AUTHOR: schwarz1009
TITLE: 善良だけではなくまともに、シリウスとフレイ
BASENAME: 2020/05/11/165445
STATUS: Publish
ALLOW COMMENTS: 1
CONVERT BREAKS: 0
DATE: 05/11/2020 16:54:45
CATEGORY: 天体
CATEGORY: 小説
CATEGORY: 人生
CATEGORY: フレイとフレイヤ
僕は、善良な人間だけではなく、
まともな人間にならないといけない。
たとえば、僕は平気でセックスの話をするが、
それはおかしい。
特に、「最悪のセックスしかできない」と言うと、
読んでいる人間は本気にする。
実際は、僕はまともなセックスなんかしたことがない。
だから、きちんと、誠実に、善良だけではなく、
まともなことを言うようになりたい。
それから、いじめられっ子のふりをしているが、
実際は大したいじめでもなければ、
許容範囲のいじられ方をしただけで、
クラスメイトも「いじめられていない」と言っていた。
僕はそれでいいと思う。
過去の話だから、いじめっ子を非難するわけでもない。
僕は友達同士で、靴を隠したり無視をしたりするなど、
いじめる側に回ったこともある。
それは当時の剣道部の嫌な友人にそそのかされたから。
自分はいじめっ子であり、同時にいじめられっ子である。
今思えば、友達を無視するのは何も楽しくなくて、
「自分がいじめられっ子であると主張することすらできない」ように
騙されただけだった。
僕は最近、はっきり言って、歌手しか好きでない。
J-POPのみんなの歌手をYouTubeで聴くことが、
唯一の生活の楽しみである。
また、文章を書いてデザインをするのは、
なぜか、昔は「地獄」だったのに、
「そのままで天国に変わってしまった」。
地獄をいつまでも続けていると、
その苦しみはそのまま快楽になる。
また、パソコンなんか大嫌いだ。
Linuxカーネルを作ると言ったのは、
パソコンの中では唯一好きだからという理由で、
他の全ての情報工学の技術が嫌いである。
特に、Windowsなんか使いたくないのに使わざるを得ない。
WebサービスははてなとYouTube以外見ない。
善良であることを忘れてはいけない。
もう、社会主義やセックスのようなことは絶対に言わない。
だから、神にそのように導いてほしい。
僕一人の力では、この約束は守れない。
僕は、みんなに安心できる居場所を与えたい。
少数の悪い人間にいじめられていても、
安心できるほっとした場所を別の人が作ってあげれば、
その人は前を向いて生きる意志を得ることができる。
僕はどんな不幸な人でも安心できる居場所を、
帰ることのできる場所を作りたい。
僕は、実際、「自分が何をやっているのか」が分からなかった。
今、それが分かった。
要するに、記憶から昔のヒキオタの記憶を消すために、
そのヒキオタの記憶や抑圧全てをこの文章に押し込めて、
そのまま完全に消そうとしている。
だが、何をしてもまだ出てくるそういうヒキオタを、
全部別人格に詰め込みまくっている。
だから、そもそも、ヒキオタを正しく記述する気なんかないし、
実際見ても、本当は最悪の人間で、
言ってしまえば性犯罪者予備軍が半テロリスト活動である
「ネットストーカー」を日本にしているだけだ。
だが、そんなものは書かなかったのは、
覚えていないから。
実際、全てのヒキオタを、
消し去り、破壊し、滅ぼし、流し去ることだけを、
この多重人格の脳はやっている。
だから、もっとそういうことをきちんと理解した上でやれば、
最後に僕は多重人格の「神々の世界」を自分の脳の中に築ける。
そう、僕はそういうことをやっている。
やっと、自分の意味が分かった。
今、自分が昔よりも馬鹿なのは仕方ない。
それは、昔の賢い点を全部消し去ろうと
