狂っているのを治すためには、「狂ったフリ」をやめること。
いつも完璧に行動していると、完璧でないことが受け入れられなくなる。完璧に生きることはできない。完璧に囚われすぎないようにすること。
僕は、女から男になる。
男には、愛は要らない。愛は、惑わせ、知性を奪い、狂わせ、自由を失って傷口を知らない間に増やした後で、敵に向けたナイフが自分に牙をむく、そういう感情である。
男は、愛よりも自立を目指した方が良い。
それから、あまり人のことを愛しすぎない方が良い。逆に殺されるからである。自分を守るためには、自分をいじめる人間や殺す人間を殺さなければならない。
僕は、少しでも僕に逆らう人間を殺すだろう。だが、全員は殺さない。全ての人間のうち、優れた人間たちだけを優遇して、生かすことだろう。それによってのみ、インターネットは死んでいく。インターネットは要らない。間違った人間たちのたまり場になっているから、僕はインターネットを殺す。それで、日本は正常な理性を取り戻すだろう。
男になると、逆に、無駄な「分かる」がなくなる。女は分かる人間が多い。男は、堅実に頑張るべきであり、間違ったものはすぐに殺すため、分かることがない。分かることは驚きと同じであり、精神に害を及ぼすからである。
そう、そんなに嘘を分かっていると、嘘と本当の違いが分からなくなる。狂った人間は、完璧を目指すあまり、まともなことが分からなくなっている。解決策は、「分からなくなること」以外にない。一度、全てのことが分からなくなれば、「知った瞬間にすぐに分かる」ようになる。それが最後に待っている希望である。