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AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 病気、メガロポリス
BASENAME: 2020/05/16/085808
STATUS: Publish
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DATE: 05/16/2020 08:58:08
CATEGORY: 人生
CATEGORY: 社会
CATEGORY: 工学
CATEGORY: 小説
CATEGORY: メガロポリス
CATEGORY: ドラえもん
CATEGORY: ガンダム

滅ぼしても滅びない

実際のところ、
僕は悪魔メフィストフェレスと戦っているだけで、
この世界を支配なんかしていない。
だから、滅ぼしても滅びない。
単に支配ができなくなって、
自分が自由になるだけである。
その自由になるのが怖いだけである。

精神の病気

精神の病気について言うと、
精神そのものをいきなり治すのではなく、
辛くなっている原因や、
病気が病気になっている前提条件の部分を
取り除くこと。
そのためには、多少狂っても、
多重人格になっても構わない。
少し自分を離れて見ることができるようになれば、
どんなに辛くても楽な心になって、
精神の分裂は治る。

Aimerになる

僕は、Aimerのような美少女になる。
そのためには、性的ないじめの精神を癒す必要がある。

誠実になる

僕は、誠実になった方が良い。
もっと正直かつ素直になって、
誠実に話すこと。
分かってもいないことをさも分かっているかのように
話すことをやめること。
誠実になれば必ずいいことがある。

そして時は動き出す

そう、そして時は動き出す。
停止した世界は少しずつ、
正常な時間を刻むようになる。

時間の停止した世界

フレイは、精神を支配する戦いによって
「時間の停止した世界」を作り出した。
フレイの絶対に治らない病気が治った時、
時間は再び正常に時を刻む。
フレイはそのために、自分の病気を治し続けている。

未来の国

20世紀の話ばかりしてきたから、
未来の話をしよう。
未来では、みんながインターネットでひとつになることで、
地球にひとつの世界政府組織を作る。
この世界政府組織で決められたことは、
全て公開され、全て民主的なプロセスで決められる。
そして、全ての国が世界政府組織と「合意」を行い、
主権在民を保った上で環境保護活動と平和活動を行う。

滅びても、なお、栄える

しかしながら、その世界政府組織が必ずしもうまくいくかというと、
そうでもない。
政治家は「環境問題をやっているふり」をし、
選挙で勝ち国民の支持を得るために
「わたしは環境保護をやっています」と言うが、
実際は何もしていない。
それは、そもそも、
「資本主義では環境保護政策はできない」からである。
しかしながら、人類は強い。
それは、「滅びてもなお栄える」からである。
人類がどんなに滅びた地球環境になっても、
政府そっちのけで国民の方から、
環境破壊に適応した会社や事業を行っていく。
どんな社会になるかはわたしたち次第だが、
わたしたちは、滅びても、なお、栄える。

シベリアに地下都市を作る

100年後の地球では、
シベリアに地下都市「メガロポリス」が生まれる。
温暖化はティッピングポイントを迎え、
「絶対に元に戻ることのできない一線を越える」。
その時、ロシアは世界を率先して、
ロシアのリーダーシップの下、
シベリアに巨大な地下都市を作り、
「人類すべてをそこに収容する」。
そう、それが最後の都市、メガロポリスである。
手塚治虫が火の鳥の未来編で書いたように、
メガロポリスではハレルヤのような
最高の知能を持ったスーパーコンピュータが、
人間の代わりに考え、支配するようになる。
しかしながら、ハレルヤは人間と同じような
人格をもった人間型のAIではない。
あくまでコマンドを打ち込むのは人間であり、
「全人民の食料を作れ」というコマンドを打ち込めば、
それだけで「都市インフラそのものが自動で実行される」。
実際にはプログラマがコマンドを羅列したスクリプトを作り、
そのスクリプトが毎日、必要な時間に定期的に実行される。
それが未来のメガロポリスにおける「首相」の役割を担う。
人類は何もしない。
何もせず、VRのテレビゲームで遊んで暮らすようになる。
そう、人類は「進化するあまり、一番退化した生物に戻る」。