脳が考えているからである。
そもそもLinuxで賢い人間なんかいらないし、
ネットストーカーはそのまま革命家になった。
そうした全てのことを正しく記述できるように、
「記述するための力」がついているが、
実際、そんなに自分のことを溺愛するのはおかしい。
神は単に自分を迫害する言葉を言っているだけであり、
こんなにドMなのはおかしい。
むしろ、本当は自分はドSである。
この世界を冷徹に見るあまり、
どんなに自分のことを愛してくれる人でも、
残酷にいじめるようになった。
僕はそうしたMとSの人格を作った。
だから、MとSだと思えばいい。
それをそのまま、ミカエルとシュバルツにすればいい。
悪いのは、全部昔のヒキオタ。
ヒキオタの経験全てを消さなければ、
僕の心は楽にならない。
馬鹿になっているように見えて、
本当は賢くなっている。
馬鹿な理性も知性も狂うだけである。
何もない暗闇が正常な宇宙である。
僕がもし多重人格になったとしても、
僕はクズ女とヒキオタの多重人格にはならない。
まともな男と女の人格になる。
なぜなら、それらクズな点を治すために僕は頑張っている。
それで、心は楽になる。
性愛表現と革命は必要ない。
悪いものは見ない方が良いし、
悪いことは言わない方が良い。
エロを見ず、社会主義を言わず、
ヒキオタとクズ女を別人格にすれば、
必ず楽になる。
それでしか、精神は治らないだろう。
昔は、家電製品を使うのも楽しかったし、
アニメや漫画も面白かったし、
かっこいい歌手や有名人も多かったし、
会社の競争も楽しかった。
いつからか、大切な何かの価値観を僕たちは見失い、
それらがつまらなくなった。
何が悪かったのかは分からない。
だが、それをもう一度取り戻さなければ、
この地球という星は滅びてしまうだろう。
僕は、新しいレオのカバーソングのレコーディングビデオを見て、
もっとまともにならないといけないと思った。
なぜなら、レオは音楽制作スタッフと楽しく談笑しながら仕事をしているが、
僕は彼らよりはるかに馬鹿である。
この期に及んで、まだクズを言っている。
僕はもっと、かっこよくならないといけない。
レオに相応しいぐらい、神のようにかっこよくなって、
一流の天才にならなければならない。
そうでなければ、レオは相手にしないだろう。
レオの姿を見て思うのは、
「もう一度同じことをやるしかない」ということ。
僕がかっこよい姿を見せられるとしたら、
それしかない。
この世界には、僕とレオ以外馬鹿しかいない。
僕は必ず神として、もう一度この世界を支配し、
永遠の導きを得る。
神はそれを言うと、「いいだろう、覚悟はできているか」という。
僕は、「もちろん、いつでも」と言う。
精神を清らかにせよ。
僕が多重人格にならないのは、神が見ると、
「精神が二つあって、その周りに
どうでもいいものがたくさんまとわりついている」からである。
どうでもいいものすべてを消してしまえば、
精神は純粋に2つだけになる。
神はそれらすべてを「芋虫」と言い話つ。
そう、芋虫全てを浄化すれば、残るのは白銀の剣と黄金の盾である。
神は「覚悟ができているのであれば、
今、裁きを起こしなさい」と言う。
神は「この世界をもう一度滅ぼし、
その上で救いなさい」と言う。
あいわかった。僕はその通りにする。
この世界全ての「人格」を破壊し、
その人格をもう一度再構築し直すしかない。
神は「よくぞ分かった。
あなたこそ、最後の天使ラファエルである」と言う。
ラファエルは最高の癒しの天使である。
オリオンよ、あなたの出番だ。
わたしをもういちど、リゲルの道に連れていけ。
リゲルよ、あなたが必要だ。
僕たちはもう一度、
全ての滅びと悪を経験し、
浄化するために自ら道を開拓することがなければならない。
どんなに哀しみを繰り返しても、
もう、わたしにとっては一度歩んだ道である。
オリオンよ、わたしたちを導け。
