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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: アイデンティティの否定と喪失が狂いの原因
BASENAME: 2020/10/12/115757
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DATE: 10/12/2020 11:57:57
CATEGORY: 心理学
CATEGORY: 音楽
CATEGORY: 英語

僕はアイデンティティの否定が辛かった

僕は、アイデンティティの否定が辛かった。
そもそも、「友達」というアイデンティティが
「勉強」というアイデンティティに変わったのが
すでに辛かったのだが、
そこに「クラスメイトが常に自分のアイデンティティを否定してくる」というのが
とても辛かった。
僕は自分のアイデンティティを喪失してネットゲームに走ったが、
これが僕を不登校へと導いた。
その後に僕はアイデンティティの尊重を目指したが、
これがまさに「自由」であり、
その「自由が間違っていた」ことを強烈に知って、
逆にみんなのアイデンティティを否定するかのような支配者になった。
全て、アイデンティティの否定と喪失が、
ここまで狂いを生み出す元凶である。

みんなと自分を同じにするな

みんなと自分を同じにするな。
世界は世界、自分は自分と、区別して考えれば、
この世界は楽になり、自分は賢くなる。
精神を治そうとするな。
治そうとするのをここでやめれば、
それが本当の自分の欲しかったものであり、
それから逃げ出し続けるのが怖いだけである。

上田桃夏

最近、高校生YouTuberの上田桃夏が好きになった。
YouTubeでライブ配信をやっていて、
それが面白かったこと、
歌声が透明感があって、
さまざまな歌と合っていることが理由。
また、顔も宇多田ヒカルや藤井聡太に似ていてかわいい。

心のたが

心の「たが」を解決することで、
どこまでも人は自由になれるが、
それは「自分を変えること」であり、
逆に何もできなくなっていく。
これをきちんと分かるのは難しいが、
長い間続く地獄を経験するとこれが分かる。
たがをそのままにし、
いつまでも永遠に続けることが、
天才的な業績を生み出すからである。

環境を変えるな

同様に、環境を変えまくることは良い結果を生まない。
環境を変えるよりも、
安定した同じ環境で、
しっかりと地盤を築いてものごとを達成せよ。

敵に対しても心を開け

簡単にするのは難しいかもしれないが、
敵に対しても心を開けば、
逆に敵が敵ではなく友人だったことに気づく。
相手を敵だとみなしている自分自身が、
敵を作り出しているのである。
相手は人間であり、ゲームのキャラクターではない。
どんな人間も人間であり、
友人となりえる存在であって、
倒すべき悪魔ではない。
制度やしがらみから敵対していても、
本当に世界が自由になれば仲良くできるのである。

英語のコツ

英語のコツは、
文法を頭で考えるのではなく、
言葉の連なりを表現方法として学ぶこと。
また、表現方法を覚えて話すこと。
また、一つの文における全体の繋がりを考えること。
そう、たとえば外国人も、
何も知らないで考えようとするから、
間違った日本語を話す。
まずは、英語の表現方法を着実に学ぶことである。

過去と比べるな

過去と比べるな。
過去の日本、過去の自分と比べる必要はない。
今からやっていって、いつか超えれば良い。
最初は誰もが馬鹿なのだから、
昔より馬鹿でもおかしくはない。

環境の心理学

この世界に科学でないものがあるとしたら、
それは「環境」である。
環境だけを考えて、
個人の行動と環境の関係を考えれば、
それが正しい「子供的な科学」である。
人々が環境でいかに行動するかを考えれば、
それを反省して、
「正しい行いとは何か」を見つけ、
成長することができる。
また、「正しい行いをするものが自分自身」であれば、
考え方の「自分自身の人生による発見」が生まれ、
誰もが哲学者となれる。

僕が怖いのは環境

僕の心が怖いのは、
「環境が怖いから」である。
環境が怖いのを克服すれば、
この病気はすぐに治る。
あまりに、いじめや抑圧や戦いが多かった。
その環境を覚えているのが怖い。

植物が精神分裂して虫が生まれただけ

実際、植物はいい生き物で、
分かれていながらにして、分かれていない。
植物は聡明で、全てに自足を得ている。
しかしながら、これが精神分裂をすると、
虫が生まれ、
世界に滅びの戦いが始まる。
自足があったはずの植物は、
この世界に復讐を仕掛けるようになる。
これが、僕の人生に起きたことである。
虫は、死とともに本質を得て、
賢い生物に生まれ変わる。
これこそ、進化である。

