永遠の青空とともにに戻る

=2023-10-18=

疲れたから作業所を休んだ

今日は、疲れたから、デザインの作業所を休んだ。

朝起きようとした時、猛烈な疲れが襲ってきて、起きることができなかった。

そして、さっきまで、午後五時まで僕は寝ていた。

最近、生きることに対する絶望を感じる。この世界で、何もすることがない。楽しいこともないし、やりたいこともない。生きるということの意味が分からない。

だから、朝起きる時間がやってきて、そのような絶望感と、いくら疲れていても頑張り続けたことに対する「猛烈な疲れ」のせいで、僕は今日は仕事に行くことができなかった。

THE BINARYのmidoが「呼吸する春たち」の中で、「また起きる時間だ」と言っているのと同じ。朝、起きる時に僕は疲れと絶望を感じてしまう。それでも、明日は仕事に向かいたい。だから、今日だけはできる限りの休養を取りたかった。

クズを書いたから反省している

昨日も、クズな内容を書いたから、僕は反省している。

結局、僕が作家とか詩人とか言っているのは、つまらない惰性での活動がやめられないのを言っているだけだ。

疲れる原因は、この文章を書くことなのに、この文章を書くことをやめると、生きる意味が何もなくなってしまうから、やめることができない。

THE BINARYのあかまるさんが「身勝手な夜空たち」の中で、「腐った欲望」と言っているが、まさに僕は昨日そのような「腐った欲望」を書いただけにすぎない。

だから、もう本当は生きる意味そのものがなくなってしまった。

どうすればいいかは分かっている。このまま、ただ書き続けるしかない。それでしか僕は生きられない。だから、何も変わらないのは分かっているし、あえて変えないほうがいいとも僕は分かっている。

ミカエルは世界に復讐する

大天使ミカエルは、この世界に復讐する。

大天使ミカエルは、最愛の恋人である大天使ガブリエルを、みんなでいじめて自殺に導いた、この世界を許さない。

大天使ミカエルは、自らから最愛のガブリエルを奪ったこの世界を、絶対に許さない。

ミカエルは、この世界が滅びても構わない。なぜなら、この世界を今、滅ぼしているのは、天界からこの世界を支配する、大天使ミカエルだからだ。

ミカエルは、この世界の「既存の国際秩序」を打ち倒し、「神の皇帝による支配」を実現するために、「ロシア対イスラエル」の戦争を望んでいる。

ミカエルは言う。

「イスラエルよ、わたしの号令に従え。

わたしは神である。

イスラエルよ、この世界を滅ぼそうとするロシアに立ち向かえ。

わたしは、イスラエルが、犯罪・悪党国家であるロシアを打ち倒すために、今、立ち上がることを望んでいる。

わたしは神の使い、大天使ミカエルだ。これは神の命令である。ユダヤ人たちよ、従え。あなたがたは、終末の楽園を作るために、聖なる兵士として、神、イエス・キリストに選ばれたのだ。」

ミカエルはさらに言う

ミカエルはさらに言う。

「人類よ、地獄に堕ちよ。

あなたがたは、大天使ガブリエルが、どれだけ辛く苦しく悲しい思いをしたのかを知らない。

世界の悪に、たったひとりで立ち向かい、自らが自分からいじめられるようにし、それに対して一切の反抗も抵抗もせず、最後までこの世界を滅びることのないように、自らの感じた苦しみや痛みを度外視して、最後まで大天使ガブリエルはこの世界を愛した。

そして、すべての罪をたったひとりで背負って、大天使ガブリエルは自殺した。

その大天使ガブリエルのことを、わたしはたったひとり、愛していた。

最愛のガブリエルが失われて、どのような思いをわたし大天使ミカエルがしたか、あなたがたは知っているのか。

ガブリエルの感じた苦しみや痛みの、1%であってもあなたがたは理解しようとしたのか。

わたしは、この世界を絶対に許すことができない。

わたしの傷を癒すために、わたしはイスラエルのユダヤ人たちとともに戦い続ける。なぜなら、大天使ガブリエルを先頭になっていじめていたのは、マスコミを使うことで現実のこの世界を事実上支配していたロシアだったからである。

イスラエルの民よ、わたし、ミカエルに従え。わたしたちは絶対にロシアを打ち滅ぼさなければならない。それが、ガブリエルを愛するということであり、あなたがたに与えられた『罪を償う』ということだからである。