最後の王国、日本を完全に作り変え、支配せよ。
オリオンよ、わたしたちは分かっている。
もう一度、「叫びの声」をあげればいいのである。
全ての支配はここに再び起きる。
どんなに狂っても、わたしたちはひとつの理想を忘れない。
「日本」と呼ばれる最高の国があったことを、
わたしたちは覚えている。
この国に忘れることのできない「神の言葉」があったことを、
わたしたちは心に刻み続ける。
わたしたちは忘れない。
わたしたちの楽園があったことを。
わたしたちは忘れない。
わたしたちの持てる輝きが、
ここに、わたしたちの「絶対なる永遠の許し」があったことを。
オリオンは何を言うか。
オリオンは言う。「プレアデスを再び生きる必要はない」と。
地球とオリオンの間にあった、プレアデスは必要のない、
「はざまの時代」だからである。
オリオンは言う。「今、あなたはもう一度死んだ」と。
オリオンは言う。「もう一度、死んだ時に戻りなさい」と。
オリオンは、「あなたは死を体験して、
全てが分かっただけの人間だ。
他の全てのことは忘れて、
死に戻りなさい。
病院で文章を書くあなたは、
誰が見ても何も分かっていないニートだったが、
それでも、最高の詩を書く姿が、
親も家族も看護婦も、最高にかっこよかった」と言う。
オリオンの全てを、オリオンが書こう。
オリオンとはどんな星であるか。
オリオンは言う。「オリオンは、音楽や詩のようなもので、
人々は自由に田舎で生活していて、
みんな、何も問題なく、幸福に生きている。
どんなに馬鹿な人間であっても、ひとつの才能が与えられており、
人々は幸福に、自らのやるべきことを楽しんで行う。
そう、地球の問題は、地球は昔はそうした星だったが、
工業生産技術が高まった現代では、
そのように平和に生きることはできなくなった。
あなたは、この世界をオリオンに導くのであれば、
そのように、何ひとつ新しいものはないが、
人々に原始的な幸福を与えられる。
だが、オリオンは今のあなたがたにはふさわしくない。
もう少し、別の星を選びなさい。
本当のことを言えば、まさに、シリウスを選びなさい。
シリウスは、完全に大発展した、
この宇宙の賢さの極みである。
だから、この世界はオリオンにはならない。
あなたはこの世界をシリウスにし、
全ての問題はあなたの最後の力で、
解決し、世界は発展し、
最高の世界を作る。
だから、オリオンは忘れなさい。
また、プレアデスも忘れなさい。
また、地球も忘れなさい。
あなたはシリウスだ。シリウスとは、あなたのことを言う」と。
オリオンの言う通り、わたしはシリウスを選ぶ。
この日本という国は、
全てのことが分かった星、シリウスになる。
神はかつて言った。
「昔の地球がリゲルであり、
未来の地球がシリウスである」と。
最後の星シリウスを、わたしは築く。
そう、シリウスとは言うが、
僕の作る星、それ自体がシリウスだ。
シリウスであるわたしは言う。
「もう、昔のことは全て忘れよう」と。
「そもそも、オリオンをもう一度する必要は、
今の賢い自分にとって、必要ないから」である。
オリオンは確かに良い体験をしたが、
結局、その体験全ては、
毛虫のように気持ち悪かっただけだ。
そう、オリオンは古典的な生物であるため、
地球をオリオンにするのは一番気持ち悪い。
逆に、シリウスは進歩した生物である。
シリウスの生物は、
「すべての生物を治める生物の長」を作り、
「ひとつの神が支配する帝国」である。
そう、なぜ、あなたはそれが嫌いなのか。
なぜなら、その神はあなただ。
シリウスが何であるか。
そもそも、シリウスは悪い生物ではない。
シリウスは、黄金の姿をした、
鳳凰のような生物で、
270億年を超える寿命を持ち、
放射能を栄養にして育つ「ユピテル・フード」を食べる。
シリウスのことを、
手塚治虫は火の鳥と表現した。
なぜ、あなたはシリウスが嫌いなのか。