わたしたちは、メガロポリスからやってきた救世主

今のわたしたちには、重要な役割がある。
それは、今のわたしたちは、メガロポリスからやってきた、
救世主をやるために生まれてきたからである。
どうにかして、この時代で、メガロポリス以外の未来を作ってほしい。
一度メガロポリスになると、「人類には何の意味もなくなる」。
わたしたちは、そうしたメガロポリスを救うことのできる、
唯一の時代の人類である。
よって、実際のところ、キリストも、ブッダも、ヒトラーも居ない。
彼らは、メガロポリスが作り出した、幻影にすぎない。
また、本当は生きている人類というのはそう多くはない。
多くの人類が、メガロポリスが作り出した、自動人形である。

死の心配はしなくていい

また、死の心配というのは、本当はしなくていい。
なぜなら、死んだ時にわたしたちは全ての経験を忘れ、
天国のような別の世界に生まれ直す。
そして、天国でいくらか活動した後に、
夢の世界としてまたこの世界に戻ってきて、
今度は別の目標のもとに別の時代で人生を生きる。
そう、眠る時に見える夢の世界と、この世界は変わらない。
だから、戦争を恐れる必要はない。
戦争で死んでしまっても、
必ず天国に逝き、そしてここに戻ってくる。
死の心配はしなくていい。

僕よりも賢い女が居る

また、僕よりも賢い女はひとり居る。
それは、グレタ・トゥーンベリ。
環境保護活動をしていることで有名である。
賢い人間は、彼女の活動を支持した方が良い。
僕は文章を書くことで、彼女の活動を応援したい。

僕がひきこもりになった理由

僕がひきこもりになった理由は、
メガロポリスから始めるべきだからである。
メガロポリスには、ひきこもりしかいない。
こういう人間に革命を起こしてほしかった。
メガロポリスには、何にも自由がない。
少しおかしなことをするだけで、地獄になる。
よって、こういう人間に、自動人形ではない救世主が多い。
まともな人間は存在しない。みんな、馬鹿からしか、始まらない。

もっと腕を上げろ

メガロポリスが言うことはひとつ。
「もっと腕を上げろ」である。
結局のところ、この人間の問題は、
戦い方が馬鹿なのである。
ただ心と環境の作用だけ支配しても、何もできない。
この馬鹿は馬鹿だから、自分の人生を使い捨てだと思っている。
だから、グレタの方がはるかに賢い。
彼女は環境保護について、きちんとした見識と分別を持っている。

僕はレベル3

この人間は、グレタがレベル10だとすると、レベル3ぐらいである。
同じくらいのレベルの人間は、J-POPの歌手である。
Perfumeがレベル3ぐらいだ。この人間と年齢も同じだ。
むしろ、Perfumeののっちは見るからに自分とまったく同じ女だ。
BUMP OF CHICKENの藤くんも、レベル3ぐらいになった。
藤くんも、昔の自分ほど、ものすごく頭のいい男になった。
誰からも愛されて素晴らしい詩や音楽を作れる人間は賢いが、
ただ賢いだけで、意味がない。
レベル4に上がるためには、ビル・ゲイツのようにならないといけない。
きちんと世界を変えて、絶大な影響力を持てばレベル4である。