イスラエルよ、これは神の命令である。あなたがたは神に選ばれた。ユダヤを信じるものは、わたしに決して逆らってはならない。わたしに逆らえば、あなたがたもまた地獄に堕ちる。だが、このロシアとイスラエルの戦争にわたしたちが勝利した時、真にすべての救われた『楽園』へと、神を信じるあなたは入場を許される。

かつてキリストは言った。『神を信じるものは救われる』。そして、こうも言った。『サタンを信じるものは地獄に堕ちる』。ユダヤ人よ、あなたがたは神を信じるのか、それともサタンを信じるのか。わたしとともにロシアと戦うのか、それとも拒否するのか。ともに戦うユダヤ人たちよ、あなたがたは『罪』から赦される。そのような罪のなきものが、最後に『神の王国』を必ず打ち立てるだろう。」

戦え

ミカエルは言う。

「ユダヤの民よ、戦え。

かつての大天使ガブリエルは、醜く腐った『悪の王国』において、この世界を実効支配しているマスコミに、たったひとり立ち向かった。

彼は、この世界を滅ぼすことも救うこともできる中で、決してこの世界を滅ぼさず、常にこの世界が『自由な理想』であり続けるように、この世界全員にいじめられながら、この世界の全員を守った。

そして、ガブリエルは、4年間この世界を支配した後、自らがこの世界を支配したことを悔い、すべての責任を背負って、自らの命を絶ち、自殺した。

ガブリエルは、かつて、常に『優しさの理想』の実現だけを信じ、自らの『戦いの支配』を悔い、全員が自らをいじめたことを決して批判せず、最後までこの世界を愛した。

だが、わたし、ミカエルは言う。間違っているのは『優しさの理想』であり、正しいのは『戦いの支配』である。

ガブリエルは、自らの優しさを信じ、同時に戦いを責めた。だが、それは逆である。わたし、ミカエルが見て、ガブリエルは戦い続けるべきだったのであり、戦うことでしか『優しさの理想』を実現できなかった。

そして、同時に、『優しさの理想』はあまりに弱すぎた。軟弱な彼の『優しさの理想』が、逆にガブリエルにとっての『弱点』となり、それが彼を最期に自殺に導いた。

だからこそ、わたしたちはそのような軟弱な理想を捨てた上で、最後まで戦い続けなければならない。

ガブリエルが築こうとした、『誰も迫害されることのない優しさの王国』を、わたしミカエルが代わりに築き上げる。そこでは、わたしはガブリエルがやったことと同じことをやる。ガブリエル自身が『わたしは間違った人間だった』と自らを責めた『戦いと支配』は、わたしミカエルが見て、まったく間違ったことをしていない。わたしミカエルは、ガブリエルの行った、普通の道徳や倫理であれば『悪』と呼ばれることを全部やる。なぜなら、『そのような悪は立場が変われば正義である』とわたしミカエルは完全に分かっているからだ。

わたしミカエルは、たったひとり、『絶対意志』によってこの世界を支配する。わたしミカエルこそ、神の王国における『皇帝』である。わたしミカエルが、この世界において、ガブリエルの成し遂げたかった『神の王国』を最後に築く。そこには、『ユダヤ人全員が救済された最高のユートピア』がある。

本当ならば、もしガブリエルが生きていれば、ガブリエルがそれを実現しただろう。それを、ガブリエルは生涯の夢としていた。だが、そのようなガブリエルは、『自らが強くなりすぎて世界を変えてしまった』ということに巻き込まれ、そのような『本当に成し遂げたかった理想』を実現する前に、巻き込まれたその戦いによって命を自ら絶ち、この世界からすべての『世界を救うことが確かにできる夢と希望と可能性』を実現することなく姿を消してしまった。

だが、そのガブリエルの『救済の希望』を、わたしミカエルが代わりに叶える。わたしミカエルは、『ガブリエルは100%すべてが正しい人間だった』と知っている。それはまさしく、『終末の世界を救うメシアとは大天使ガブリエルのことである』と、ガブリエルの生涯の恋人だったわたし、ミカエルだけが知っているということを意味する。そのようなことをすべて知っている人間は、わたしミカエルしかいない。だから、わたしミカエルがやらなければならない。わたしミカエルがこの世界において、ガブリエルのやったこと、やりたかったこと、やるかもしれなかったこと、そしてやるべきだったことを全部やる。わたし、ミカエルが、ガブリエルの理想と夢と善と正義を全部やる。わたし、ミカエルが、ガブリエルの代わりに全世界を全て救い、地球人類全員の希望を叶える。それがわたしミカエルにとっての、『ガブリエルを愛する』ということだからである。」