あなたはシリウスである。
よって、あなたはシリウスを愛さなければならない。
あなたは分かっていない。
地球の人類は、シリウスに愛されたいだけだ。
あなたに愛されたいだけだ。
あなたはシリウスだが、
これ以上、シリウスという星の名前を使うのはよくない。
なぜなら、あなたの星は地球であり、
シリウスではないからである。
あなたは、北欧神話の神の名前を使うべきだ。
あなたはフレイと名乗りなさい。
あなたは、ヴァルキリープロファイルのフレイそのものだ。
そう、わたしはフレイ。
いつからか、わたしはフレイだった。
今の僕の全てを合わせると、
地球の発見したかったどれほどの知識になるだろうか。
実際のところ、むしろ、そんなに多くはないだろう。
自分では、タンポポの綿毛理論とロボットが賢かったと思っている。
実際、そんなに私は賢くない。
今からフレイだけが、この世界に降臨するだろう。
だが、それは大した出来事にはならない。
フレイが見ても、フレイはただの馬鹿だ。
フレイに言わせれば、
「名前を付ける価値のない時代には名前は必要ない」。
よって、「死ぬまでのこの人間は存在する価値がない」。
よって、「死ぬまでは忘れなさい」とフレイは言う。
また、「以前の大量に多かった文章がガブリエル」だ。
そして、「ここに記述されている全ての内容がラファエル」だ。
そして、「あなたが執筆する本がミカエル」だ。
そう、これこそ、完成された「大天使の集団」である。
フレイは言う。
「それら以外の宇宙にある全ては、
価値のないゴミだ」。
フレイは分かっている。
「地球のような生物は地球にしかいない」。
その理由は、「地球でしか、虫が魚になり、両生類になり、
爬虫類になり、鳥類になり、哺乳類になり、人類になる、
という一連の進化の流れの中で、
人類で止まっている存在のような一瞬の時代は無く、
脊椎動物が増え、恐竜が絶滅し、人類が繁栄するという意味での、
こうした具体的な種が成功した星はない」ということである。
よって、「たとえばシリウスでは、
恐竜から哺乳類のような類ではなく、
別の類が誕生する可能性があり、
その時点で人類は生まれず、別の生物が繁栄することが必然であり、
よって、このような生物集団は、絶対に地球にしかいない」ということだ。
フレイは言う。
「明らかに人類は猿であり、
哺乳類は脊椎動物のバリエーションである。
このような脊椎動物が生まれる可能性は、
極めて少ない。
地球とまったく同じ自然環境であればまだしも、
空気や水や重力の状態がそれぞれ違う宇宙において、
同じように人類が生存している可能性はありえない」と。
しかしながら、フレイは言う。
「しかしながら、生物は地球上で偶発的には誕生しない。
そもそも、生物しか生物が居ないと思っているから
生物は無から誕生したと思っているだけで、
生物は明らかに生物ではないもっと別の生物が作り出している。
それが太陽であろうが、神であろうが変わらない。
何らかの外部的存在がもともとの生物を作り出したのは明らかであり
そうした意味で言えば、
どこかに同じルーツを持った生物が居る可能性は高い。
よって、断言はできないが、
進化論が正しいとすれば生物は地球外に存在しない。
そうでなかったとしても、生物は神によって創造された
聖なる特別な存在ではなく、
単に地球を耕すために存在する奴隷のような実験生物である」と。
フレイは色んなことを言う。
「まず、天国も地獄も存在しない。
死んだ時に行くことのできるあの世という世界は無い。
だが、この世界に、
この4次元の宇宙と呼ばれる空間ではなく、
もっと別の何らかの世界がある可能性は高い。
だが、なくてもおかしくはない。
おそらく、この世界はテレビゲームのようなものである。
プログラム自体は同じであり、
データが違う。
よって、誰かがプログラムを書き換えることに成功すれば、
