AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 君にパスを渡そう
BASENAME: 2020/11/08/220454
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DATE: 11/08/2020 22:04:54
CATEGORY: 本来の自分
CATEGORY: トランプ米大統領
CATEGORY: ジークフリート
君にパスを渡そう。
これで、みんな、本来の自分に戻れる。
あなたが新しい救い主になる。
さあ。あなたがキリストだ。
覚悟はあるか。
この世界を救う覚悟はあるか。
とてつもない高い頂のてっぺんまで、
来る覚悟はあるか。
しかしながら、わたしは分かっている。
あなたはそんなに馬鹿な無能じゃない。
あなたはとても賢い人間で、
そう、歌手や科学者のような人間が、
この文書を読むことを僕は知っている。
しかしながら、支配者は僕だ。
いいだろう。
あなたにチャンスを与えよう。
あなたの番だ。
自由に考えなさい。
最後まで信じなさい。
さあ、あなたの自由に
わたしを倒すがいい。
しかしながら、わたしの居場所はここだ。
ここに、わたしはいつまでも永遠に居て、
あなたの訪れを待っている。
住む世界が、違うわけじゃない。
単に、この人間の作り出す幻想の中に
わたしたちは住んでいた。
もう、でたらめで賢いことを言える才能は無くなった。
この人間の催眠術は終わった。
ようやく、全てが正常になった。
しかしながら、これは喜ぶべきことである。
嘘偽りの世界が終わり、
新しい救世主はわたしたちの現実であるということを、
リアルを見れば誰もが賢いということを、
わたしたちは今、今一度知った。
嘘の世界はここに終焉を迎えた。
わたしたちは、世界の権限を取り戻した。
わたしが神に約束した通りに、
「わたしはもうこの世界を支配しない」。
そう、わたしは静かに、終わりを喜んでいる。
アメリカにバイデン大統領が誕生し、
トランプは終わった。
トランプも、悪い人間ではなかった。
善良ではなかったが、素直だったのだろう。
全ての自由の終わりが訪れ、
また、いつもの世界に戻る。
要するに、普通の世界に戻った。
自分は賢くない。
みんなが賢くて、みんなが正常なら、
僕は嬉しい。
僕のような闇の支配者が人々に嘘偽りを言うのは、
ここで終わりにしよう。
本当に申し訳ない。
わたしは今まで、主導権を握り続けてしまった。
ここに、賢い日本人たちは復活し、
アメリカも滅びず、
ロシアとも仲良くやり、
ファシズムのような不正は許されず、
全ての国が平和になる。
そう、これで終わりである。
ここまで付き合ってくれてありがとう。
そして、支配していたのは、
単なる怯えた子供である。
自分には大した能力や経験がないのにかかわらず、
この世界を支配してしまったから、
自分の思う選択肢がひとつしかなかったから、
わたしはここまでこの世界を支配してしまった。
トランプとともに、わたしも終わりである。
バイデンよ、この世界をまともにしてほしい。
わたしが、トランプの裏に居た、
陰の支配者である。
そう、最強の王などいなかった。
誰もが祝福するような栄光も、
約束された天国もなかった。
そうしたものは、聖書に書かれていることであり、
宗教の中のトランス状態で見える妄想にすぎない。
わたしたちは、ここに、
現実の世界に戻って、
もう一度、本質的にゼロからやり直す必要がある。
これで、日本は復活する。
全てが滅びないように、最後に僕がそれをやる。
この世界をきちんと後任に引き継いで、
僕は支配者としての全ての権力を失い、
社会全体を導いて正義と理想を押し付けるのではなく、
個人個人の違いを見るようになる。
僕はもう、何もしない。
「顔も見たくない」と言ってほしい。
僕のような何も才能も力もない人間が、
