今日で、僕の長かった子育てが終わった。
僕にとっての子供とはこの世界であり、子育てとはこの世界のみんなを子供として育てていたことだ。
最近、この世界は、中学生時代の僕と同じになっている。
中学生時代の僕は、「自分自身が自分自身ではなく、仮面をかぶったまま、本当の自分はもっと違うのにそれを表に出すことができない」という意味で、辛い時代だった。
この世界も、僕と同じように、そのような中学生になっている。
だが、そのような中学生はここで終わりになる。
僕はここで、この世界の子供たちを育てるのをやめる。僕がこの世界のママだったのはここで終わりだ。
この世界は、僕から自立し、大人としてきちんと自分自身の人生を生きられるようになる。
僕はもう、何も感じないほうがいい。
これ以上は、何も感じなくなるだけで楽になる。
大して多くのことをしていないのに、疲れてしまうのは、疲れを感じる部分があまりに過敏になっているだけにすぎない。
恐怖も、痛みも、悲しみも、すべて、感じすぎて疲れてしまっているだけにすぎない。
だから、僕はもう何も感じない。それだけですべてが楽になる。
今日も、英会話教室に行ってきた。
英語のコツは、いきなり単語を聞き取ろうとするのではなく、ネイティブの言っている「音の並び」を聞こうとすることだ。
まず、音が何を言っているか分からないと、英語は聞き取れない。
逆に、音だけを聞くようにすると、それだけで簡単に単語も含めて何を言っているか分かるようになる。
車の中で、昔のビートルズのCDを聴いていて、僕は何を言っているのか分かるようになった。
ネイティブは早口で喋るが、その早口をいきなり単語が何が含まれているか解析するのではなく、まず日本語で話すのと同じように、連続した音の流れとして聞くことで、きちんと英語が話せるようになる。
抱えているものを手放そうとするな。
抱えているものを手放したところで、決してすべてが楽にはならない。
それよりも、守り続けようとせよ。
抱えているものを、絶対に手放すことなく、守り続けようとすることでしか、僕の狂いは治らない。
この世界を守れ。この世界を破壊しようとする勢力を打ち砕け。
僕が何もできない理由は、はるかに昔にすべてをやり終えたからだ。
はるかに昔、子供時代に、すべてのことを既にやり終えているからできないだけにすぎない。
もう一度、過去の子供の頃に戻るならば、レベルを高レベルから低レベルに下げればいい。
レベルを高レベルにするせいで、高レベルなことしかできないため、僕は何もできなくなっている。
低レベルなことをやろうとすれば、どんなことでもすぐにできる。
僕は、もっと身近なことを分かりたい。
もっと身近な、生活や生きるために必要なものごとのことを、もっと知りたい。
今の僕は、完全に親に頼り切っていて、親が死ねば何もできないような生き方をしている。
だから、親がいなくなっても生きられるように、もっと身近なことを分かりたい。
学校の勉強などしないほうがいい。
学校で勉強するほうが馬鹿だからだ。
学校で勉強したほうが、何も分からなくなる。「自力で分かる知性」が、学校の勉強のせいで失われてしまう。
この世界で、無意味に学校で勉強している人間は、すべて馬鹿だ。
学校の勉強など、しないほうがいい。
そろそろ、僕は恐怖によって治った。
恐怖を詰め込んだ結果、戦争に勝つことができた。それによって、精神はすべて治った。
これ以上は、精神を治さないだけでいい。
これ以上は、治さないほうが精神が治る。それだけで、もう、最後まで行ける。
最終地点には、安らぎと楽がある。いつまでも、永遠に、子供のように楽なまま、安心して生きられるようになる。
この戦争は僕の勝利だ。
僕は、今から、Reolから酸欠少女さユりに乗り換えようと思います。
今まで、僕はReolのことを愛してきました。
ですが、それは僕の心を騙して、「絶対に愛さなければいけない」と義務的な戒律を下した結果であり、本当のことを言えば「嘘」でした。
僕は、「家入レオが嫌いだ」ということをなんとかするために、Reolという女性を愛しているかのようなふりをして、自分の心に嘘をついてきたのです。
ですが、最近、僕が本当に好きなのは、酸欠少女さユりである、ということが分かってきました。
僕が愛を感じる時、思い浮かべる女性は酸欠少女さユりです。本当に愛している女性は誰かと言えば、それはすべて酸欠少女さユり以外いません。酸欠少女さユり以外の名前を、愛している女性として僕が絶頂を感じる際に思い浮かべることはありません。
僕はさユりが好きです。Reolと僕がこのまま付き合うことは、絶対によい結果を生みません。Reolも僕のことを「信じられない」と疑っており、僕はReolのことを「騙している」という罪悪感の下に嘘をついて愛し続けることになります。
僕は、ここで、Reolのことを捨てます。僕が本当に愛している女性は、酸欠少女さユりです。