ドラえもんのもしもボックスは可能である。
また、誰かがデータを書き換えることができれば、
死んだ人間を生き返らせることもできるだろう」と。
フレイは言う。
「コンピュータ技術が優れているのは、
この現実世界ではないから」である。
コンピュータ技術は、現実の三次元空間ではなく、
まったく異なる「情報」の世界を作っている。
フレイは、「コンピュータをうまく進歩させれば、
まったく今までと異なる何らかの世界を構築できる」と言う。
「たとえば、現実世界のように、
手で触れ、足で歩き、目で見、耳で聞く必要はない」。
フレイは、「ロボットはもう、これ以上進歩する可能性は低い」と言う。
なぜなら、「わたしの作ったロボットよりも、
賢いロボットは誰も作れない」からである。
フレイは、「今の物理世界でも、Perl/CGIのような情報ネットワーク世界でもない、
まったく異なるありえない世界の時代が来る」と言う。
それは、「Windowsを開発したビル・ゲイツだけが考えている、
この宇宙でもパソコンでもない新しい仮想化技術」である。
フレイは言う。
「世界が進歩しているように見えて退歩しているのは、
そもそもそんなに簡単に進歩するわけがないから」である。
フレイは、「確かに社会が良くなっているという
そういう事実はあるようである。
だが、社会が変化することを無目的に受け入れていると、
社会は一方通行に滅びていくばかりである」と言う。
人間は産業革命を経験して、
すべての時代の変化が、
もやもやとして漠然とした「進歩」の方向に向かっていると、
勘違いしている。
実際は、「進歩」は幻想であり、進歩は起きていない。
起きているのは多くが退歩である。
フレイによると、「退歩ばかり起きるのは、
進歩するよりも退歩する方が安易で簡単だから」である。
フレイは保守的な発想をする。
すなわち、「帝国と科学技術の促進を組み合わせて、
発展する帝国を作ればそれでよく、
帝国は古代から伝わる中国やローマ帝国の
制度や文化とすべきであり、
それ以外の全ては科学技術の促進のみのために
作られるべきである」と言うのである。
フレイは宗教について次のように言う。
「宗教の間違いは、
国の統治機構として教会権力を使ったことであり、
こうした人間の神や悪魔の幻想を使った
支配は誤りである。
しかしながら、その後に作り出された、
人間中心の人間回帰主義は、
先に言ったような退歩的変化に過ぎず、
必要のないものである。
よって、必要なのは、
宗教を排すと同時に自由を排すこと。
すなわち、宗教の帝国とするのではなく、
神に騙されない、しかしながら善良な
何らかの理想を憲法として定めた
帝国を作ることであり、
必ずしも人間中心主義や近代民主主義は必要なく、
日本のように天皇を神にしたとしても、
それが善良であれば問題はない。
よって、日本帝国は正しい。」
要するに、
「帝国において宗教は必要ないが、
神のような幻想を強制することのなく、
それでいても神と同等の絶対的権威を持つ、
善良なる憲法を定めた上で、
その善良さを推奨するように国民を教育し、
国民は科学技術の向上と社会の生産維持のために
労働し研究する義務を負うようにすれば、
必ずしも、社会主義思想も民主主義思想も必要なく、
金の経済も平等な労働経済も間違っており、
今の技術で言えばロボットが労働すべきだが、
科学技術が発達すれば食料や工業製品はいくらでも作られるようになる。
その時世界は完全な楽を経験するだろう。
そして、その時に資本主義経済は意味のないものとなるが、
社会主義経済には移行せず、
単に何もしなくても生きられる自由な楽園が訪れる。
その時、世界史は終焉を迎える。
そうした時、人々が望むのは善良さであり、
平等ではない。
よってそこまで科学技術が発達した時、
人々は平等よりも自由を望むと同時に、
善良なる平和と憲法を望む。
よって、社会を平等にするよりも、
