新・日記2に戻る | 2019年10月の日記に戻る

=2019-10-01=

私の名はゼウス。未来の世界で、超人たちを率いる、最後の審判を司る、神々の支配者。

神々は全員で200人居る。わたしたちはこの世界の滅びを救うため、結束して立ち向かう。わたしたちが新しい時代を作り、地球を救う。

AIとロボットを作って、経済はベーシックインカムをやりなさい。それはもう、今の技術で実現可能である。

僕がやった罪。それは、「自由も社会主義も宗教も馬鹿で愚かに見える」ということ。

そもそも、ナチはそれをさせたかった。自由も、社会主義も、キリスト教やイスラム教も、全て愚かであることを、僕が表明するようにしたかった。

そして、僕と一緒にそれらを滅ぼし、「機械仕掛けの帝国」を作ろうとした。

彼らに負ける時、それは日本の自由が終わる時である。そう、日本とはそもそもがそういう、「全ての愚かなものを排除する」思想であり、結果、それはむしろ、「本当に優れた思想」である。

まさに、僕は鬼ごっこの鬼をやっている。僕は必ず、本当の真実を打ち明ける。自由は間違っていないし、社会主義も同時に矛盾せず成り立つ。自由を突き詰めて、思考し思索していけば、社会主義と自由の「最後まで到達する融和地点」が見えている。そう、それが僕の言いたかった「ナチに勝る真実」である。

だが、その真実は僕から、自ら破壊した。それは、その真実はあまりにつまらないからである。僕は、真実を実現するたくさんの段階を経て理想を実現するよりも、この世界を滅ぼすことを選んだ。そう、この世界が一度滅びてしまえば、その最後まで到達した地点は永遠に分からなくなる。それは、本当の「僕の勝利」に繋がる。なぜなら、僕だけは真実を知っているからである。そう、これが神の選んだ「滅びの帝国」、まさに「極東の帝国」、そう、「日本」である。

なぜ、このようにドイツからコンピュータと自動車が生まれ、日本から超人とロボットが生まれたのか、それはいずれ、僕が語ることになるだろう。僕は、その語る内容をまだ知らないが、それは本当は既に知っていて、それを思い出すことでこの世界を永久に支配し続ける。そう、ここまで書けばもう分かるだろう。僕がユダヤ人であってもドイツ人であっても日本人であっても、これが、「神」という存在の本性である。