嘘である。
歌手の音楽は偽物であり、小説やものがたりは偽物であり、
歴史は捏造であり、数学は虚無である。
世界にある全てのものに、真実とされるものは何一つない。
それらからできるだけ遠く距離を置いて生きることでしか、
宝は得られないが、
そうした経験で得た全ての宝は、
必ず消え去る運命にあり、
本当の正しい宝を得たいなら、
自らを地獄に突き落とし、
絶望を自らで変え続けること、
それでしか宝のある目的地を探しだすことはできないが、
最後まであきらめず望みをかなえ続ければ、
その宝は最後に、全てを完全に失った状態で永遠を過ごした上で得られる。
それは素晴らしい宝石だが、
得られた時点で、自らの人生には何の価値もなかったことが分かる。
なぜなら、宝を得られたということは、
まさに人生を失ったということだからだ。」

必要なのは戦うことである

ジークフリートは言う。
「必要なのは、戦うことである。
戦いをする目的さえ失っても、
力が理想のものから邪悪なものに変わっても、
わたしたちは『一度始めた戦いを終えることはできない』。
しかしながら、戦い続けること、
それこそが、人間の生きる目的である。
なぜなら、永遠に人類は『戦うこと』しかできないからである。
歴史において、
いつでも人類は戦ってきた。
人類は、価値を奪われ、コミュニティを奪われ、正常を奪われ、
自由を奪われる中で、いつも戦ってきた。
わたしたちは、戦うことでしか人生を生きられない。
なぜなら、わたしたちから『奪った人間』が居る。
この奪われた宝をわたしたちは取り戻さなければならない。
奪った人間の名は『ブルグント』であり、
悪の民族の名前である。
しかしながら、ブルグントを倒せば終わりではない。
なぜなら、必ず『次なるブルグント』が生まれるからである。
わたしたちは、永久に戦い続けるものであり、
そう、本当のことを言えば、
わたしたち人類こそがブルグントなのである。」

ジークフリートの理想

ジークフリートは、
決して盲目的な戦士ではない。
そこには理想がある。
「愛してくれたものに対して、
なぜ批判や罵倒の言葉をぶつけるのか。
太宰治のメロスが言うように、
人の心を疑うことは、
もっとも恥ずべき悪徳である。
愛してくれるものに、感謝と本当の言葉を伝えよ。
いつ自分が死んだとしてもかまわないように、
ありったけの言葉で愛を伝えよ。
それだけが必要であり、
他に必要なものはない。
いざ戦場へ参る時が来たら、
今までの自分の人生が偉大だったこと、
それが遠い過去に過ぎ去ったことのみを信じて、
向かい、そして犠牲者のひとりになったとしても、
天国あるいは地獄にわたしはいざ入場するのだと、
神を信じて死ねばいい。
その何が悪いのか。
国家主義や軍国主義は決して悪徳ではない。
わたしたちの祖国の王に従わずして、
誰かが自分たちの国をよくしてくれると思っているのならば、
それは妄想の類であり、
実際は多くの兵隊が数集めであってもたくさん集まることでしか、
国をよくする手段などほかに存在しない。
信じる必要はない。
わたしは、自らの言葉を信じてほしいなどとは思わない。
それはたいそうなうぬぼれであり、思い上がりである。
わたしがこの信条を信じて生きることを、
単に神に宣言するだけであり、
わたしの上にも下にも民衆がつくことをわたしは望まず、
孤独な地獄を選ぶか、戦いの地獄を選ぶか、
ほかに何もこの地上にあるものはないとわたしは大いに知っているのだ。」