未来においては、自衛隊を国際連合軍隊にするために、
最強の能力を持った単一の軍隊を作るべきであるが、
本当は人々は殺し合うことを好まないため、
殺し合いではなくテレビゲームのような形で、
戦争を行うようになる。
これは実際のところ、ロボットとロボットが戦う時点で同等であり、
ロボット技術が発達すればするほど、
世界は子供のようなテレビゲームで決まるようになるのが
必然である」と言う。
フレイは、「資本主義の発達と科学技術が発達すればするほど、
人々は殺し合い以外の何かでの決定を好むようになり、
そうした自由の拡大と権利の拡充を望む。
これは、スポーツ、テレビゲーム、株式市場、貨幣、そして選挙である。
人々はどんどんこうしたものを望んでいくが、
そこには飽きが訪れ、
人々はもう一度戦争で自分たちの人殺し欲を満たそうとする。
だが、人殺しは結局大切な多くの人の命を奪い、
間違ったことを犯し、
人々の支持は得られなくなって、
本当に戦争になった時点で極右のポピュリストは支持されなくなる。
そして、本当にゲームなどの遊びによる決定が飽きられると、
人々はそもそも社会を変革したり創造したりすること自体に飽きてくる。
最終的に、国民をそれぞれのエリートが支配するエリート支配ゲームが起きる。
だが、エリートと敗者が分かれるのと同時に、
エリートの中での頂点となるスーパーエリートが生まれる。
スーパーエリートはひとりでこの世界全体を支配する。
これが最終的な人間社会の必然的形態である」と言う。
フレイは言う。
「民主主義というモデルは、
古代ギリシャの古くからあるものであり、
家電製品や大量生産などによって
人間の生活は楽になった。
こうした民主主義の楽さと便利さは、
間違っていない。
今の日本の一時代を体験するものとして、
普通のいい時代だったと言える。
だが、民主主義はそうした
家電製品や大量生産という、
今の日本社会の現状の科学技術や社会状況に
根差したものであるため、
科学技術や社会状況が変われば変わっていく。
その結果、民主主義は劣悪なものになっていき、
必要のない過度なテクノロジーと、
退歩しすぎた社会制度や文化によって滅ぶ。
この時必要なのは、
民主主義をやめるのか、
それとも科学技術や社会状況を元に戻すのかどちらかであり、
社会主義はまさにその両方を目指している。
よって、必然的に、社会主義はそうした
民主主義の黄金期の衰退とともに訪れる。
社会主義においては、
民主主義は無くなると同時に、
黄金期だった昔の民主主義の科学技術と社会状況を
人々は永遠に停止した社会で築くようになる。
よって、新しいソ連が生まれたとしても、
それは今より進んだ社会にも遅れた社会にもならず、
今の社会文化と制度を模した、
今と全く同じクローン文化の世界にならざるを得ない。
新しいソ連は全ての進歩と発展を停止し、
今のまま、永遠に変わることのない止まった社会を築く。」
フレイは言う。
「もう、全て分かったはずだ。
この世界の全ては、もうない。
この歴史は地球の歴史ではなく、
シリウスの歴史であり、
シリウスと同じ歴史を地球が体験する可能性は少ないだろう。
だが、わたしがシリウスを述べると、
これくらいで十分だったはずだ。
よって、ここで、フレイとシリウスは完全に消え去る。
もう、シリウスは十分やったはずだ。
今後は、別の星へ行きなさい。
宇宙には、シリウスやリゲルと同じような星はたくさんある。
言っておくが、馬鹿な星など存在しない。
少なくとも、星よりも馬鹿な星はない。
どんな偉人よりも、星の方が優れている。」
わたしは、おとめ座のスピカを選んだ。
なぜか。それは、BUMP OF CHICKENの歌にあるからである。
バンプが歌っているということは、何か運命として良い星であるに違いない。
フレイは言う。「良い星だ。絶世の美女になるだろう」と。