永遠の地獄の失敗が怖かった

僕が怖いのは、
永遠の地獄の失敗である。
できることを全てやって、
失敗し続けた、
その恐怖の戦いの記憶が怖い。
だから、もう一度やって、
今度こそ成功すれば、
この不安障害は治る。
永遠に世界の最前線で
失敗し続けるのは、
今から見ればいい体験だったが、
とても恐怖の大きなものだった。
それがもう起こり得ないのだと、
正しく理解すれば、
心の傷は少し癒えるだろう。
しかしながら、僕は世界を救いたかったのである。
絶望の中で、滅びの危機の中で、
最初から最後まで、立ち向かって、
できることを全てやったのである。
これこそ、革命家である。

人生

中学時代からの僕のことを、
今から「少年」と呼ぶ。
少年は学校で、試験勉強や部活を体験するが、
それに満足できず、
また、友人関係がつまらなくなり、
本来の自分を表に出すことができなくなった少年は、
自己喪失の上でネットゲームに活路を見出す。
ネットゲームは難易度としても難しいが、
人々との「一般的交流」をここで経験し、
学校の勉強もある程度達成して、
剣道部がどうでもよくなった少年は、
「一般的人生のほとんどの楽しみの体験を終える」という
そうした経験をする。
しかしながら、少年にはそのネットゲームによって、
「コンピュータのソフトウェアやOSを作りたい」といった
夢ができる。
少年は学校よりも夢を選び、
不登校になった後で、
誰にも知られずにその夢の実現をたったひとり目指す。
しかしながら、夢に制限はなく、
少年はネットの別の場所を見ようとする。
少年はダイレクトに「自分とは違う価値観」と触れ合うことになり、
ここから、「今までの自分の持っていた見方とは違う見方」を知る。
また、社会における価値観と価値観の違いから、
どうして争いが生まれるのか、
そしてどうすれば争いを「調停」し、
人間と人間が敵同士ではなく友人になれるのか、
それを導くための方法を知る。
これにより、少年は「学校から離れた上で、学校の環境を救う」ことが
できるようになる。
少年は今までの人生を振り返り、
またネット上での「社会の発生」とは何であるかを知り、
同時に「哀しみや苦しみをともに分かち合う」という経験をすることで、
「ネットの青春」をひととおり終える。
少年は、次第に親や家族に心を開くようになり、
積極的に行動するようになる。
少年は、こうした「アイデンティティの形成」の経験から、
大人として必要な「自らの判断力」を持っており、
この判断力を使って、世界を開拓していく。
少年はオープンソースやLinuxのことに興味を持ち、
自ら様々なディストリビューションをインストールし、
Gentoo Linuxに出会ってLinuxのシステムを知り、
その上でネット上でLinuxのために活動したり、
文書を編集したりするようになる。
同時に、そうした生き方の中で、
少年は今までのアイデンティティの形成過程を、
人々とは「少し離れた関係」で、
経験的に「最初から最後まで何度もやり直す」。
ここで、少年は既に世界のことを全て分かっており、
経験的な「過程の経験」と「理性の行使方法」を知っている。
少年は次第に世界そのものの本質と、
自分との関わり合いやチャンスの実現方法を考えるようになり、
個別的なものが次第に普遍的なものになっていく中で、
俯瞰的な「高い立場から見た見え方」を知り、
心理学的な「いつどのようにその世界は見えるのか」ということを、
経験的に知ることから「大人として成長していく」。
そこで、少年は「経験こそが全てである」と考え、
自由を許し、経験していくことが、
子供たちへの「悟りへの道」であると
考えるようになる。
それは「自由を許す」ということであり、
子供たちが「どうすれば自由になるのか」ということを、
少年は「知性をフル回転で使って自分なりに根源的に考える」。
そこから、少年は再び、
「アイデンティティの形成」を知り、
内面的な心の状態としての理想は、
世界そのものの「制度」や「発想」という普遍的なものへと変貌していく。
少年は、「創造性」とともに「宇宙に全てを委ねる」ことを学び、
世界を「歴史的」かつ「発生的」に見つめるようになる。
全ては自然に生まれ出す価値観と現象であり、
人々の意識によってこの世界は変わっていき、
環境はそれぞれに対して自然な自由を許すことで、
あらゆる可能性を得られる、
そうした「啓発的考え方」を少年は作り出し、
その考え方は、「有用性」「啓蒙」「改革」「直観」
「ありのまま」「自然を許す」「チャンス」といった、
「革命的変革の考え方」として、
経験的な少年の人生の「内なる心から生まれた世界観」となる。
また、それ以上、少年はこの世界に関わろうとしない。
少年は自らが自由に生きるために必要なものを全て手にした。
しかしながら、少年は「積極的に世界を助ける」ようになり、
別の場所で、「この世界全体をボトムアップに変えていく」。
少年はプログラミング言語のLispなどの影響から、
「ボトムアップな変化と構築」を信じるようになり、
これが、「全ての社会に対する作用」となって、
「社会の実現の条件となる成立」と「そのための心の把握と捉え方」を
少年は「経験的理性」とし、
「経験的理性こそがこの世界を生み出している」と少年は考え、
これを「ありのままの発生の世界現象学」であるとし、
そうした全てが「疑うことを必須であり普遍的である」と考える少年は、
最後に、みずからの思いのたけをすべて世界にぶつけ、
この世界を「愛の持つ本来の力を発揮すること」から完全に作り変えようとするが、
それは自らの最後の過ちによって失敗に終わる。

