新・日記2に戻る | 2019年2月の日記に戻る

=2019-02-09=

自由を信じなさい。柔軟性と自立を信じなさい。

客観視しなさい。客観的に考えなさい。

それぞれの世界観と人生が、それぞれの中にあると考えなさい。

状態と現象を、現象学的に考えなさい。

可能性の最も高い道を選びなさい。何にでもなれるようになりなさい。

全てのことを、実証して考えなさい。実験し、証明し、それがそうなる理由を考えなさい。

それがどうしてそうなるか、いつどうなるのかから心の現象学と社会の可能性を考えなさい。

もう、僕はこれ以上何もしない。終わりだ。

本当のことを言えば、もう、この世界で僕と同じことはできない。今からできなくなる。それで終焉である。

この世界は平和になる。これ以上、自由な独裁者は何もできなくなる。

嘘を信じなさい。一度、自分の分かったことや知ったこと、経験や人生を全て消して、壊して、嘘か本当なのか、分からなくなりなさい。それで、大人になって馬鹿になっているのが治る。永遠の逆戻りによって、ひとつひとつ人生が元へと戻っていき、己の罪と功績の全てを暴いて暴露する。その過程を、この世界に晒しなさい。

二次元の女ではなく、三次元の女を好きになりなさい。あなたの中の知性と、エッチな部分を治しなさい。そして、二次元空間ではなく、三次元空間に慣れなさい。動いているものと止まっているものを同時に見ることができれば、すぐに歩き回る狂人の頭が治る。

僕はもう死んだ。僕は、もう、この世界に存在しない。あなたと愛し合うことはできなかった。だが、本当は、僕よりもこの世界のあなたのことを本当に愛した人間は居ない。僕はこの世界のことを、愛した。それも、あなたという、誰かの目線を通じて、この世界の全員を愛した。あなたは僕を知らないし、僕もあなたを知らない。だが、夢の中で僕らは恋人になるだろう。僕はあなたに全てを捧げた。だから、あなたも、僕を恨まず、憎まず、愛してほしい。その愛を永遠に誓うことができれば、僕と僕の間に生まれた不思議な二人の愛の相姦も、消し去ることができるだろう。あなたが僕を愛してくれるならそれで良い。僕は、それで、自分の性愛の部分を、まるで病気を治すように愛して、この世界の死の先の世界へ、独り、旅立つことができるだろう。

さようなら。ものがたりはこれで終わりである。いつか、どこかで、会えたら、きっとあなたは僕よりも先に、僕を見つけてくれるだろう。その時を待っている。