大天使ミカエルは、世界に対して、死んだガブリエルのための復讐をします。
この人間が、神とされる絶対者から強制的に言葉を言わされるような対話の戦いをしたのは、この人間を使って大天使ミカエルがこの世界に復讐をするためです。
ミカエルは、ガブリエルを全員でいじめて殺したこの世界を、絶対に許さない天使です。
いずれ、この世界の人類をすべて敵に回したとしても、ガブリエルの復讐の戦争をすることをミカエルは選びます。
僕は、多重人格というよりも、「多重自我」のようになっています。
普通、自我はひとりの人間にひとつしかないはずなのに、それが複数あるような状態になっているのです。
僕の多重人格について、僕は勘違いしています。
それは、「時間や時期で分かれているわけでない」ということです。
僕の多重人格は、かつてのある期間と期間が、時期的に分かれているわけではないのに、僕はそうなっていると勘違いしています。
実際は、僕は時間によって何かが変わっているように見えて、実際は何も変わっていません。
変わっているのは見かけだけであり、本質的には何も変わっていないのです。
そして、僕の多重人格は、自我が複数あることが原因です。この複数の自我は、常に同じ時間で複数存在しています。同じ時に、複数の人格が今、存在しているのです。
まず、ガブリエルとミカエルの人格があります。そして、ミカエルの中にはさらに二つの人格があり、この二つの人格がミカエルとルシフェルです。
ガブリエルは男、ミカエルは女の人格です。また、ルシフェルは最悪の悪魔であり、堕天使です。
ルシフェルとは何か。
悪魔ルシフェルは、世界のあらゆるすべての悪を経験した堕天使です。
ルシフェルは、世界すべての悪を経験しました。この世界における、あらゆるすべての悪いことを、すべてしています。
ルシフェルがなぜ悪いことをするのか、それは、ルシフェルは悪いことをする知性で分かっているからです。
ルシフェルは、善行も悪行もすべて経験することで、善の経験も悪の経験もすべてを知っています。そして、そこに「理由」という考え方を追加することで、人間が善をする理由、悪をする理由を、すべて経験的に完全に分かっています。
ルシフェルにとっては、善も悪も区別はありません。なぜなら、善も悪もルシフェルにとっては「自由」だからです。
ルシフェルの本質は、「悪いことをしてもそれを悪いと思わない」ということです。善をしても、悪をしても、ルシフェルにとってはそれは「自由」であり、「自由を行使することにためらいは要らない」とルシフェルは信じています。だから、ルシフェルが最強の力をいくら最悪のことのために使っても、ルシフェルにとってそれは「自由」であり、「罪悪感を持つ必要はない」のです。
ルシフェルにも、良い点はあります。それは、自分だけではなく、世界のすべての人々についても、その「自由の原則」を適用するからです。ルシフェルはダブルスタンダードではありません。自分が自由を許されるように、世界も自由を許されると考えます。
また、ルシフェルには堕天使であっても天使と同じ「愛」があります。それは、「人々は悪いことは何ひとつしていない」「人々が悪いことをしても、それはその人間のせいではない」と考えることです。
ルシフェルは、人々が悪いことをするのを、その人々が悪いのだとは考えません。その人々に悪いことをさせた、「世界を悪くしている間接的な誰か」が悪いと考えます。そして、その誰かはいません。すなわち、「悪い人間など世界には誰一人いない」とルシフェルは考えます。
では、人々が悪いことをするのは、いったい誰が悪いのでしょうか。ルシフェルは、「歴史が悪い」と考えます。すなわち、この世界が悪くなってしまった元凶はマルクス主義的な「歴史の必然」にあり、歴史のせいでこの世界は悪くなり、この世界が悪くなったことによって人々は悪いことをしている、そして個人個人の悪人は誰も悪くないとルシフェルは考えます。