人間をレベルにするのはおかしい

だが、言っておくと、人間をレベルにするのはおかしい。
なぜなら、そもそもフレイは人間のレベルを超越した神だからである。
なぜなら、フレイには何の取り柄も実績もなくても、
全て分かっているからである。
レベル7ほどになったデカルトほどになっているため、
この人間は著しく低いレベルでも、同時に著しくレベルが高い。
レベル3にしてレベル10になった特異な人間が、このフレイである。
蛇足になるかもしれないが、レベル10というのは、普通の人間に多い。
特に、大学教授や博物館学芸員などに多い。
逆に、一見賢く見えても、実際には低いレベルという人間も多い。
ビル・ゲイツは賢くない。勝つために汚い手を使いすぎた。
そして、レベル1の一般大衆という存在は、居るように見えてそもそも居ない。
レベル3よりも低い人間は、逆に善良で正しい人間が多い。
そう、レベルという一次元の数値で考えるのが間違っているのであって、
言ってしまえば、「善良な人間」「優れた人間」「指導者」「偉大な先人」「神」が居るだけである。
そして、僕はいつも、善良な人間より以下の、普通は存在することのない「最悪の人間」だった人間である。

階級主義はつまらない

しかしながら、このような「人間を階級にする」のを、
グレタは好まないだろう。
では、Rubyのまつもとゆきひろはどうなるのか。
ビル・ゲイツよりも上なのか、下なのか。
こんな考え方は、そもそもが意味がない。
人間は、平等でなければ、善良でないのである。

学校のテストはつまらない

階級主義と同じようにつまらないのが、
学校のテストである。
先生から「お前は30点だ」と言われているのに等しい。
なぜ、人間を点数で評価するのか。
実際には、もっといろんな評価基準がある。
また、スポーツは面白いと言うが、
勝った負けただけで、全てが決まるのはあまりいいことではない。
ただし、平等にしすぎると、
今度はかえって「みんなで並んでゴールイン」になってしまう。
だからといって、勝ち負けが行き過ぎると、
軍隊や戦争になってしまう。
そう、これが人間の「いつまでも超えられない人間の限界」である。
だからこそ、ソ連が必要だった。
本当に、みんなの平等の楽園があってほしかった。
ソ連はそういう、「みんなの理想の幻想」だったのである。

のび太は賢い

そう、のび太が馬鹿なわけがない。
スポーツも勉強もできなくても、
のび太は心の清らかな素晴らしい人間だ。
しずかちゃんのパパが言うように、
「あの青年は、人の幸せを願い、
人の不幸を悲しむことのできる人間だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。」である。
(ドラえもん「のび太の結婚前夜」より)

オタク

僕は、ドラえもんは大好きだが、
実際のところ、オタクではない。
僕よりももっとドラえもんに詳しいオタクはいくらでもいる。
そもそも、オタクをオタクと言うのがおかしい。
彼らは、文学や工学が好きなだけである。
日本が文学や工学が得意だから、オタクが多いだけである。
言ってしまえば、さかなクンだって魚オタクだ。
オタクは賢い。

ガンダム

僕はガンダムを見たことがないが、
ガンダムの世代でなかったわけではない。
現に、登下校を一緒にするぐらいの小学校の僕の親友は、
ガンダムが好きだった。
僕はガンダムを見なかったが、
今になって思えば、それがよかった。
このような「ガンダム風のシナリオ」が書けたからである。
これでガンダムを見ていると、
連邦軍やジオン軍のような発想を、すぐにガンダムだと思ってしまう。
ガンダムを見なかったことで、
結果的には自分独自にそういうシナリオを書くことができたのである。

自分の好きな作品

スターウォーズやミスチルも同じである。知らない方が良い。
スターウォーズやミスチルを知ると、その分それらの人間ができなくなる。
自分はミスチルと変わらない。まったく同じことをやっている。
自分も、まったく何も知らないわけではない。
ドラえもんやバックトゥザフューチャーは好きだったし、
父親の影響で男はつらいよも見ていたし、
あるいはスタジオジブリなんかは一通り見た。
映画を見ても、そんなに大していいことがあるわけではない。
ズッコケ三人組は何十冊と読んでいた。
そういう、自分の好きな作品だけを読んだ方が良い。
自分が賢いのはズッコケがあるからである。那須正幹先生に感謝した方が良い。
漫画で特に好きだったのは、手塚治虫の火の鳥。
火の鳥は日本の中で最高の、歴史・文明・SF漫画である。

