新・日記2に戻る | 2019年6月の日記に戻る

=2019-06-26=

僕は、心理学の勉強をやっぱりやめることにした。

本屋に行って書籍を見たところ、心理学は僕の思っていたような学問ではなかった。僕は勝手に、「人間が成長し賢くなる学問」のようなものを心理学に期待していた。

僕は、むしろ、経済学の勉強をしようと思う。

そして、そろそろ、新しい本はもう買わない。これ以上、本を買って読む必要はない。

言ってしまえば、もう終わりである。これ以上、新しい知識は必要ない。僕の人生はここでひとまず終わりである。

そして、そろそろ、僕は勉強するよりも働きたいと思う。プロのグラフィックデザイナーにはなれないかもしれないが、今の作業所での労働が、何かに結び付けば良いと思う。僕ももう30歳である。

多重人格になりたいのであれば、すでになっている。昔の言葉と今の言葉を分裂させて、思考的な対話の方と現実の人々との会話の方に分かれ、綾波レイとビル・ゲイツを分裂させれば、すでに多重人格だ。

経済学の本を少し読んだ。そして、もう、経済学の勉強はしないことにした。

その理由は、経済学者による資本主義の経済学が、あまりに能無しで無能だからである。

たとえば、「市場経済の需要と供給の関係から、安定的に物資が供給され、田舎のガソリンスタンドでもいつでもガソリンが買える」というが、これはガソリンのように誰もが欲しくて人々が買いに来るものに限った話であり、自由経済では田舎の鉄道の路線が少なくなるように、間違っている。

また、ポーランドでは5時間待たなければ食肉一切れも買えないというが、そもそも資本主義の経済では高価すぎて貧乏人には買えないものがたくさんある。田舎に住む自動車が変えない貧乏人はどうすれば良いのか。

ただ、社会主義経済が間違っていたというのはそうだろう。それに、今の現状の日本の「旧共産圏への優位性」から考えると、簡単に経済学者の言うことには反対できない。資本主義の経済の方が優れていることを、誰もが知っている。

だからといって、経済学が正しいわけではない。彼らは脳がなく、能力もない無能に過ぎない。みんなを洗脳し、中学高校で政治経済を詰め込んで大学の経済学部ですぐに馬鹿になるように洗脳しているだけである。

また、右翼の言うことも正論ではない。軍隊を増強すればするほど、とても強大な軍事力と兵力を向上させ、対抗に対する対抗から兵力はどんどん増えていく。誰も、そんな人殺しの国境分断論者は望んでいない。軍隊なんか、必要ない。軍事力に対して軍事力で対抗するのはやめるべきである。ガンジーのように、暴力に対して非暴力で対抗しなければならない。

実地的に社会を知る、ということは、単にネットでコミュニケーションする、ということではない。この世界にあるさまざまな環境や状況を知ること。滅びた世界、ルールを作って自治する世界など、まさに「インターネット社会」を知ることで、必ず「この宇宙の全ての環境を知る」ことができる。全ての世界を知ったものに、怖いものは何もない。恐怖の戦いが、それも自分の望まない地獄があったとしても、その地獄を平然と笑い飛ばし、戦いを楽しめるようになるだろう。それこそ、英雄である。