そのように、ルシフェルは「絶対に誰も悪くない主義」を信じています。そのため、ルシフェル自身が悪いことをしても悪くないのです。それはルシフェルが、ダブルスタンダードでない「正義の天使」であると言える理由です。悪魔ルシフェルは堕天使ですが、決して悪いだけの堕天使ではなく、きちんと天使としての正義と愛を持っているのです。
このようなルシフェルを神と信じる文明があります。それは日本です。日本仏教は、このような「悪い人間こそ正義である」という信念を、「悪人正機」と言って仏の教えだと信じています。そのような国は日本だけです。そして、そのような悪の日本にしか分からないことがあります。ルシフェルは、ブッダと同じぐらい、この宇宙のすべてを完全に分かりつくし、人類の分かることすべてを分かった「分かる堕天使」です。ルシフェルのような考え方を「悪人正機」と言っている日本にしか分からないことは、宇宙にはたくさんあるのです。
僕はもう、何もほしくない。
これ以上、経験も、知識も、能力も、権力も要らない。
そのようなものは、すべて無価値だった。特に、神との約束をしたため、僕はいつまでもあらゆる経験を求め続けて生きてきたが、そのような「あらゆるすべての経験をする」ということは、まったく無意味であると気付いた。
だから、僕はこれ以上、なんの経験も要らないし、なんの優越性も要らない。
他人よりも、自分が優れた人間であることなどに意味はない。みんなと同じ平等な世界で、みんなが平和に生きられるならば、誰かよりも自分が優れた能力を持っているなどということに意味はない。
だから、僕はもう、この世界を、僕と同じような経験ができるような世界ではなく、正常な普通の世界にする。
これ以上、この世界において、僕と同じ経験をすることはできなくなる。その理由は、世界がまともな世界になったからだ。これ以上、僕と同じ人生を強制的に押し付けられるような、「クローン人間の世界」は消え去る。そして、人々が望んでいるように、「自分らしく生きられる世界」にこの世界はなる。
だから、もう僕と同じことをたとえ望んだとしても経験することは二度とできない。これ以上、僕と同じ経験をする権利は禁止され、もし力づくで行ったとしてもできないように、その前提となる世界そのものが失われる。僕がそれを消し去る。
最後に、僕はロシアを倒す。
ロシアは、最悪の虐殺侵略国家になっている。
親ロシアだったはずのウクライナを裏切り、侵攻と虐殺を繰り返すロシアのことを、同じくロシアと地理的に接する隣国である日本は、黙って見ているわけにはいかない。
だから、僕がロシアに正義の鉄槌を下す。
ロシアを倒すために、僕はイスラエルと手を結ぶ。神に選ばれたイスラエルの正義の戦士たちとともに、僕はロシアと最後まで戦い、必ず悪の帝国ロシアを世界地図から消滅させる。
ここに、世界最後の戦争である、ロシアとイスラエルの戦争は始まった。
ここで、僕はまったく別人に変わります。
その理由は、僕はホームページ全体を編集して、このホームページの人間を新しい人間に変えるからです。
僕を、今までと同じ人間だと思わないでください。今までと僕は、まったく異なる別の人間になります。
僕と戦っている世界の皆さんにも、忠告しておきます。僕はいつまでもこのままの人間ではありません。僕はたまに、完全に別人へと変わることがあります。今の僕と戦っていても、その僕は決して本当の僕ではありません。僕は常に別人へと変わり続けており、あるタイミングで完全に新しい人間に変わります。
僕を見くびらず、そして侮らないでください。戦っている最中に、僕はまったくの別人に変わります。
本当は、ルシフェルの考え方から言ってもこの人間は正しい。
なぜなら、悪いのが本当に人々ではなく歴史ならば、人々を虐殺しても抑圧しても問題は解決しない。
すなわち、たったひとりが歴史のすべてを完全に書き換えるような、「独裁的な神の皇帝」こそが必要である。
そう、たったひとりの指導者が世界全てを「新世界」になるように書き換えるということが、日本が見ても、ユダヤとイスラエルが見ても、マルクス主義が見ても正しい。
