ものを変えるよりも、ものを生み出す環境の方を変えた方が良いことはあると僕は考えている。
だが、その時でも、それぞれの自由は制限せず、またルールはみんなで決める。その上で会社のような自由な組織を許すことで、柔軟に問題に対処できる。僕はそうした、ボトムアップな社会の変化が好きである。
最近の、全部自動でやる機械やツールは良くない。
全部手動でやらなければ、人間は知性がつかない。
全自動のコンピュータ機械は人間を賢くさせているように見えて、完全に人間を馬鹿にしている。
どんなことであっても、手動で、自分の力でできなければ、それはやってもらっただけで、出来たとは言えない。
Linuxも、Illustratorも、Googleや素材サイトも同じである。自動で簡単にできるのは知性を奪う。デザイナーになりたいのであれば、手動でやることを重視しなければならない。
治らない精神の病気は、「変える」と「続ける」を繰り返せば治る。
そもそも、精神の異常は、変えることか続けることで治ることしかしていない。
また、不可逆的な変化を受け入れれば治る。あるいは、精神を浄化させ、心を清めれば治る。病気の基本は気からであり、精神が治れば多くの病気が治る。
失敗したように見えて、成功している。
失敗の全てを成功だと捉え直すことが出来た時、精神の正常さが分かり、病気から自由になる。
血液中の汚いものは、分解して外に出すしかない。微生物に食べてもらおう。