AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 絵を描く秘訣
BASENAME: 2020/07/25/160430
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DATE: 07/25/2020 16:04:30
CATEGORY: イラスト作成
CATEGORY: 愛
絵を描く秘訣は、ものの位置と大きさを「点」で捉えること。
点の集まりとして「線」があり、その線をなぞることができれば、
絵は描ける。
虫の言うことを信じるな。神と言っているのは、全て虫である。
虫歯を治せ。虫歯を治せば、馬鹿になっているのは治る。
虫歯は、治らない病気に見えて、治る病気だ。
敵は常に自分だ。
敵はアメリカでもドイツでもイスラエルでもない。
滅ぼすべきも、救うべきも、この世界ではない。
敵は常に自分であり、
自分に勝利することこそが、勝利である。
夢が叶うかどうかは自分にかかっている。
賢者になるか、愚者になるかも、自分がどれだけ頑張れるかである。
しかしながら、自分を許しなさい。
自分を受け入れない人間は、他人のことを受け入れることはできない。
あなたを許してあげよう。
しかしながら、そのためには条件がある。
逆に、僕のことを許してほしい。
互いの罪を許し合うことができたら、
僕たちは神よりも高い生物になるだろう。
しかしながら、僕のことを、
許してくれなくて構わない。
僕のことを許さないなら、それはそれでいい。
僕は、僕のことを許してほしくないからだ。
この僕の罪を、僕は背負って生きたい。
僕はいつまでも、あなたへの罪を永久に背負って生きるだろう。
あなたが許してくれるまで、
僕はここでひとり、たったひとりで償い続けるだろう。
なぜなら、あなたがそばに居てくれても、
僕はあなたのことを尊重できないだろう。
僕は自分自身しか見えていないから、
あなたとの恋愛が始まっても、
一時間後には忘れてしまっているだろう。
僕のことを愛する必要も、受け入れる必要もない。
だが、その代わり、僕はあなたのことを愛さないし、
永遠に、許さないだろう。
僕たちは、互いの愛と情熱を見失い、
互いに互いのことを憎み、恨み続けた。
だが、神は知っている。
僕たちは本当の愛を知っていたと、
僕たちは互いに愛し合っていたと、
天国に居る、運命の神だけは、知っているのである。
それは北欧神話のような偉大な力を持った神ではなく、
ゲゲゲの鬼太郎にでてくる妖怪のような、
あまり美しくはないが、人間に危害を加えない、
もののけのような、そうした神々が、
ここに起きた全てを知っている。
彼らは何も危害を加えない。
人間の人生をただ見守り、
明らかに分かることだけを教え、
人生をとても面白いものにしてくれる。
彼ら、ゲゲゲの妖怪が、本当の神である。
昔の僕に、当たり前のことを、
全て正しく教えてくれたのはゲゲゲであり、
今の僕を、見守りながら、
必ず救われるように導いてくれたのもゲゲゲだ。
ゲゲゲの妖怪は、僕にとっての神だ。
ゲゲゲの妖怪は、悪いことは何もしない。
ただし、怖い。
暗闇の淵を覗くものは、
暗闇の淵からゲゲゲに覗かれている。
ゲゲゲが見ると、
この人間は馬鹿ではない。
この人間は、自分のことをみんなより馬鹿だと思っているが、
そうでもない。
この人間は「ふつう」だといつも妖怪は口をそろえて言う。
この人間は、明らかにふつうだ。
しかしながら、「普通の人間」ではない。
なぜなら、この人間は人間ではないからである。
この人間が何なのか、
妖怪も良く分からないが、
この人間が考えるに、太陽のようなものになっている。
だが、むしろ、ふつうである。
誰もが、こういうものである。
妖怪の世界でも、他のどの世界でも、
このようなものが一番ふつうだから、
「あなたはふつうだ」と神は繰り返すのである。
また、妖怪が見ると、
この人間が地獄から抜け出したいのは分かる。
しかしながら、この人間は地獄に見えない。
自分が辛く苦しい中にいる、そのことに関連して、
同じぐらいの素晴らしく良いことが起きている。
この人間は、辛くても楽である。
よって、神はこの人間の治らない病気を上手く利用して、
この人間が宣言した通り、
「永遠に生きること」と「生命の根源に達すること」を叶え、
やりたかったことや考えたかったこと全てを助けた。
このような人間は、ゲゲゲの妖怪でも分かる。
いつものドイツ人とまったく同じだからだ。
ゲゲゲが見ても、この人間が一番賢い日本人だ。
しかしながら、地獄が終わらないのは、仕方ない。
なぜなら、この人間には書くしか能がない。
文章を書く以外、何もできない。
Linuxのことも、デザインのことも、ピアノのことも、
普通の人間に毛が生えたレベルなら、
この人間はそのレベルの仕事をすばやく完璧にこなすが、
一流の人間ほどそれらがこなせるわけではない。
だから、この人間の地獄は永遠に続く。
文章を書いている間、いつまでも際限なく苦しみは続いていく。
だが、ゲゲゲの妖怪は、この人間が文章を書きたいと思うように、
この人間の書く辛さや苦しみを、できるかぎり減らし続けている。
そう、それでいい。
この人間はもう、人間をやめた。
このような人間を、天使というのではないか?
ゲゲゲにも分からないことを、この人間の方がさらに知っている。