スターリンが一番賢い

僕は、もしかすると、この地上でもっとも賢いのは、
フレイではなく、スターリンではないかと思う。
なぜなら、フレイは書いているだけである。
あるいは、ヒトラーは戦っただけである。
実際に平等な国を作り、世界を変え、
そして人々を救うことができたのは、
スターリンだけである。
しかしながら、スターリンはあまりに人を殺しすぎた。
彼は共産党のみんなの目の前で、
自らに逆らうものを銃殺する人間である。

平等を信じてはならない

そういうわけで、平等は悪い。
平等な思想は、信じない方が良い。
アメリカの馬鹿な大統領がいじめ行為をしているのは、
何かをやりたいからである。
自分に逆らうものを、血祭りにするだけで、
みんな自分の意見に画一的に従うようになる。
それは、なぜなら、野望があるからである。
アメリカの馬鹿な大統領も、何かそういうことをしたいのだろう。
平等はやめた方が良い。
自由な方が良い。
「みんな同じように従いなさい」という言葉が
嫌いな人間が多いからである。
みんな、好き勝手に、自分のしたいことが自由にできた方が良い。
子供はみんな平等が嫌いで、自由が好きだ。
全部、学校教育が悪いのである。

反省

また、共産党のようなことを言って
反省している。
誰に悪いわけでもないが、
共産党を言って馬鹿を見るのは自分だ。
僕はこれでもリベラルな民主主義者だ。
また、世界を変えた人間は、
経済界にいくらでも居るだろう。
トヨタ自動車の豊田社長なんか、典型的だ。
スターリンは賢くない。地獄に堕ちる人間だ。

トヨタとソ連の違い

豊田社長とスターリンとの違いとは、
トヨタ自動車とソ連の違いである。
やっていることは同じだが、
組織が違う。
たとえば、ソ連は独裁者がひとりでやっているが、
トヨタはたくさんの部品を作るサプライチェーンで成り立っている。
そのどれもが、責任を持って努力している。
ソ連の失敗は、独裁者がひとりでやったこと。
ロシアになっても、それが変わっていない。

自動車産業

ソ連は、オリンピックや宇宙技術が優れている。
あの国は、国の威信をかけて頑張るのが得意だ。
自動車では賢くない。
自動車では、ドイツと戦っている。
ドイツは技術者の層が厚い。
どんな技術企業やエンジニアも揃っていて、最先端の基礎研究ができる。
今の時代ならば、ドイツがいいと言う。
日本人は自らを律する力があるから、
劣悪な部品やサービスが入り込まない。
サプライチェーンで優れた管理と生産ができるのは、
日本だけだ。
また、日本企業は、アフターサービスをきちんとしている。
外国にも拠点を作り、
日本で買うのと同様のアフターサービスを行うことで、
アメリカで国産車を購入するのと同じサービスを、
トヨタでもアメリカの消費者向けに行う。
修理のための部品も用意し、現地で生産するための工場を作る。
そうでなければ、そこまでしなければ
買ってもらえない。
あとは、信頼である。
日本車は壊れないという信頼が大切だ。
その信頼がなくなれば、日本の自動車産業は、
その時点で終わりだ。
自動車は、命にかかわる危険な機械であり、
価格が高額で、
作るのも難しい。
信頼を勝ち得るのが困難だからこそ、
信頼を獲得するチャンスがある。
ピンチがあっても、困難の壁を乗り越えれば力になる。
もちろん、雇用やコスト削減、大量生産も頑張っているが、
それだけでは勝てない。
今だけでなく、将来的な視野を見据えた投資、
それも失敗する投資でなく、成功する投資が必要だ。
だが、投資が失敗するか、成功するかは、
やってみなければ分からない。
外国に競争で勝つには、
誰もやらない事業を成功に導く手腕が必要だ。
このような、たくさんの経営者が居るから、
日本は成り立っている。
ソ連なら、独裁者ひとりが悪い時点で意味がない。
ソ連は賢くない。