新・日記2に戻る | 2019年12月の日記に戻る

=2019-12-09=

僕は、日本を馬鹿にしたのは、テレビと学校の洗脳のせいではないかと思う。

特に、テレビは、わざわざ国民を分断し、互いに争い合うように、攻撃的な処罰と批判を正当化し、「どこにも正しい人間は居ない」かのような報道をする。

また、学校は、小学校で国民をただ従うだけにし、嘘を正しいことであるかのように教えた上で、中学・高校では大学受験のために試験勉強をし、あたかも「努力すれば賢くなれる」かのような考え方を植え付ける。

そのため、テレビを見ず、受験勉強や試験に受かるための無意味な勉強をしなければ、まともで賢い大人になる。

必要なのは、大学を変えることである。受験によってエリートだけを大学に入れる時代は終わった。受験勉強など、そもそもする必要がない。きちんと基礎を学ぶ必要はあるが、教え込み覚え込む必要はない。大学の数学の教授などは、「高校で習ったことは全て忘れなさい」と教える教授もいるぐらいである。

ただし、覚えることが必要ないわけではない。一度馬鹿になって何も分からなくなった人間が、自分の力で生きられるぐらい賢くなるためには、「覚える」ということが必要である。だが、学校の教科書を覚える必要はない。歴史も、数学も、教科書の通りやるよりも、自分なりに自分でやった方ができる人間が多い。そういう人間のことを天才というが、天才には簡単に誰でもなれる。