AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 地球のハッピーエンド
BASENAME: 2020/09/07/102445
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DATE: 09/07/2020 10:24:45
CATEGORY: 気象
CATEGORY: ロキ
CATEGORY: ダビデ
未来において、
日本とイスラエルは酸素を作り出す方法を考え、
ロシアとアメリカは、宇宙に進出するが、
ドイツやフランスは、
植物の種を世界中に植える活動をしている。
そんなことでは、
温暖化は解決しないのは分かっている。
だが、微力ながら、ダビデのためになることがしたい。
また、最後に壊れる前に、
ロキは粋なことをした。
すなわち、地球の滅亡の運命を書き換えた。
2039年、科学者であり人類の代表であるダビデは、
二酸化炭素と光から酸素と炭水化物を作る方法を発見する。
ダビデは、植物の光合成における光の作用に着目し、
光が炭水化物に作用を与えた時に、
酸素が発生する原理を解明する。
これにより、光を炭水化物に適用させることから、
直接酸素を大量に作り出すことに成功する。
2040年、地球は正常な気温を取り戻す。
人類はほとんどゼロから食料を作ることができるようになり、
障害を持った人々のための新しい腕や脚を作ることも、
あるいは生物そのものをゼロから作り出すことにも成功する。
ここに、地球の全ての問題は、解決された。
炭水化物は炭素と水素の化合物であり、
酸素は含まれていないため、
ここから酸素が生まれるとは考えづらい。
しかしながら、二酸化炭素には酸素が含まれているため、
炭水化物を作るかのように、
「炭素を上手く取り出して除外する」ことができれば、
二酸化炭素は酸素へと変貌する。
すなわち、光には二酸化炭素から炭素を取り出すための
何らかの仕組みがある。
光を上手く使って、水を与えれば、二酸化炭素は炭水化物に変わる。
僕は、炭水化物そのものに、二酸化炭素から「炭素を引き出す」かのような、
そういう作用があると思う。
植物の葉緑素がやっているのは、
光の特性を「上手く活用する」ことで、
炭水化物というものを作って、それに二酸化炭素の中の炭素を引き出すことである。
水が必要なのは、炭水化物を作るために水素が必要だからだ。
つまり、光がとても重要である。
光がどのようにそうした「触媒的働き」をするのかを、考える必要がある。
見るべきは「光」であり、
解明すべきは「光の特性と活用の可能性」である。
ダビデは、それを発見し、解明したのである。