Facebookにも書いたように、昔の僕は「還元的な社会の世界観」を書いていた。人々が生きる中で、社会に関わり、参加し、その上で環境を変え、発想を共有し、意見を集積し、システムをみんなの手で作る。そして、政治体制は参加と権利によって民主的なボトムアップな影響力を自然に共有する。社会全体を「新しい発想」で「可能性を高める」ことで作り上げる。その社会は、さまざまな体制と歴史を経験し、国家は変わっていく。しだいに自由と平等から多様性が生まれていく。そして、文明的な発展から、より成熟した社会になっていく。それは歴史的過程を生み出す。
そのような、「社会システムという意味でのボトムアップ」を良く書いていた。
また、実際の社会体制やシステムを、「提案」という形で良く書いていた。この世界で人々が何をし、どのように社会に参加し、何を考えて社会システムを作り、多様性のある敵視を築いていくか。そのような観点に立って、社会モデルと精神の歴史を創造し、その上で心理学のような形で人々の心の因果性と心の真相を理解していた。
精神のマスターへと至る過程と、社会を知りながらどのように社会を形成し、「自由な社会体制」を築いていくか、ということが、昔の僕のテーマだった。最高の王となって、精神世界の全てを知った。永遠と刹那の王だった。
昔は、還元的でボトムアップな社会の自由な変化と歴史の過程を叙述していた。環境に人々が参加し、システムを作り変え、世界を変え、多様性を実現する。そのように、社会や歴史を言葉で作った。