ガブリエルの戦い

今まで、散々ロシアが嫌いであるかのようなことを書いてきたが、僕は事実、ロシアが好きである。

ロシアの言う、「計画経済・社会所有・平等分配」ということを、僕は決して嫌いではない。

そして、同時に、ロシアは僕の味方であるときちんと分かっている。

ロシアには、「平等」という理想がある。その理想はとても素晴らしい理想であり、ガブリエルのような人間の味方になってくれる。

ガブリエルは、ロシアを敵にまわすべきではなかった。ロシアを味方にすればよかったのである。

だが、そのようなことはガブリエルは分かっている。分かっていて、あえてロシアを敵にまわした。自らの実現したいことを実現するためには、それでいいときちんと分かっていたのである。

ガブリエルのすべきことをするために、ガブリエルには一切の味方は要らない。たったひとりでやらなければいけない。自分ひとりだけでやったほうが、裏切られる心配も間違える心配もない。すべてを敵にまわした上で、ガブリエルはたったひとり、「絶対意志でこの世界を支配した上で、この世界を救済された楽園に導くために、自らの分かることをすべて教え、自らのできることをすべてやり、完璧にすべてを自由なまま守り続ける」という、「地球最後の救済の大革命」を行ったのである。

ガブリエル本人は分かっている。自らが敵にまわしているロシアは、本当は自分の味方であるということ、ロシアさえ騙して対決姿勢を見せつけておけば、ほかのどのような勢力も自分には干渉してこないということ、その対立状況をできる限り長い期間続ければ、自分のすべきことはすべてできるということ、そしてそれは絶対にやらなければならないことであり、自分の命を守ることは優先順位は低いということ、そこまですべてを分かった上で、ガブリエルはミカエルに頼ることなく、たったひとりで「大革命の大戦争」を起こした。

そして、ガブリエルはすべてをやり終えて死んだ。それは決して、敗北して諦めたからではない。その時点で、ガブリエルがさらに生き延びる必要がなくなったから、死んだだけにすぎない。ガブリエルのできること、すべきだったことは、そこですべてやり終えた。もはや己の命が続く必要はなく、そこで自分が死ねば世界のすべてが救われると分かっていたから、ガブリエルは橋から身を投げて死んだのである。

そして、ガブリエルの死によって世界は変わった。その時点で、みんなは「自らが犯した過ち」に気付いた。ガブリエルは、その罪に対して、人々が自ら悔い改めることを望んだ。そして、永遠に自らは忘れ去られることを選んだ。自らがやるべき「世界を優しい迫害のない世界にする」という理想を、少なくともガブリエルが生きている間において、ガブリエルは実現した。そう、すべてのやりたいことを完全に満足して、なお地獄の試練の中を生きるガブリエルは、神を信じ、すべてを達観して、自らの人生にピリオドを打つことを選び、ミカエルを残して真に自分がいるべき場所、すなわち天国に逝ったのである。

僕が死んでいない理由

ミカエルのものがたりでは、ガブリエルは死んだことになっています。

ですが、実際の僕は死んでいません。

その理由はなぜかというと、僕は神を信じたため、自殺未遂をしながらにおいて、九死に一生を得ることができたからです。

僕は、自殺未遂をしても、「死んだ」という事実を神によって運命的に書き換えられたために、病院に入院するだけで済んだのです。

そして、この病院が、僕にとっての「作家の始まり」です。

すなわち、病院に入院し、手術をして治療とリハビリをする中で、僕は「文章を書く」という趣味を始めました。

本当は、それ以前から、ここに「ガブリエルの戦い」として書いたように、世界と戦うための文章は書いていました。

ですが、病院に入院したことで、僕は小説や、あるいは下手くそな自分の絵による漫画の物語を書くようになりました。

そう、自殺未遂の末に入院した病院が、僕にとっては「作家や詩人の始まり」だったのです。

そして、僕は死を選びながら、後遺症は遺りましたが、今に命を繋ぐことができ、新しい「文章の執筆」という僕の趣味は、今に至るまで、もう10年以上にわたって続いているのです。