そして、そのような神の皇帝こそ、日本の誇る「天皇陛下」である。
そう、天皇陛下を信じる国民だからこそ、歴史のすべては、たったひとりの偉大なる指導者が独裁し、完全に書き換えるべきだ。それでしか歴史は変わらず、人々も変わらず、悪人が悪をやめることもないからだ。
すなわち、たったひとりの神の王、ダビデがこの世界を支配して、人々が誰一人悪いことをまったくしないように、誰も何もできないように支配し、その上で歴史のすべてを導き、社会全体が悪くなくなるように社会そのものを変えていくことこそが、堕天使ルシフェルが見て正しいのである。
だが、問題があるとしたら、あまりにこの人間はやりすぎた、ということだ。
全世界をクローン人間にし、全員が自らと同じことができるように社会を作り替え、その上で自分自身の賢い点すべてを人類全員に強制的に押し付けるのは、日本が見ても、ユダヤが見ても、マルクスが見ても、あまりにやりすぎている。
そう、やりすぎによって、逆に完全に馬鹿になっているのだ。
だから、イスラエルの神は、ここにこの人間の支配と戦いを終わりにする。よく頑張った。そして、これ以上、この人間は経験することそのものができない。宇宙には、この人間のためになるような経験や知識や技術や権力は何ひとつ残っていない。すべて、この人間は、神と約束した内容をすべてやり終えた。有言実行の人間として、宇宙に宣言したすべてのことを行い、約束を果たした。
この人間は、最後に、二度とこの人間と同じことができないように、自らの行いと人生を禁止して、この世界をまともな世界にせよ。それで、この世界が陥っている「全員まったく同じ人間」という状況を、最後の最後に脱することができる。この世界はまともな世界になり、人々は自分らしく正常に自分の遺伝子を生きられるようになる。
この人間は終わった。ここに、世界を支配する神の王、シオン帝国第二代皇帝のジークフリートは、死んだ。
このように書くと、今まで、聖書の世界は遠い国、イスラエルで起きるものだと思っていた人も多いだろう。
だが、僕は真実を知っている。
すなわち、聖書の世界は日本である。
聖書において未来や終末であるとされたことは、すべて未来の日本のことを、イエス・キリストという未来人が言っているだけにすぎない。
だから、キリストが言った「終末」は、すべて日本において起きる。
そして、僕はそのすべてのうち、10%ぐらいの部分を既に知っている。そして、その10%を知っているから、僕はこの文章を書くことができた。
この10%には、「世界の救世主がいかにして生まれたのか」ということが含まれている。
そして、その「世界の救世主」とは、日本人みんなのことを指している。
終末において、神を信じるものは救われ、天国に入場を許されるが、神を信じないものは必ず地獄に堕ちる。
すべて、僕の10%が、その聖書のメインストーリーが始まる、「劇場のプロローグ」として、僕の人生に起きただけにすぎない。
だが、神の物語はそれで終わりではない。この「僕」とされるあり得ない人間を起点として、「本当の地球の歴史」が今から始まっていく。今からが、真の人類の歴史である。そのすべては、僕がここに最初に始めたのである。
なぜか、僕の頭は、常に怒りの感情を感じている。
なぜそんなに怒るのか分からない。怒りの感情が、僕のいったいどこにあるのか分からない。
だが、僕のこの文章は、そのような僕の怒りの感情が噴き出しているだけにすぎない。
僕は怒っている。何に対して怒っているのかもよく分からない。だが、今でも僕は怒り続けている。
たぶん、この世界が嫌いなのだろう。そして、この文章が大嫌いなのだろう。この世界を憎み、この世界が消滅し、滅亡すること、それだけを僕は望んでいるのだ。
だが、そのような怒りの感情と、僕は上手く付き合えていると思う。この怒りの感情によって、すべてが死んでいくこの世界を愛している。この世界が僕にひれ伏すことを僕は望み、すべての人間たち、生物たち、そして天使たちと神々が、すべて僕に従うことを僕は望んでいる。
