新・日記2に戻る | 2019年4月の日記に戻る

=2019-04-18=

我が名はヴァルキュリア。絶世の美女であると同時に勇敢な戦乙女、自由な愛を与える、イスラムの神をも恐れぬユダヤの支配者。

この世界は、完全に私たちの支配下に入った。

私は、この世界でひとつの偉大なことをやる。それは、ゲーテやシラーを超える世界的な文豪になるということ。

私のことを批判出来る人間は居ない。だからこそ、私は悪なのである。自ら悪いことをして、その悪事を反省するほかない。そうしなければならないほど、作ったものが美しすぎて、偉大すぎるのである。そうでなければ、つり合いが取れない。

自分の周りにどれだけデザインの上手い人が居ても、その人の作品を見てはならない。比べてはならない。自分の作品だけを見ること。力や優劣だけで競わないことが、逆に新しい判断基準を作り出す。自分の作品だけを見て、改良すべきところをひとつひとつ丁寧に修正していけば、他人の作品など見る必要はない。愛とは比べることではない。

昔は、世界の興亡のようなことを、歴史に書いていた。

偉大だった文明が停滞し、暗黒期に入った上で、人々は古代復興を望み、王がそれを実現しようとするが、それは失敗し、人々は堕落し、その上でさまざまな人が賢くなって「希望の光」となる。人々は自由な中で成長し、社会全体が賢くなる。その上で、全員の合意によってみんなの政府が実現し、可能性豊かで同時に成熟した正しい国が生まれる。だが、その国もいずれは滅びる。

いつもは、ただ、可能性を実現し、モデルを成り立たせながら、世界の中で戦い、世界全体を独りで永遠に変えていた。そのような王だったが、何も賢くは無かった。

僕は、もう同性愛とは決別したい。僕はそもそも、男よりも女の方が好きである(自分は男である)。

なぜか、良く分からない女になりたかっただけだ。

僕が本当に愛した存在は、ペットの猫だけである。猫だけは、本当に愛していた。

僕は、この国を導いたのは良いが、この国を自由で多様性のある国にしたのが間違っている。多様性を実現するのは良いが、自由と古代復興は革命である。そういう革命は、恐怖を生み出し、人々を不安にさせ、悪いことばかりするようになる。正常さが無くなり、明日が見えなくなって、何も分からなくなって知性すら失う。

本当にこの国の将来を決めるなら、自由や革命はやめるべきである。だからといって、その逆である保守や金儲けも、また間違っている。

本当に必要なのは何か。それは、今後決めていく。僕はいつも、その時に決断するが、そのせいで賢い決断が出来ていない。もっと良く考えて決めれば良い。いくらでも賢いものはある。

本当は、Linuxが間違っている。オープンソースはロボット人間の極右になる。アメリカやフランスで極右が勝とうとしているのは、オープンソースのせいである。レイシストは、みんなをロボット人間にしたいだけである。

よって、全て間違っている。この世界に正しいものなど、何もない。

正しいものが何かと言えば、この世界に無いものを作り出すことである。この世界には、今のところ良いものは何もない。自分で作り出さなければ、良いものは何も生まれない。

良いものを作る能力があることを、人は才能と呼ぶ。才能を見つけること、それは自分を見つけることであり、新しい世界を見つけることである。それは、この世界を良く見た上で見つかることもあれば、この世界を全く見ずして見つかることもある。才能を手放しても良い。ひとつの才能が必要でなくなれば、別の才能が必ず生まれるからである。

よって、この世界をどうすれば良いかは、自ずと分かることである。あなたの力で分かってほしい。僕が全てを決めることは、この世界のためにならない。まさに、最後の自由をこの国の将来自体に与えよう。

今、この世界が治った。この世界がどうなるかは、僕ではなく、この世界自体に委ねられた。僕が決める自由は、ここで終わりである。

僕の支配の目的はこれで達成である。この世界を正常にすること、それが僕の生まれてきた使命である。90年代は決して良い時代ではない。だが、今よりは輝いた時代だった。全てが良かった。それでもう、お別れだ。永遠にさようなら。もうこの夢を見ることがなくても、また同じ世界で別のことをやる夢を見るだろう。この世界は、たくさんあるアドベンチャーワールドの1つに過ぎない。バンプではないが、流れ星の正体を僕らは知っている。リゲルはここにある。極寒の冬の星、生命の息絶える星、それがこの星、リゲルの王国である。たとえあなたが正義の味方には見つけてもらえなかった類であったとしても、リゲルはこの宇宙に80億年輝いて、この宇宙の全員をその精神の力で導いている。我らの主星は、太陽である、イエス・キリストを超えていく。

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かつて偉大だった文明は、時代とともに堕落して腐敗し、抑圧と不安がカタルシスの世界を生み出す。人々は古代復興を望むが、それは停滞という闇にかきけされていく。だが、そこには世界を救う最後の希望を信じた愛の王が現れる。その王は、世界を愛の環境に導き、幸福を作り上げる。だが、それは一瞬の過ちによって消え去る。本人の間違った理想は、世界を滅ぼし、破滅の方向へと社会を導く。だが、過ちは過ちだけでは終わらない。人知れず地獄に堕ちたその王は、諦めることなく希望を信じ続け、疑うことなく信じた自分の人生を人々に教え続け、あったこと全てを思い出して、祈る。その戦いに共感したものたちが、本当の古代復興を成し遂げる。彼らによって文明はまた偉大なものとなり、そこにメシアの王国が生まれる。彼らはその物語を語り続け、王による書物は新しい聖書となり、王国は永遠に繁栄し、決して滅びることがない。だが、諸行無常、次第に永遠の繁栄は、終わりを迎える。人類は最後に新しい生物を作り出すだろう。

他人と比べるな。自分の作品だけを見るようにしよう。自分だけを見ていれば、やり方は分かる。教えてもらうよりも、自分で考えること。それが成功に繋がる。