自分のことを「駄目じゃない」と思いなさい。
子供は、赤ん坊の時代は、「駄目なのだ」ということから賢くなるが、大人になるにつれて、「自分は駄目じゃない」と思うようになる。
この「自分は駄目じゃない」という信念のようなものは、子供を成長させ、新しい力をつけていくための、力になる。
弱くなりなさい。
生物界や歴史を見ても、社会や会社や国を見ても、政治家や宗教や人生を見ても、弱いものが賢く、強いものが馬鹿である。
弱いものは、強くなろうとし、這い上がるために努力するが、強いものは何も努力をしない。
助け合いなさい。もっとも弱いもののために、手助けをしなさい。
作りなさい。創造性と楽しさのある、面白いものを作るために、たくさんのことをしなさい。
平和と共存を信じなさい。理性と愛のある自由を信じなさい。
中国や韓国と共存しなさい。
僕が首相になったら、東アジアでEUのようなメタ連合を作る。それによってアジアは平和となり、アメリカやヨーロッパに対抗できるようになる。
アメリカは、左翼の日本人と右翼が争うようにして、日本と韓国がつぶし合うようにする。僕はそれに対抗し、みんな、仲良くなる。
自分にもこの世界は救えると信じなさい。自分の周りの小さな出来事から、この世界を変えていきなさい。全てを愛し、慈しみなさい。この世界の全てを統治し、全ての自由と可能性を考え付くし、体験しつくして、新しい社会の可能性について、成立するかどうかを分析して考えなさい。よく試し、よく確かめなさい。実際のありのままのこの社会を知り、理想を信じなさい。
もしかして、たぶん、と思うところから、当たり前を否定して、この世界を蓋然的に考えなさい。
それが、いつ、何をもたらすのか、それは何に対してもたらすのか、何からそれは発生するのか、それはどのようにして、なぜもたらされるのか、それは関係なのか、それとも法則なのか、考えなさい。そこから、現象学が生まれる。
全ての理由を把握して、形而上学的にこの世界の社会と心を解明しなさい。それらすべては「条件の成立」であると知り、そこから可能性を追求しなさい。事実と考え方の適用範囲を拡大させなさい。
本当のことを言えば、僕は平和が好きである。
それも、力を行使しない平和が好きだ。何らかの力を行使して、勝ち続けるのではなく、少しばかりの力を保持しながら、誰も支配せず、誰にも強制させない、そうした自由のある平和が好きである。
平和が好きで、自由が好き。自由な世界で、平和に人々がものを作ったり、研究したり、思索に励んだりするのが僕は好きである。
神のようなものは信じなくて良いし、戦う必要もない。みんなが平和に暮らしていれば、価値観が移りゆく中で見えなくなった、「自分たちに対しての自信」のようなものもきっと取り戻せる。平和と自由、そこに誇りと自信があれば、他に何もいらないだろう。僕はそれを願っている。全ての経験を吸収した上で、平和な王となれ。