新・日記2に戻る | 2018年10月の日記に戻る

=2018-10-05=

自分が自分であれる、ということに喜びなさい。価値観やアイデンティティを吸収し、みんなのことを自分のことのように知りなさい。そして、それを自由に実現できるようになりなさい。

自分が望む自分であれること、価値観やアイデンティティを吸収し、自分のことのように自由に実現できることで、全てが自由に実現できるようになる。

昔の自由は、そういう、「アイデンティティの自由」だった。同時に、人々がアイデンティティを実現出来ない苦しみを知り、この世界のことを哲学・倫理的に考えることで、新しい世界の可能性を探っていた。

世界は、自由なままでも変えられる。自由を失う必要はない。そして、相手のことをソクラテスのように自由に導く、偉大な聖なる導きが世界を変えていくだろう。

自分が自分らしくあれることを喜びなさい。権力は必ずしも悪ではないが、支配は悪である。自由に、人々のことを幸福にするような権力を行使しなさい。そのためには、自ら力を捨て、相手を自由なままで平等にすることである。

ただし、実現力を持つことは悪ではない。だが、善を実現しなければ意味がないだろう。そのためのビジョンを考え、冷静で、だが独創的な理性と発想力を持ちなさい。そのために人々のアイディアを吸収しなさい。経験するためには、人に教えられたことを鵜呑みにするのではなく、自分の手で経験することで知りなさい。「人々が言っていたことは、こういうことだったのだ」ということを、自分の実体験から知っていきなさい。ネットで経験する中で、歴史のような文明的な理性と経験、そして発想法が分かってくるだろう。この世界の全てを、心の中に「育てる」ことができるだろう。

これで、僕の歴史は終わりである。完成であり、終了である。もう、全てが終わった。この世界は黄昏の世界である。