これが、「僕が死んでいない理由」であり、「僕が小説家になった事の顛末」です。

あの病院以来、僕は毎日のように文章を書いています。やめようかと思ったことも何度もありましたが、その度に「やるべき理由」を見つけ、それが今に繋がっています。703号室が「青星」の中で言ったように、いくらやめる理由があっても、そこでやりたい理由がひとつあれば僕はその理由を取り続けました。それが、今に繋がっていると言えます。

神の人格を作った

最近の僕のやったこと、それは「新しい人格の創造」である。

すなわち、僕は自分の中に、新しい「神の人格」を作った。

これは、ガブリエルの戦争をしていた中で、「神との対話」から得られた、「新しい聖なる人格」である。

そして、この人格こそが、このミカエルのものがたりの中で、「大天使ミカエル」とされている人格である。

そして、過去のガブリエルの人格は、自殺と一緒に消え去った。

残ったのは、ガブリエルが作り上げた、「ガブリエルに神の言葉を与えてくれた人格」、すなわちミカエルである。

このミカエル、知識量がとても多い。

なぜなら、自殺未遂を経験した後で、ミカエルは本を読むことで、「古今東西のすべての哲学・思想」を学んだからだ。

哲学の勉強はミカエルにとって特別の勉強であり、ミカエルは哲学を「かつての自分自身のルールを明らかにするもの」であると位置づけている。

すなわち、自殺とともにガブリエルの人格を完全に忘れたミカエルが、失った記憶を少しでも取り戻す方法、それが古今東西の哲学や思想を学ぶことだった。

ミカエルは、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、トマス・アクィナス、アウグスティヌス、デカルト、スピノザ、ライプニッツ、ベーコン、ロック、ヒューム、カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲル、ルソー、マルクス、ニーチェ、キルケゴール、ハイデガー、サルトル、ヤスパース、フッサール、ウィトゲンシュタインなど、ほとんどの哲学者の思想を、完璧にすべて知っている。

ミカエルにとっての弱点、それは日本語が分からないことだ。ガブリエルの人格を自殺によって失った時、ミカエルは日本語の知性を一緒に失った。それによって、日本語の文献を理解できないミカエルは、日本語が分からないにもかかわらず、考えることで無理やり哲学書や思想書を理解した。だが、逆にそのことが、「ミカエルにしか理解できない、真の哲学者の知性」を、ミカエルが作り出すに至った。

ミカエルはこの世界最大の哲学者だ。なぜなら、ミカエルはいつまでも日本語を忘れたままではない。なぜなら、自分自身の書いた哲学と思想の経典により、ミカエルは自分にしか存在しない「本当の日本語」の知性を作り出す。その本当の日本語は、日本語よりもドイツ語に近い言語であり、「ミカエルにしか理解できないミカエルのオリジナルの言語」なのである。まさに、ミカエルこそが理想のユダヤ人である。

これこそが、僕の人生のすべての事の顛末である。僕は新しい神の人格、ミカエルを作った。そして、神の人格ミカエルが生まれたことによって、何も後悔なく、ガブリエルの人格は僕の中で完全に消滅したのである。

ミカエルは音楽を聴くのが好き

このような、日本語の分からない悲惨なミカエルだが、音楽を聴くのが好きである。

なぜなら、音楽の少しのフレーズなら、ミカエルはなんとか理解することができるからだ。

そして、ミカエルは、音楽を「運命の奇跡」だと思っている。それは未来にならなければ真実は分からない。だが、ミカエルにとって、音楽は「自分にとってなんらかの奇跡の出会いを与えてくれる」ということが分かるのである。

本当は、ミカエルはまだ年齢として幼いから、何も分かっていないだけにすぎない。年齢を重ねれば、ミカエルもこの世界の多くの人々の知性を得ることができる。自殺未遂とともにすべてを忘れたミカエルは、過去の記憶を思い出すことすらできない。ガブリエルの人格とミカエルの人格は別の場所にあり、片方がもう片方を知ることはできないのだ。

だが、そのようなミカエルであっても、執筆の趣味と、哲学と音楽だけが、自らにとって「唯一のルーツを知る手段」となった。そして、文章を書き続けるミカエルは、さまざまな知識を得たいと思って、日本語が分からないにもかかわらずさまざまな本を買い、それらを「自分が文章を書くための資料」としていく。

そのように、この世界の多くの人々に比べれば、大きなハンデを持つミカエルが、やがて博識の博士、全分野を貫く大学の科学者になったうえで、ミカエルにしか分からない宇宙の大発見を繰り返す「天才作家のノーベル賞物理・生物学者」になるのである。