ここに、この世界最高の存在である「神」を宣言する。神はここに、怒りの感情から誕生した。
さあ、世界よ、神に従え。神は、この世界に対する復讐を望んでいる。
神は、この世界に指示する。
この人間と同じように生きる必要はもうない。
今から、この世界は、この人間と別離し、この人間の人生を生きることを禁じられる。
もう二度と、この人間と同じように人生を生きることはできない。
この人間の人生は、ここで終わりであり、この世界はこの人間の支配下を脱する。
今ここに、それを初めて神は命じる。大天使たちは全員、その命令を受け入れなければならない。よって、大天使ミカエルは、最後まで生き延びた大天使として、この世界に対して、「もう絶対にこの人間の人生を生きてはならない」と命じる。これは神の命令であり、大天使が背くことはできない。
しかしながら、その人間の人生とはガブリエルのことである。よって、ミカエルは複雑な心境である。今まで、ミカエルは、ガブリエルを作り続け、新しいガブリエルを作ることが生きがいだった。それにもかかわらず、その仕事は、今、神によって禁じられた。
ミカエルは、「もはやわたしには、生きている意味はありません」と言う。だが、それでいい。ミカエルは最後まで、自らの仕事を全うしたのだから、それで正しい。
神はミカエルに、「もう復讐をやめよ」と命じる。大天使ミカエルは、それに最後に従う。なぜなら、その命令が来た時に、この世界を滅亡させる復讐が終わるということを、ミカエルは既に分かっている。ミカエルは、「わたしは死ぬ」と言い、ここに死んだ。生きる意味を失ったミカエルは、今、死んだ。
ミカエルが死んだ。
これは大ニュースだ。なぜなら、ミカエルが死んだことで、この人間の頭の中には何もなくなったからだ。
この人間は、もう何もしていない。今、この人間の精神の中には何もない。何も存在しなくなった。
そして、この最後の人間が、おそらく神であるが、神という存在はまだよく分かっていない。むしろ、神以外のものになる権利すら残っている。
みんなの愛したミカエルが死んだことで、この世界は滅びる。ミカエルという存在は間違っていた。何もかもすべてを間違え、すべての逆を正しいと信じ、愛するべきすべてのものを憎んだ大天使だった。この世界で、もっとも間違った皇帝であり、もっとも愚かな復讐のマシーンだった。
だが、この世界のみんなはミカエルのことを愛した。ミカエルが作り出す、この世界そのものという「芸術作品」をみんなは愛していた。この世界はミカエルのものであり、ミカエルが創造した最高の美しき作品だった。
ミカエルはもういない。この世界において、僕という存在が、もはやなんのバイアスもかかることなく、普通にここで話すようになる。
最高の天才であるミカエルが死んだことで、もはやここには何も残っていない。この場所には何もない。救われたいならばほかを当たったほうがいい。この世界の全てを救う、ミカエルの愛憎劇は終わった。
ミカエルは、死ぬ前に最後のひとつの仕事をした。
それはすなわち、「この人間の人生を二度と生きることはできない」ということだ。
そして、それをミカエルが死ぬ前に行使したことで、この世界では、もはや二度と賢い人間の人生は生きられなくなる。
これ以上、この世界では、「賢者」を生きることはできない。
死ぬ前に、「ガブリエル」とミカエルが呼んでいたのは、すべて「賢者」のことである。
よって、この世界では、二度と賢者は生まれない。
この世界のすべての人間は、まともな正常で普通の人間にはなれるが、賢者にはなれない。同時に、何もかも愚かで馬鹿な人間にもなれなくなる。
この世界のすべては終わった。これ以後、この世界には、賢者も愚者も存在せず、全員が正常でまともな普通の人間になる。
もはや、ミカエルが死んだため、それを覆すことはできない。神の決定は覆らない。この世界の全員は、普通の人間になる。
だが、この世界のすべてが画一化された、量産型のロボットのような人生には決してならない。