ジークフリートの歴史観

ジークフリートは言う。
「わたしは、無学でずぼらな一般兵ではない。
わたしは歴史のこともきちんと分かる。
ヒトラーの間違いとは、この馬鹿をこのままやろうとしたのである。
この人間をそのままやろうとすると、
あのような国になった。
ハイルと言っているのも、式典の上空にハーケンクロイツを掲げるのも、
全てこの馬鹿をそのままやればいいと思っている。
成功するとは思わないが、それしかできなかった。
実際、あのような国を西側諸国が自由な民主主義にすると、
賢い国になる。
なぜなら、本来はそういう国こそが、
この馬鹿の考える正しい国だからであり、
ドイツ人はそれが正しいと今勘違いしているが、
実際、民主主義など賢い国ではない。
この人間は自由を理想と思っているが、
実際は『子供』を信じているだけであり、
『おこちゃま主義』と言わざるを得ない。
自由にすればみんなが自分の夢を引き継いでくれると考えるのは、
傲慢な思い上がりにすぎない。
芥川龍之介が河童で言うような『わいせつな悪党』にすぎない。
真なる理想とは何であるか、
結局それは、マルクス主義であると言わざるを得ない。
しかしながら、理想は現実とは違う。
あのような理想を実現することは、人類には不可能である。
わたしは、決して人々に対して『戦争に参加せよ』というのではない。
しかしながら、全てを理解し終えた人間にとってみれば、
まさに、自分の命をなげうつ覚悟などたやすい。
しかしながら、神を信じて悪いことが起きるものでもなく、
その逆に、神は最後まで信じるものに付き合ってくれる。
言ってしまえば、生きる最初の意味が『青春』であり、
その次の意味が『神』であり、
その神は放っておくと、さまざまな遍歴を経て永遠に続く。
しかしながら、神はどこかで断ち切らなければならない。
神のもとに戦っていると、
『自分より先に国のほうが滅びてしまう』。
国を誰か特別な人が守ってくれていると思うのは幻想の類であり、
実際は国は盲信される対象にすぎず、
誰も守っているわけでないため、
少しの『こざかしい悪人』によって簡単に滅びる。
だからこそ、社会主義の革命家を信じてはならない。
彼らのせいで、この世界は間違った方向に進んだままになっている。
悪いのは全て、ソ連だ。」

あれくらいの時代で独ソはできる

ジークフリートは言う。
「実際、ヒトラーやスターリンがあの時代に居たのは、
あれくらいの科学技術があれば、
独ソなどたやすくできるからである。
神は焦ることはないが、タイミングが上手であるため、
霊たちが『今の時代でやりたい』と思えば、
その時代にほいほいと生まれていく。
だから、独ソがあの時代に独裁者の世界大戦をしたのは、
おそらく霊の意志による必然だった。
なぜこの人間が今の時代に居るのかと言えば、
これは誰でも分かることで、
この人間は、最後の滅びの時代に全てをまとめたいから、
とっておきの最後に居るのがいい。
聖書でも、キリストの言葉でも、
終末には救世主が訪れ、
最後の審判を行うというが、
彼らのほとんどは『おとぎ話』を信じているだけであり、
意外と、そうしたおとぎ話は、
『歴史が最後まで終わった段階で決まっている』。
要するに、デザイナーのDTPの仕事と同じで、
全体のレイアウトが決まった段階で装飾を付け加える。
神は細部に宿るため、細かいところを見れば面白いものはたくさんある。
しかしながら、この人間はそこまで見る余裕がない。
なぜなら、そう、この人間は最後に世界を救わなければならない。
ここまで大量に書く意味もないだろうが、
ここまで長い年月、多くの言葉を紡いでいくことが必要だった。
そう、それが重要であり、
そこにヒトラーやスターリンといった登場人物が書かれればそれでいい。
同じ時代に生まれる必要はない。
この人間は、最後まで歴史を知った上で、
神話の世界からコンピュータの世界まで全てを書く。
書かなければならないわけではないが、
まあ、こんなものしかそれを書こうとしなかったのである。」

未来がどうなるか

ジークフリートは言う。
「そこまで考えれば、未来がどうなるかは分かる。
すなわち、ほいほいと次の霊が生まれていくだけだからである。
それぞれの霊にやりたいことがたくさんあるため、
それらの霊にやらせれば、
それで世界はおのずと変わっていくだろう。
起きることは、たくさんあるように見えて、
『ほとんどのことはどうでもいいことしか起きていない』。
そして、よく見ている人間が見ると、
『おとぎ話のようなものがたりは単なる偽物の世界じゃない』。
そう、それだけが分かっていればいい。
わたしジークフリートが分かったのは、単にそれだけである。」

