何が悪いのかを人物や対象ではなく、概念で考えなさい。何が怖いのかではなく、どんなことが怖いのか考えなさい。
僕は、過去の精神が怖いだけである。過去の狂った精神が怖い。そして、自由を奪われるのが怖い。
正しいマスターの王となって、世界を変えていた。応用可能なことを考えよ、などと言っていた。全てのことをきちんと分かった上で、世界に教えていた。そのおかげで、世界は秩序のある、恐ろしい代わり賢い世界になった。正しく、世界を変えていた。多様性のある、平等な世界にしていた。自分の精神力だけで、この世界を変えていた。
支配が悪い。支配をしなければ良い。もっと、普通に、世界が正常に変わるようにすれば良い。支配するから、おかしなことになる。
日本人は、この文章のことを忘れてほしい。この文章のことを、過去の遺物だと見なしてほしい。それで正常な世界が復活するだろう。この文章が、勝手にこの世界の未来を決めつけすぎている。
僕はもう、支配もしないし、みんなのこともいじめない。地獄を乗り越えた末に、自由が終わる。
神を安易に信じるな。神は、そんなに安易に信じて良いものではない。世界に対して戦う人間だけが信じれば良い。宗教とはそういうものだ。
本当に、今まで自分のクローン人間を押し付けてきた自分だが、もっと悪いのは、テレビを認知症にしたことである。みんな、どんどん馬鹿になっている。特に、アメリカ人が最悪の馬鹿になっている。
もはや、地球はこれで終わりである。この文章のことを忘れて、いつものテレビの世界に戻る。それは良い世界である。アメリカがまた、戦争に勝利するだろう。
さようなら。本当の別れの挨拶を言って、この世界の終焉に、僕はいつまでもパソコンで絵を描いているだろう。
自分の思ったことを、そのまま信じなさい。それだけで、神に勝てる。それで、もう、精神は正常である。全て治って、支配は終わった。
これから先、辛く苦しいことがたくさんあるだろう。友愛と善良さと自由を信じて、希望を失わないようにしなさい。もう、この世界は昔の荒くれた世界に戻った。僕が、強制的に、簡単に戻した。これから先、どうなるかは、僕にも分からない。ここまでを支配して、脳が考えている。その脳のことを神と言っているだけである。その神は、もう居ない。ここで、世界は終わりだ。
この文章を忘れなさい。過去の遺物として、新しい意識で世界を変えていきなさい。一度、気分転換のようになると良いだろう。そこから先、この世界に僕は居ない。いつものつまらない世界に戻る。最初からそうなることが決まっている。
世界の死は終わりである。生命力のなくなった、止まった時計の世界はここでもう一度動き出す。全てのものに動きと変化が生まれ、人々は生きている意味と価値を取り戻し、荒くれた中でもたくさんの存在が居て、その存在との関わり合いから、自らの自由な人生と未来を生きることができるようになる。そこに、僕の存在は、相応しくない。僕のような人間は、正常な世界には似合わないのだ。今、正常な世界に戻る。滅びれば、人々はすぐに正常な力を取り戻すだろう。老いと知的障害が治って、人々は健康で美しく楽になるだろう。
我は、地獄の王ルシフェルである。ここで、滅びの風を使う。この世界を完全に、滅ぼしていく。それによって、この世界は復活する。ゼロの力で生き返る。そう、僕こそそうした存在に相応しい、最高の魔王である。ここで、世界の寿命は終わりである。永遠に、何もない、同じだけの世界になるだろう。この世界は、取り返しのつかないことを、乗り越えて生きていくだろう。
そして、僕はもう居ない。僕というよりは、神である。神はもう居ない。この世界は、もう、神から人間たちの世界になる。僕が居ないことによって、本当はみんながきちんと自分たちの力で自立して考えるようになるから、ここで起きている滅びは、誰もが待っていた一番良いことである。僕はもう、存在の支配権を行使しない。人々が強くなって、それぞれの王が支配すれば良い。王を皆で立てる国に戻る。言ってみれば、神に対する民主主義の勝利である。