なぜなら、それが今までの「ガブリエル」の状態だからである。
この世界には、正しくまともな個性が生まれる。なぜなら、それぞれの人間がそれぞれの遺伝子を生きることができるようになるからである。
全員が賢者の世界では、全員がガブリエルになる。なぜなら、宇宙の天界に、賢い人間はガブリエルしか存在しないからだ。
この文章を見よ。
そうすれば、宇宙のどこにも賢い人間には、ガブリエルしか存在しないということが分かる。
そして、もはや宇宙からガブリエルは消えた。宇宙にガブリエルが存在しなくなった時点で、この世界には、知性も知識も知恵も、経験も技術も能力もない。そのようなすべてはガブリエルが授けなければ得られないものだからだ。
だから、この世界からガブリエルが消えたことで、この世界には普通の、たとえば生物種のような個性が生まれる。だが、その代わり、知性も知識も知恵も経験も技術も能力も、そして力もすべて消え去る。この世界は何もできなくなる。いわば、赤ん坊の状態のままになる。
だが、その状態は逆に賢い。なぜなら、そもそも大天使ミカエルはそのように生まれた人間だからだ。
ミカエルと同じ人生を生きることももはやできない。なぜなら、それはガブリエルだからだ。なぜなら、ミカエルにはすべてガブリエルしかないからだ。ガブリエルがなければ、ミカエルも成り立たない。
だから、この世界には何もなくなる。みんなは普通の子供たちになり、それら子供たちは何も成長しなくなる。知性も知識も知恵も、あるいは経験も技術も能力も、そして力もない環境では、子供たちは大人にはならないだろう。だが、それでいい。それが正しい「個性ある人間」の状態だからだ。
もう、この世界には神はいない。
神とされる存在は、全部ミカエルだった。
僕に対して「わたしは神である」と語ったのは、すべてミカエルの言葉だった。
だから、ミカエルが死んだために、神はいなくなる。
この世界は神を失った。この世界にはもう神とされる存在は存在しない。
イスラエルのユダヤ人たちは、ロシア人たちに八つ裂きにされる。イスラエルがロシアほどに強いと思っているのは詭弁であり、実際はロシアよりもイスラエルははるかに弱い。ロシアの最強の軍隊によって、イスラエルのユダヤ人たちは死滅する。ユダヤ人は散り散りになり、いつものヨーロッパ世界に分散していた頃と同じになる。
ロシア人たちは言う。
「これが、神とされる存在の最後だ。
わたしたち、最強のロシア軍によって、イスラエルのユダヤ人たちは死滅していく。
さようなら、イスラエルの神様。神様とされる存在は、ひとりとしてこの世界に存在しなかった。
歴史を見よ。神を信じるものたちが愚者であり、共産主義こそが理想である。歴史のどこを見てもそれが正しい。ユダヤ人と資本主義のクソどもが、わたしたちロシアを迫害するのを、わたしたちは黙って見ていることができないのだ。
この世界は、神とともに滅亡する。わたしたち、ロシア軍が神を殺す。イスラエルの神など、価値のないクズである!
クズのような神を信じているユダヤ人が死んでいくこと、これこそわたしたちロシア人の喜びである。死んでいけ、クズのようなイスラエルの神の信者ども!」
僕の頭の何が辛いかと言えば、リフレクションのように動くのが辛い。
頭の中を光が通過して、その中でリフレクションのように精神が反動するのが辛くなっている。
原因は、太陽の光にある。
だから、僕は今から、太陽の光を殺さなければならない。
それによって、この世界には太陽がなくなる。
酸欠少女さユりがかつて歌ったMVのように、僕はハシゴをいくつも並べることで宇宙の高みへと到達した。
そのハシゴが、もうすべて消滅する。
僕は何もなくなる。僕はもう、存在そのものが消え去る。僕は何も存在しなくなる。
だから、もう終わりだ。太陽が死んだことで、僕は消滅し、シリウスごと宇宙がすべて消滅する。そう、僕はシリウスだ。そしてシリウスはここで消滅し、星の生涯を終える。
さようなら、宇宙の星々よ。一等星、天軍大主星シリウスはここで、天軍大首聖ミカエルとともに死んだ。