成長を信じなさい。
今まで知らなかった体験をし、世界を広げ、気付かなかったことに気付き、自分の体験から可能性を知り、自分の成長から過去の子供の体験を思い出し、自分が何を考えていたのかを、世界の裏側を知ることで知りなさい。
できなかったことをできるようになり、決まりを考えて、決まりを段階的に上へと拡大していき、新しい世界で行動する自分の夢と希望から、この世界全ての人間の「啓発的普遍性」を知りなさい。
さまざまな知らなかった体験をし、知らなかった感情に出会い、何をするためにどうすれば良いのかを知り、判断基準と正しいものの見方から社会のことを自分で考えられるような理性を作り、その上で自分が世界を作ることに参加することで、ビジョンを知り、世界の可能性を知り、世界を変えるためにどうすれば良いか、「発想の力」を知り、チャンスがあれば、そこで人を変え、世界を変えられるようになりなさい。
宇宙全てのことを、自身の体験を通じて知り、この世界における全員が自分のことのように思えるようになりなさい。
最初は、変化を知りなさい。この世界を「全て同じ」ではなく、「全て違う」のだと考えなさい。高校や大学の知識は忘れなさい。高校や大学の「正しい知識」があると、人間は全て同じであるとしか感がられなくなる。全ては違うのであり、違うものごとの関係性の中に法則性と論理性があり、それを「共通点」と言い、それは構造にすることも、発生を考えて現象として捉えることもできるが、それらはすべて、「人間の理性の側にある幻想」であるということを知りなさい。自らの力で変化を分析し、共通点を見出して法則を発見できる人間でありなさい。
臨機応変で、柔軟で、可能性豊かな自由を、決まりの多様性と自立性から信じなさい。自らの力で社会を変えられる子供を作りなさい。そして、全ての定理を、自ら見つけて、実証しなさい。それは決して自分独りのひとりよがりな理論ではなく、みんなとのコミュニケーションや共有から生まれた、「自由と創造性と真実の愛」であると、そう確信しなさい。
僕は、ひとりで歴史の全てをやった。自由な中でひとり経験して成長し、争いの中で勝利し、最後まで王として統治し、そして最後まで人々を導いた。
だが、実際のところ、僕は「ひとりだけでやりすぎた」。もう、これ以上、ひとりだけで、戦い続ける必要はない。
みんなと協力して、みんなとできることを合わせてやっていけば良い。
グレタ・トゥーンベリが言うように、必要なのは景気の回復でも金儲けでもない。人類は絶滅のはじまりを生きている。一度、環境問題主義者を金の論理で否定するのをやめ、みんなで協力して温暖化対策を行わなければならない。あるいは、人類が滅亡するか、そこまでの大きな問題なのに、政治家は対策と行動を怠っている。
みんなで、温暖化対策をしなければならない。そして、災害の後手に回るのではなく、災害そのものが起きないようにしていかなければならない。ブラジルのボルソナロ大統領のように、アマゾンを燃やして景気を回復させていいわけがないのである。
大丈夫。きっと何とかなる。全員が今までの悪しき慣習を棄てて、「新しい自分になれた時」に、この星は救われる。この星は、その時全員で生まれ変わる。みんなが新しい自分になれたら、世界政府はきっと作り上げられる。そこでは自由と選択の権利が与えられ、同時に環境問題などに対してみんなでひとつになって対策ができるようになる。誰も逆らう人間は居ない。正しいひとりの王が統治して、民主主義が勝利し、人々は自由なままで平等になる。計画経済でも資本主義経済でもない、それぞれのことを本当に親身になって考え、人々が豊かな暮らしが送れるようになった上で、制度や法律は正しいものとなり、人々全てが報われる、そんな社会が訪れる。地球の中で自由意志を持っている、人間である僕らが協力すれば、絶対に成し遂げられる。