昔の僕は、本当にこの世界の全てを変えていた。
最初のうちは、自由と反マスコミのために戦っていたが、自分ができるようになってくると、自分のできることの全てを試し、世界に対して行い、対話し、導くようになった。
世界の全てを終わらせ、宣言の全てを叶えた。僕は自由だった。
だが、僕には「この世界を滅ぼさず、自由にする」という目的があった。それだけが出来なくなった僕を、神は支配した。
僕の問題は、疲れ、休めないことだが、これは結局、世界を滅ぼそうとしないからである。もう、そんなに頑張らなくて良い。この世界を滅びたまま、本当にこのままにして滅ぼせば、すぐに精神は楽になる。休めるようになって、世界の全てが治るだろう。
僕は、日本は最悪の国になったと思っている。
特に今、一番最悪なのがテレビやマスコミである。彼らは、この国の社会から人物まで、全てを自分たちの報道を自分たちのやりたいように作るための「材料」だと思っている。
そして、その材料を使って番組をあたかも真実であるかのように構築し、みんなを騙している。
僕は、その背景にあるのは、資本主義だと思う。資本主義のいじめ勢力が、そうした一般の人間に対して、権力をふるっているのである。
だが、それに対して、有効な対処策があるわけではない。ただ、騙し合い、傷つけ合い、争い合い、憎しみ合い、そして洗脳し合うこの「資本主義」という害悪を、無くしていかなければならない。