新・日記2に戻る | 2019年10月の日記に戻る

=2019-10-21=

結局のところ、僕が戦いの中でしたかったことはひとつだけであり、それは、「僕の人生を、最初から最後まで、誰もが可能になること」である。

僕の人生を、最初から最後まで与えたかった。読むだけでできるようにしたかった。そして、それは滅亡の中で、本当に必要だったのである。

精神を治すためには、ロボットのように、自動で考える機械の頭脳をやめて、自分の力で考えること。そして、自然治癒の中で安定することである。

昔の僕は、自由な多様性のある楽園の連合体を、ひとつの自由なユートピアから作りたかった。それはUNIXの「LIVE FREE OE DIE」だった。

ひとつの、何もしなくて良いユートピアは、その精神を守りながら、巨大な生態系を作って、連合体を形成したまま最高の文化圏になる。

だが、結局のところ、それはひとりの愚かな支配者によって滅びる。そして、「何も知らないまま人々は見ているだけ」になる。そして最後は結局は、IBMが支配する。

だが、僕はそこで、GPLだけは守るべきだと考える。IBMの秘密の技術にしてはならない。オープンだけは守らなければならない、大切な価値観なのである。それは、僕が自由を突き詰めて考えた上での、結果となる思想である。