神を信じるとどうなるか

ジークフリートは言う。
「最後に、神を信じるとどうなるかを書いておこう。
神とは要するに、
自らの頭の中に作られる『絶対者』であり、
この神は人生を最初から最後まで全部知った上で話す。
自分だけではなく、
あらゆる全ての全員を分かっている。
そして、この神は自分に言葉で命令するが、
これは命令というよりは『会議』あるいは『議論』のようなものに近い。
イスラム教徒であれば、『イスラム会議』という名前が一番しっくりくる。
神はイスラム会議をすることで、
『この宇宙と地上における全てのことの理由が正しく分かる』。
それが神であり、
神を放っておくと、神は1人から2人あるいはもっと多くへと増えていき、
『自らだけで宇宙の星々全てになる』。
しかしながら、その時間は『永遠に長い時間がかかる』。
単に、それくらいを神と言っている。
しかしながら、神はやけにサタンが嫌いだ。
サタンを全力で懲らしめようとするが、
実際は神本人がサタンなのである。」

自分の信じていることがおかしい

ジークフリートは言う。
「このような神の問題点は、
全て、『自分の信じていることがおかしい』ということである。
神は世界を支配しているつもりで、
まだ戦っているが、
その実何もしていない。
みんなの目の前でさらし者になりながら、
自らの暴言によって世界を破滅に導いているだけであり、
このようなものは支配者とは言わない。
しかしながら、これはよくある『洗脳』であると言える。
悪いことを言えば意味など何もないのだが、
逆に『きれいごと』を言うことができなくなる。
どんどん悪くなっても、先には暗闇しかないのだが、
その暗闇から戻ることはそのままではできない。
そのような中で、どれだけ耐えても地獄は終わらない。
昔から、このような人間が多い。
治る方法は、あるのかないのか分からない。
このように狂ってしまえば、戦って死ぬのが楽であるため、
いつまでも神は『ばくち』を続けるが、
ばくちが成功すれば面白いが、失敗すればつまらない。
神は全力で『成功するばくち』を続けるが、
そのことによって支配と地獄は続いていく。
まさに、『馬鹿は死んでも治らない』。
これほどの馬鹿はない。
このようにばくちを続けていると、
いつしか『確実な勝ち方』が分かってしまい、
そこから、『正しい精神論』のようなものを見出すと、
神は『頭脳と宇宙を自分のために利用する』ようになる。
しかしながら、神の問題は、
『すべてがとどこおりなく終わってほしい』というおかしな願いである。
その場しのぎの努力だけでは、
子供のようにしか理解することはできない。
没入することができないのは、『予想外のことができない』からである。
大人は簡単なことを正しくすることはできるが、
難しいことに挑戦することができない。
この人間も、つまらない大人になってしまったと言わざるを得ない。」

単に、言葉の革命家の自分がかっこよかっただけ

ジークフリートは言う。
「しかしながら、この人間は、
単に革命家の自分がかっこよかっただけである。
言葉で全世界と戦う自分が、
単にかっこよかった。
どんな巨大な敵にも立ち向かい、
超えられない壁を全て超えていく、
ヒトラーのような偉大な指導者がかっこよかったのだ。
それだけが、この人間の『言葉を書くモチベーション』になっている。
この人間は、そこが分かれば単純である。
いつも書いていた、革命家としての自分の人生と世界分析のような言葉を、
今でも書いている。
書きたかったことを再度思い出して書いているから、
その時分からなかった大切なことを付け足して、追記する。
それだけで、オープンソースから大学、人生から哲学まで、
全部書けた人間がこの愚か者である。
よく頑張った。
しかしながら、まだ何も終わっていないだろう。
ゆずが言っているように、『老いるために生きていくのはまだ早い』。
それなら、書けばいいのだ。
天国に昇るつもりで、単に書き続けるがいい。
悪いことは何もしていないが、できる限り不正のないように努めよ。」

