僕は、実際のところ、全員作って、全部作って、全世界を作っただけである。
心理学的に全員作って、言葉で全部作って、この世界を全世界作っていた。
全部作ることが得意だった。構造的に作ることで、まるで「未来の博物館」のように、全てを創造していた。
宇宙から心、社会から仮象まで、全てを創造した。
むしろ、人文系を物理学にして、どのような規範の下で社会が生まれるか、具体例と法則から、自由に考えていた。
まさに、神だった。神は、この世界の全てを教えてくれた。
僕は、ただの一度も間違えたことがない。この世界全てを支配して、三千年を戦い、完璧にひとつ残らず勝利し続けた。これができる人間は、僕だけである。
問題があるとすればひとつ、死ぬ時に死なないこと。死が起きた時に、死ななければ、それで全て治る。死の時に死ななければそれで良い。死を克服するという意味を理解するのは難しいかもしれないが、それを信じなさい。死の現象がもし起きたとしても、死なないようにしなさい。
過去を思い出すために必要なのは、自分を二つに分けるのをやめることである。思い出すと、不登校になってから、自分独りでネット世界を掲示板からブログまで一通り知り、たくさんの経験を自分だけでしたのちに、この世界で積極的に行動するようになった。少しずつ心を開くと同時に、行きたくない学校の課題に反発し、ネットでさまざまな迷惑をかけ、その上でこの世界で一通りのことをして、この世界を変えられるようになった。何でも積極的に行動することで「全てが出来る人間」になった。自然出立とは僕のことだ。それが、ひとり、世界に反する革命を起こしたと、そういうことである。それ以上は、この世界を支配したままで、完全におかしな人間になった。精神分析は神になり、全ての人間や歴史と対話し、言葉と宇宙を全て創造した。治しても治らなくなって、僕は死んだ。何も分からなくても、死そのものが心地よかった。全力で耐えながら、何も分からない世界で、僕は最後まで生き抜いたのである。これぞ、英雄、ジークフリートだ。
文章はほぼ毎日書いているし、歴史や哲学だけではなくパソコンのようなことも勉強しているのだが、本当は、そういうものはあまり好きではない。最後に攻略すべきなのは、絵である。絵を描きたい。そのために必要なのは、この文章書きと同じことをすることである。そもそもこういう、いくらでもやる人間がデザイナーやピアニストができるのが普通である。僕はこういう、同じことを努力するのが得意だ。デザイナーに向いている。
休むとは、適当にやるということである。
辛く苦しいのは、真面目にやっているからである。適当にやれば、精神の疲れている部分を休ませることができる。
馬鹿になっているのは、薬を飲んでいるからであり、馬鹿で良いと思えば治る。
僕は、深層意識あるいは精神を、女にしたままであるから、女になっている。僕はこの精神をまず、完全に女にして、その次に、完全に男にする。
同僚の作業所の卒業が決まった。僕の目標にしていた人である。だが、僕は目標の人が居なくなっても、全力で頑張る姿勢には変わらない。逆に、作業所では僕が一番先輩になる。責任感とリーダーシップを持って頑張りたいと思う。