新・日記2に戻る | 2019年4月の日記に戻る

=2019-04-21=

僕の名はヴァルキュリア。女の子のような男の子と、男の子のような女の子の二つの顔を持つ、永遠の18歳の女神。最後のソビエトを作り、成功させる王となる少年。人として第一の人生を、神として第二の人生を生きた、真紅の魂と純白の愛を持った、ユダヤのメシア。不動明王、キリスト、そして天の皇帝。

僕は、東アジアの王となる人間である。最悪の地獄の戦いを制して、この世界を支配する。

僕は、みんなが楽を求めているのに気が付いた。みんなは、可能性も、知識も、分かることも知ることも望んでいない。成功も、多様性も、解放も望んでいない。望んでいるのは、ただ、「楽」だけである。

僕は、みんなを楽にする。本当に楽で、安心できる社会になる。そのためには、狂って馬鹿になるのが良い。

狂うことで、怖くなくなる。死が怖いのは、正常な精神をしているからである。いくらか狂わなければ、死は怖いままである。死が怖くなくなれば、何も怖くなくなる。一時的に、狂えば良いのである。

相手の立場や環境を考えなさい。それぞれの生きている環境は違えど、同じ国に生きているという環境は同じである。もし、自分が相手と同じ場所に居たら、何を思うかを考えること。相手と同じ立場だったとしたら、自分も同じことをするだろう。それが、立場から解放された自由な人間は、その立場に束縛された不自由な人間よりも、いくらか自由にそのことをすることができる。人間関係や社会の自由を考えるにつき、どんどん可能性と意識は高まっていく。環境への適応から、全ての環境を作り出せるようになる。これが、僕の言う、「自由な段階」、あるいは「意識と可能性と価値観の高み」である。

科学者は、正しいことは何かを考えて、結果を積み重ね、知を作り、法則や原理を解明する。実験して、いつも同じになるようなら、それを「正しいかもしれない」と仮定できる。一度正しいと分かったことは、いつの場合でも正しく成り立つ。それを、僕は「人生の科学者」と呼ぶ。

本当のことを言えば、僕の名前の由来は定かではない。だが、僕はここに、東アジアの王として宣言する。私が王となる。私は北朝鮮の体制を継いで、民主化し、新しい国家を作るだろう。

言ってしまえば、アメリカとロシアが潰し合うのが良い。ソ連は、本当に最悪の地獄である。アメリカは、ただの馬鹿な金である。それらが潰し合えば、日本は良くなるだろう。昔の僕は、そういう「国際秩序」のようなことを全部書いていた。多くは馬鹿だったが、中には賢い発想もあった。「全体の構造を考えて、細部まで全部網羅する」という経済モデルだった。頭の中で、記憶の中で、全部分かっていた。

自分を許しなさい。自分を許せれば、他人も許せるようになる。みんなのことを許すのに、自分のことを許さないのがおかしい。自分も許して、みんなにも責任があることにすれば、その時点で自分の勝利である。そんなに自分独り、この世界のために頑張る必要はない。自分を許せば未来は明るい。このままやれば良い。いつまでも、何千、何万年と、この文章は続いていく。一行が人の一生になっている。毎日が千年周期である。ここに時間の意味は無くなった。私たちは、270億年を一日で行き来する。RADWIMPSが言っている通りである。ここに、運命とか未来とか、そういう言葉は意味を成さない。ここにあるのは、ただ1つの「光り輝く一瞬」である。この一瞬は、光の速さでそこに到達する、「光の人生」である。光とは、このようなことをする生き物である。

昔は、世界を「見做す」という考え方が多かった。この世界を経験だと見なす。契約だと見なす。秩序の創造だと見なす。価値観の多様性だと見なす。ありのまま生きることが、自分の人生を許すことであると見なす。人々を師匠と見做す。数学を言葉と見做す。そのように、この世界のさまざまなものを何かであると見なして、その上で説明し、仮定し、成立させることで、「それがそこで成立した時、それが何を意味しているか」ということを考える。そのような、経験論の哲学者だった。

僕は、18歳の男性と15歳の女性のカップルであり、「ボイエンガル」である。そう、僕はここに、ひとつの偉大な愛を残した。必ず叶うこの愛には、絶対的な「この世界全員を自分の子供にする」という育まれる愛が存在する。そう、僕は永遠の18歳であり、永久の愛を誓う15歳である。みんなより優れているのは、この世界のことを全て見なかったからである。自分から出てくるものしか信じていない。だから、この人間は、ここまで賢くなったのである。