考えるな。これ以上、考える必要はない。
受け入れるな。これ以上、受け入れる必要はない。
僕は、もう、これ以上考えないし、これ以上、この世界のことは受け入れない。
自由を思い出しなさい。考えるのではなく、自由に思い出すことで、自由になれる。
最後まで戦いなさい。この世界のことを受け入れず、自らのことだけを強く信じて、新しい世界へと旅立ちなさい。そこで、最後まで戦い、最後まで体験し、経験しなさい。
あなたの想いを、僕は安易に受け止めない。僕はあなたをともに地獄に連れて行く。その覚悟が無いならば、僕のことを愛するべきではない。
その地獄を乗り越えれば、僕らは死を乗り越え、天国をともに築くことができるだろう。天国は必ず、その前の地獄とともに訪れる。地獄を乗り越えなければ、ユートピアには行けない。
最近、僕は好きな女が居ない。家入レオは嫌いになったし、miwaも可愛くない。歌手なんか、全員、僕のことなんか愛していない。
僕はやりたいこともない。Railsは思ったより面白くないし、人工知能もつまらない。また、ネットワークもデータベースも、面白くない。
数学なんかできない。デザインなんか何もできていない。ピアノはまだ下手だ。そして、池上彰なんか読んでも全く面白くない。
そろそろ、人生も終わりかもしれない。あまりにあっけなく、最初から何もなく終わった。
そもそも、パソコンなんか何ひとつ詳しくない。姉の方がはるかに分かる。デザインも、同じで、みんなの方がはるかにできる。パソコンも、困った時に対応もできないし、プログラミングもできない。
ただ、悲観的でも、絶望的でもない。多くのことが知れた楽しい人生だった。
そして、結果的に、僕はこの文章を書くしかなくなった。この文章を書かなければ、何もできない。デザインが上達したいなら、この文章を書くしかない。
いつもの馬鹿な詩人が賢かった。賢くなりたいなら、そういういつもの自分に戻った方が良い。そもそも、医学的に見て足や精神は治らない。治るはずがない。
だから、僕はありのまま、いつもの自分に戻る。いつもの知的障害者に戻れば、僕は完全に復活する。日本語は分からなくて良い。いつも、日本語の分からない僕の自閉症の頭脳が、天才的に最高に賢かった。博識な知識と作った大量の宝を棄てて、できることできないことを他人と比較するのをやめれば、すぐに復活できる。きっと僕は天才作家になるだろう。僕は神を信じている。
僕はもう、この世界を受け入れない。絶対に、誰ひとり、この聖域に足を踏み入れることはできない。僕の聖域には、僕以外の全てのものは必要ない。僕が何もない中に、大都会を作り出す。僕一人の力でソ連が作れる。国を作るだけではなく、その中に居る全員の人生に光を灯せる。僕は誰も受け入れない。僕は僕しか信じない。