新・日記2に戻る | 2019年4月の日記に戻る

=2019-04-23=

私の名前はフレイ。ヴァン神族(ヴァーニル神)の長。全てのことを悟り、自らの経験から精神のマスターとなり、失敗と苦しみを乗り越え、世界を導き、一瞬の悟りからこの宇宙全体の知を知る、崇高で聡明な神。

私は、今から、この世界を完全に正常な世界にする。

私のせいで、世界は成長しなくなっている。成長という概念がどこかへと行って、「何もできない自由」になっている。

成長するためには、「何もなくなる」ことである。成長とは、何もなくなって、消え去り、強くなる過程に過ぎない。特に、学校や大学のようなものが成長とともになくなることで、人間は病気が治る。

治りたいのであれば、成長し、強く生きなさい。そして、成長するために、何もなくなりなさい。

精神は、まず、押すだけではなく引けば治るだろう。適度に使い、適度に休めば治る。だが、本当は、時間の流れそのものがおかしくなっている。この世界を完全に停止させて、世界を滅ぼしたせいで、自分の時間がロボット人間になっている。

だが、あまり治しすぎない方が良い。治しすぎると、できていることができなくなるからである。

デザインや執筆をやりたいならば、時計のロボット人間は治さない方が良い。とても強く聡明な知性を持っているからである。

そして、もう一人の女神、フレイヤがここに居る。だが、フレイヤについて書くことはあまりないだろう。

成長することができれば、精神の異常はすぐに治る。恐怖も、歩き回る地獄も、疲れも、馬鹿も、全て成長で治る。僕は、18歳の頃から成長が止まっているから、今から18歳以降を生きる。そして、21歳になればもう変わらなくなる。

これ以上、何も変わらず、何も起きない。それによってのみこの世界は平和になる。フレイはこの宇宙の裏側の悟りを全て知っている。フレイに任せれば、この世界は正しい自由な社会になる。

日本の問題点は、賢い会社がもう、ほとんどなくなっていること。アップルが任天堂をもし買収したとしたら、もう、日本は終わりである。日本には何も残っていない。日本はこれで、終わりだ。

ロシアについて言えることがあるとしたら、極寒のシベリアを誰も欲しくないから、領土が大きくなった。そして、そのせいで、分散した田舎の社会を、ロシアは皇帝によって統一するしかなくなった。大きくなって、中央集権になったせいで、平等になった。ピョートルやスターリンのようなことが許されるのは、そういう「特別で例外的なことをやる国民性」があるからである。みんなで、誰もしないことがやりたい。そもそも、ソ連はそんなに悪い国ではない。国民から悪いことが言われるだけで、本当はとても良い国である。平等で、公正で、正しいことしかしない国である。日本はロシアと付き合うべきだと思う。エネルギーや技術の分野で、互いに補完する関係を築けるだろう。相手にとって足りないものを自分が与え、自分にとって足りないものを相手からもらう、そのような関係をロシアと築けるだろう。日本はそれで、真の意味で平和な大国になるだろう。領土や工業・農業資源がほしいなら、ロシアが持っている。日本の技術力と豊かな生活水準を、ロシアに与えれば良い。ロシアの軍事力と日本の科学力を応用すれば、真に最高で最強の科学技術力も発揮出来るだろう。技術・経済大国の日本と社会主義を経験した超大国ロシアが合わさることで、「誰も経験したことのない未来」を作り出すことができる。もちろん、文化的な側面では、ロシアの美しい建築技術と日本の侍やオタクの文化が合わさることで、今までにない「全芸術の融和」が発揮される。ロシアの文化は、日本と良く似ている。特に、民衆の衣服や髪飾りのような文化は、日本の和服の文化と合わさることで、新しい可能性を発揮できるだろう。日本の新しいパートナーは、ロシアだ。

ロシアは社会主義による独自の弱者のための経済を構築したが、失敗し、豊かな国にはなれなかった。日本は、科学技術力を高めることで、「経済的進歩」を経験したが、そこには格差が生まれた。二つの国が合わさることで、「経済的進歩と弱者救済」という二つの価値が合わさって、究極的な可能性を生み出す。ここに生まれるのは究極の国、「太陽のロシア」という名前になるだろう。

ロシアと日本が融和することで、「文化の融和」が起きる。二つの異なる文化が融和することで、必ず生まれる「新しい価値」がある。ロシアも、日本も、それを生み出すことが苦手である。だが、一度そうした新しい文化が花開けば、それは「黄金期」の「文明開化」を作り出す。古代ギリシャがヘレニズム時代に新しい価値観を作り出したように、ロシアと日本は新しい太陽の国で、最高の新文明を作り出すだろう。そこで、新しい社会主義国が生まれ、それを僕は成功へと導くだろう。人々は平等になり、誰もが生きられる平和で幸せな永遠の自由な社会がそこにあるだろう。それで、もう、僕のやりたいことは、終わりである。

そもそも、昔の僕は、そういう文明の発展のことを言いたくて、ルネサンスとか古代ギリシャと言っていただけである。本当は、日本とロシアだけでなく、中国、朝鮮、インドを加えたい。それらのアジア帝国は、「太陽王国」という名前になる。太陽王国では、必ず全てのことを、構成国のどこかの国が一流に実現できる。だから、あらゆることに秀でた、「全ての面で一流の国」が生まれるはずである。この国は、「全てのことが得意な国」になる。そう、この国は戦時中に日本が目指していた、「大東亜共栄圏」と同じである。だがしかし、この国は日本の天皇を王にするわけではない。イギリスのような連合王国を私たちが構成することになるだろう。