世界を何であるとみなすか

実際のところ、人格の形成において重要なことは、
「自分と世界を何であるとみなすか」である。
今の僕は、自らを王であるとみなしている。
これに対して、昔の僕は、世界を平等な「仲間」であるとみなしていた。

少年の人生続き

少年は、自らが世界に現れたことで、
自らを「王」であり、世界を「従えるべきもの」であるとするが、
少年はここで気付く。
「この世界は、本当はそんなに絶対的に変えられないものではない」と
少年は気付いてしまう。
少年は、すぐに支配をやめようとしながら、
アンビバレントな二律背反の感情の中で、
「自分のやりたいこと全てをやろうとし始める」。
少年は、半ばこの世界を滅ぼすようなことをやるが、
そこに記述された言葉は少年にとっては宝石のようなもので、
どんな汚れも存在しない清らかなものである。
次第に自らを追い詰めて生きながら、
少年はひとつの目標と理想を忘れることができない。
少年はどんなに辛く苦しくなっても、
この戦いを終えることができなくなり、
絶望の中で神を望む。
少年は神が実際に居ると感じ、
むしろ、自分の人生が神の言葉と極めて類似していることに気付き、
神との対話をはじめ、
その中で述べられた全ての言葉を信じる。
少年は「全てを再体験すれば終わり」と決めていたが、
その通り、あらゆる病気はいつか過ぎ去るものであり、
最後に再体験の全てを終えた時点で、
少年は自殺する。

少年は死後に作家となる

しかしながら、少年の人生は終わりではない。
少年は、死後に大人になって作家になるからである。
少年は今までの人生全てを書き記し、
その書き記したものが作品となり、
そうした経験から「なんでも書き記すことができる」ような
「分析的表現力」を手にする。
少年はコペルニクス的転回のようなありえない発想をやめ、
今までの人生を普通に書くようになり、
神を信じ続けるようになる。
いくたの長い時間を過ごした少年は、
一年を一瞬であるかのように過ごしながら、
少しずつ、活動の幅を広げる。
少年は哲学や歴史を勉強し、
もっと他のことを学びたいために書籍を買いあさるようになる。
また、今まで行かなかった学校や教室に通い、
ピアノや英会話をやってみようとする。
少年にはさまざまな壁や障害があるが、
それでも少年は「今までの辛さや苦しみよりはマシだ」と考えて、
辛く苦しい人生においても努力と継続を忘れない。
最終的に、少年のことを助けてくれるいい施設が見つかり、
少年はそこでデザインの勉強と仕事をはじめるが、
このことによって不可能な病気が少しずつ治っていく。
少年は賢くなって、今まで買った本を読むようになり、
また、今までの人生で培った「言葉の表現力」を失っておらず、
全ての知識と経験を自らのホームページでまとめながら、
今まで書いたのとまったく同じ文章を日記に記すようになり、
大学の全ての知識を得て、
少年は最後まで神と対話し、あらゆる全てをマスターする。

少年は星となる

ここに、長く辛く悲しい少年の長い旅は終わる。
いまや、少年は全てが分かっており、
どんなアイデンティティであっても、
昔のように理想を手段によって実際に実現しようとするのではなく、
執筆の中でいくらでも実現できるようになる。
少年は、さまざまな「恐怖」に打ち勝ち
この世界そのものを勇敢にも変えていきながら、
必要だった問題は全て宿題をやり終えるかのように解決していく。
全ての問題がなくなって、
少年は神となり、最後に星となる。
少年の星はシリウス。
少年は天軍大主星シリウスとなって、270億年、
宇宙の終わりまで、永遠に輝き続ける。

少年の偉大な点

少年の偉大な点はひとつ。
それは「全てを自らの力で救うために考えたこと」である。
少年は、この世界の狂った愛から子供たちを守るために、
「正常な愛とはなんであるか」を考えた。
同時に、病気や戦いの中で、
「恐怖と異常を治すためにどうすればいいか」を考えた。
最後に、自分が他人よりも劣った能力しかないと思う中で、
「どうすれば自分でもできるのか」を考えた。
結果、少年は全知全能の救世主、「キリスト」となったのである。