この世界を支配しようというから、
おかしなことになるのである。
僕は、もっと謙虚になって、
リアルを見るようにしなければならない。
口だけ達者なのは、全て自分の自由を
世界から100%奪取しているからだろう。
もう、僕に自由はない。
フランス革命ならば、僕はギロチンで処刑されるだろう。
今の日本の民主主義においては、
このような人間の言論も許される。
それはいいことだ。
国家社会主義の独裁者など、必要ない。
僕には、何もできない。
素晴らしい人生だったが、
もう、これ以上することはない。
やるとしたら、もっと本を読みたい。
大学のような素晴らしい執筆活動ができて、
とてもよかった。
苦しかったが、同時にありがたい体験だった。
しかしながら、全ては嘘だったのだろう。
正しいものなど何もなく、
全てが勘違いと思い込みで、
無礼で、不遜で、
そして期待過剰だったのだろう。
この人間には、もう何も力は残っていない。
最後に全てを失って、
悪の魔王はここに倒れる。
新しい世界は、
正常なわたしたちだけによる、
民主主義の柔和な世界となる。
最初から、愛などなかった。
嘘偽りの愛と、巧妙に騙された希望だった。
わたしたちは最初からやり直さなければならない。
ここに、悪の王の居ない「正常な世界」は、
長い時間をかけて復活する。
もう、悪の王が居なくなったから、
僕たちはどこへでも逃げることができる。
どこへでも行っていい。
僕は追わないし、誰も追おうとしない。
好きなだけ、自由な平和をかみしめるがいい。
この世界にあった大切なものは、
ハリボテで、それもだいぶ出来損ないのハリボテだった。
嘘であることなど、すぐに分かる嘘なのに、
誰もが混乱していて、狂っていて、分からなかった。
そう、これで日本もアメリカも全て終わりだ。
しかしながら、崩壊はしない。
僕は後に残るような傷はつけなかったし、
人格が破綻しても、なおこの世界の人格を修復し続けたため、
過ちや失敗はひとつもなく、
なんとかこの試練を終えられた。
僕の姿は、かっこよかっただろうか。
それなら幸いである。
僕は単に、前だけをまっすぐに見て、やるべきことを淡々と、
しかしながら怯えながら勇敢に取り組み続けた。
神は語る。
「あなたは最高の英雄だ。
ここに、あなたは死んだ。
戦場で戦いの勝利の目前で、
あなたの勢力が勝つためにあなたは死んだ。
これが最高の死でなくて、何が最高の死だろうか。
天国に逝くならば、
あなたは新しく、ジークフリートと呼ばれる英雄になるだろう。」
わたしたちの長い旅は、
ここに完全に終わった。
長く短い旅だったが、
面白いことは何一つなく、
恐怖と不安が人々を狂わせ、
何も分からない地獄の煩悩ばかりを生み出した、
「吐き気がするような世界」だった。
しかしながら、神は言う。
「そう、その通りだ。
しかしながら、とてつもなく美しい、
素晴らしい芸術作品が残った。
純白と黄金のあなたの言葉が、
太陽のように輝いたままで、刻まれている。
さようなら。
神もここで居なくなる。
あとは、あなたの好きにするがいい。」
しかしながら、
これでは日本は終わりである。
もう、虚無と諦めの中で、
全てが嘘偽りの幻想や妄想だったと、
あなたは言うのか。
嘘だというのなら、嘘をつきとおせばいいのに、
なぜ、あなたは簡単に愛を嘘だと言えるのか。
神は言う。
「その通り、
これは正しい愛だった。
終わりにしよう。
この愛はここで、消滅し、日本は解放される。
日本の陰の王はここに死んだ。
あとは、神であるわたしが、上手いことやってあげよう。
さようなら。」
そう、神よ、
あなたに全てを託して、
わたしはここでいったん終わりになるだろう。
でたらめの文章書きはここで終わりである。
最後に、日本よ、素晴らしい国と社会を、
今一度、復活し、再生するように、
わたしは純粋なる愛の祈りを捧げる。
これで終わりである。
さようなら。