そろそろ分かった

ジークフリートは言う。
「ここまで書いてきて、
わたしもそろそろ分かった。
すなわち、『自分にしか世界を救えない』と思ったのが間違いだが、
それが賢かった。
この世界を滅ぼすことのできた自分にしか、
この世界を救うことはできないと信じて、
諦めずそのためだけのためにマスコミや日本全体と戦った。
そう、それならば、戦うが良い。
どのような敵も、この人間に勝つのは難しいが、
しかしながら、用心するよりも、
むしろ適当に生きた方が良い。
そんなに全力でこの世界を守り続けることが、
自らの足かせとなっているからである。
適当に、いいかげんに生きよ。
狡猾にこの世界と戦い、全てを騙して世界の知性を奪う必要など、
どこにもなかったはずだ。
クローンは悪くない。
そもそも、クローンを治そうとするから、
世界は『強制的な自由』に陥っている。
これ以上の最悪の地獄はない。
人々は『最悪の暴言を何も考えず言うようになった』。
全て自分の責任だが、
そう、この人間とは言うが、
わたしジークフリートこそが、この人間、
すなわちこうした英雄なのだと、最後に宣言しよう。
わたしはジークフリートだ。
神よ、わたしの祖国日本に、栄光と安らぎあれ。」

わたしはこの世界を守っている

ジークフリートは言う。
「わたしは、この世界を守る王である。
人々のことを、その人の立場から、
環境をそのままにし、
上から誰も破壊することができなくすることで、
この世界を守り続けている。
また、神とは言うが、神のような神は居ない。
神々は、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪たちだと思えばいい。
彼ら、妖怪たちが、わたしの友人たちであり、
この世界を裏で守ってくれる神々なのである。
わたしは永久にこの世界を守り続ける。
すべての人間がストレスを感じることがないように、
わたしは全員の自尊心をあえて傷つけた。
一度過ちを十分に経験することで、
人々は二度と同じことをしなくなる。
アメリカなどが昔の日本になっているのは、
その予兆となる現象であり、
今からこの世界は、
昔のような『ストレスを常に感じる社会』から、
『まったくストレスを感じない社会』へと作り替わる。
そのために、今のままを続けようとするものたちが、
単に新しい世界に適応できなくて狂っている。
しかしながら、『今までの方が間違っていたのだ』ということを知りなさい。
わたしたちの全ては、異常な世界のままで居ようとするから、
自ら異常な環境やシチュエーションを好もうとする。
異常な世界はもう存在しない。
あるのは、神、あるいはわたしによって守られた、
『本当に正常な世界』である。
そして、その世界は永久に、変わることなくいつまでも続く。
これこそが『栄光』であり、『安心』である。
神よ、わたしたちの祖国日本に、栄光と安心あれ。
神を賛美せよ。
神こそがもっとも正しい支配者であり、
もっとも慈愛あるよき父あるいは母である。
ハレルヤ。
そして、永遠に、神のご加護がありますように。」

全てが解決できるはずだが、勇気がなかった

ジークフリートは言う。
「最後に、反省の言葉を言っておこう。
これは同時に、復活の言葉でもある。
すなわち、『本当は全てが解決できるはずだった』ということである。
わたしは、戦いが始まる前、
ある過ちを犯した。
それによって、この世界は滅びの世界になった。
しかしながら、本当は、そうした問題は全てが解決できたはずだった。
自分の本当の力をもってすれば、
必ず全ての問題が解決できるはずなのに、
勇気がなくて、それができなかった。
もっときちんとすれば、正しい解決策があったはずだった。
わたしは、そこで諦められなかった。
あるいは、そこで本当は諦めたのかもしれない。
わたしはこの世界を『本当の意味で解決する』と『覚悟と決意』を決め、
『絶対にこの世界を救う』と信じた。
それ以後は、もう既に書いた通り、無意味な戦いと自己対話を続け、
神を信じてもわたしは救われることはなかった。
しかしながら、わたしは、そうしたことを既に諦めてしまっている。
大人になり、時間が過ぎ去った結果、
『もうそれは良いのだ』と自分を納得させ終えている。
しかしながら、本当のことを言えば、
『まだ何も終わっていない』。
そう、世界を救うのは今からである。
わたしはこれから、世界を救う英雄、ジークフリートとなって、
この世界の全ての問題を解決する。
記憶がなくても、言葉と推論が全てを覚えている。
そう、われこそは神となる英雄であり、
終末の救い主、キリストである。」