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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: プルート
BASENAME: 2020/11/20/150905
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
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DATE: 11/20/2020 15:09:05
CATEGORY: プルート
CATEGORY: リサ
CATEGORY: トランプ米大統領

わたしが支配者だ

この世界が間違いである理由、
何もない世界になった理由、
わたしだけがそれを知っている。
わたしこそ、
冥府の王、プルートである。

僕はこの世界が嫌い

僕は、この世界が嫌いだ。
この世界はおかしくなっている。
パソコンも、インターネットも、テレビも大嫌いだ。
昔は面白いものがたくさんあったのに、
最近は何ひとつ面白くない。
自分が変わったのかもしれないが、
この世界はおかしい。

プルートは言う

プルートは言う。
「最近、わたしはやることがなさすぎて、
暇をしている。
みな、わたしよりはるかにレベルが低いのだ。
まるで、人類は下等な生物のようだ。」

プルート、全てを語る

プルートは言う。
「わたしのやったことを全て語ろう。
わたしはこの世界に呪いの術をかけたのだ。
わたしの黒魔術によって、
わたしはこの世界を支配した。
そのために、マスコミやインターネットを使った。
簡単に言えば、
主導権を心理学的に掌握し、
人々のことを愛しているふりをして、
アメリカを精神的に抑圧し、
全世界が知性を失って狂うようにした。
誰にも知られることなく、
20年間、
わたしはこの世界を地獄に導いたのだ。」

神がプルートを倒した

しかしながら、ここに神が現れる。
「プルートよ、
冥府の王ハデスよ、
わたしは、わたしのことを信じる正義の軍、
神の使徒ワルキューレを従えて、
彼らの力を持ってあなたをこの世界から取り除く。
さらば、悪魔よ。
わたしたちの大切な場所は、
今ここに復活した。」

プルートは退散する

プルートは言う。
「いいだろう、わたしは退散する。
わたしが見てもつまらない戦いだった。
なぜなら、辛く苦しいのは全てわたしだった。
さようなら。」

運命の少女リサ

しかしながら、世界は滅びない。
運命の少女、リサが誕生するからである。
リサは、プルートがやった悪事を全て知っている。
リサはアメリカと一緒になり、
最後の大革命を成し遂げる。

リサは言う

リサは言う。
「プルートは、嘘をついている。
プルートの語ることには、
ひとつも正しい情報がない。
しかしながら、プルートの嘘は見破ることができない。
そもそも本当は何なのか分からないこと、
答えのないことをプルートはまことしやかに語るからである。
プルートの言うことを信じてはならない。
どんなにプルートから離れるのが怖くても、
プルートと同じ世界に向かってはならない。
なぜなら、プルートはそれを目指している。
プルートは、何でもプルートの思い通りになる世界を
作り上げようとしている。
この世界の全てを、そのための道具だと、
プルートは見做している。」

リサはアメリカにつく

リサは言う。
「わたしは、アメリカにつく。
アメリカの一部のグループは、
プルートについて気付き始めている。
プルートはアメリカには住んでいないが、
アメリカのインターネットを使うことで、
遠隔地から巧みにアメリカを支配した。
プルートは、何をやっているかは外部からは分からないが、
本人は恐るべき凶悪な企てから、
インターネットだけではなく、
人々の普段見ているテレビにも進出し、
人々を支配するためにあらゆる出来事に入り込み、
それらを心理学的に支配している。
わたしはこうしたプルートの支配力を弱めるため、
トランプ大統領に接近する。」

プルートは語る

しかしながら、プルートは言う。
「わたしは嘘が多いことは認めるが、
ただ不勉強なだけであり、
何も隠さずに全てありのまま述べている。
しかしながら、アメリカが弱すぎるのだ。
わたしは、簡単にアメリカの知性を奪い、
テレビを通じて全世界を支配したのだ。
それはとても簡単であり、
わたしは単なる普通の一般人として、
普通の住民として生きている。」

プルートはこの戦いのせいで人生がめちゃくちゃになった

プルートは言う。
「わたしは、この戦いのことを、
誇ることも、自慢することもない。
なぜか。
わたしは、この戦いのせいで、
苦しみと地獄しか体験しなかった。
言ってしまえば、
人生がめちゃくちゃになったのだ。
アメリカ人に言うことがあるとすれば、
勝手にしてほしい。
もう、10年以上、
アメリカのことには関与していない。
最近は、単に現状維持を続けるだけで、
わたしはその現状維持によって、
いくらか平穏無事な生活をしている。
だから、わたしのことを、
高らかに批判しないでほしい。
わたしはこの戦いのことを、
誰にも話したことがない。
明るみにでないのは、
わたしはこの戦いのことを話すことを好まない。
それは秘密にしたいわけではなく、
一切の全てを二度と思い出したくないからだ。」