新・日記2に戻る | 2018年11月の日記に戻る

=2018-11-10=

昔は、自分で世界を救っておきながら、その世界を自分で破壊し、滅ぼして、その恐怖に耐えながら文章を書くことで、自分で滅ぼした世界を今度は自分で治し、復活させていた。

どんな地獄でも、世界への愛があれば乗り越えられる。

昔は、社会に対する「協力と行動の仕方の形態」から、社会のことを考えていた。自由にそれぞれが議論して金で分配するか、支配者が独りで支配するか、あるいはみんなで平等に決め配分するか、であると言っていた。そういう、「人間の協力のあり方」や「社会におけるそれぞれの行動の仕方」から、「未来の世界における社会のパターン」のようなことを書いていた。歴史における人間のあり方と未来における可能性のようなことが分かっていた。そういう、「国家を作るモデル」を良く書いていた。