怖いのは、ただ、思い出すのが怖いだけだ。怖いことが多すぎて、怖くなっている。一度全部忘れて、その上で最近だけを思い出せば治る。最近は怖くない。
自分は、この世界の「世界精神」を「自由」にする。世界精神が自由になれば、みんな安心して、きちんと考えた上で行動するようになる。それで、この世界は終わりだ。もう、何も分からない。導きから解放されて、自分らしく生きられるようになる。独立性を高め、モデルを創造し、人々を同じにするだけの、ファシズムの支配者は終わりである。
怖くて疲れるのは、行き当たりばったりで先のことを考えず生きているからである。もっと、先を読めば良い。先に何をするのかを予想して考えれば、子供のように安心して楽ができるようになる。
一度、子供になれば良い。特に、自分は、賢くなりすぎただけだ。もっと分かりたいのであれば、一度、馬鹿になった方が良い。賢い人間にはピアノや絵は出来ない。子供に戻って馬鹿にやっていると、すぐに発見が得られる。子供は、馬鹿に見えて、必ず何かを失敗し、その失敗から何かを知ることが出来る。大人は失敗しないせいで、何も知ることは出来ない。子供が賢い。