経験的に、心の理由を解明していた。「それは当然そのように考えるだろう」ということから、みんなの延長線上の人生と自由を体験し、この宇宙の全ての段階を知っていた。
辛い時は、何もせず、あるがままに許すのが良い。不意に予想外のことが起きるのを許し、ありえない進化を起こせば良い。それで、精神は治る。
その道は、「自分が理解出来たら、みんなも同じように出来る(分かる)だろう」という道だった。自分の先にあることを開拓し、人々に自分の成果を分け与えようとしていた。先駆者であり、開拓者だった。一人、自分だけの違う人生を歩んだ。人々とともに生きて、自分独り孤独に生きた。だが、これがまさに道であった。
僕を愛してくれて構わない。「人を好きになるということはこういうことなのだ」ということに気付きなさい。僕らはワルキューレだ。僕らはきっとこの世界を作りかえるだろう。さあ行け。この先に待っている孤独の中で、あなたは永遠の時を知るだろう。決して叶わない恋は、既に叶っている夢とともに、限界のない無限を知るだろう。あなたを新しく作り変え、人々を愛の気付きに陥れるだろう。これは生まれ変わりのものがたりである。これは永遠の神の愛である。どんなに「ばかげている」と思っても、ここに僕と君が居た、それだけは確かだからだ。
全てを失っても、そこに残るものはある。全てを忘れ、世界を滅ぼしても、この星には何かが残っている。完全無欠のヒーローは、勝つことを知らない。他人を負かすことが好きな存在は、完全無欠ではないからだ。完全無欠のヒーローは、愛を知らない。人に愛されるだけの存在は、自分から人を愛する存在よりも劣っているからだ。
この世界は今から戦争になる。最後の戦いが始まる。平和はもう、ここで終わりである。最後の戦い、西側と東側の前面戦争が起きる。核兵器がたくさん落ちるだろう。非人間的なジェノサイドが起きるだろう。ここで世界は終わりである。地球温暖化を元に戻すことはできない。台風、地震、猛暑、豪雨、全ての要素で地球は荒廃するだろう。生命は滅び、地球は月のような岩石だけの惑星になる。
生命は太陽のおかげで生きている。そもそも、太陽と繋がっている。人間が神だと思っているのは、太陽の力である。全てのものは太陽にひれ伏す。虫の触角は太陽との通信手段である。日本人は太陽が好きだ。太郎という名前につける「太」は太陽から来ているのだ。だから、太陽が地球を作り変える。また、新しい星が宇宙のどこかで生まれ、僕らは生まれ変わってその星に移住する。その星こそ天国である。全ての地獄が今から始まるだろう。この世界は「終わり」である。そう、それで、生命は地球からさようならだ。